勝平:一番最初にキャラの擦り合わせみたいの、尾田先生が立ち会った中でやらせてもらって、「アニメよりも落ち着いた感じでやってください」というオーダーがあったんで、人間味を出す…人間味を出すっていうのも変だけど、向こうの役者さんに呼吸を合わせるっていう作業だったんで、やっぱりアニメとはちょっと違う吹き替えにはなりましたね。
そういう意味ではやっぱり緊張しました。アニメでは大丈夫だけど、この実写のウソップに果たして合うのか?俺、みたいな(笑)
平田:そりゃ、皆んな思ってただろうよ
真弓:思った、思った、うん。難しいと思った
岡村:難しいですよね
この投稿をInstagramで見る
<訳は適当>
I pitched a lot of ideas to Oda in our first meeting. One was about how to introduce Zoro in an action based scene to show off what he can do before we meet him in Shells Town. In an old SBS (fan Q&A) Oda mentioned that Zoro was previously recruited by Mr. 7 of Baroque Works and killed him in combat. This was exactly what I was looking for: something within canon while never actually shown in the manga itself. Oda turned to one of his editors and said: “Did I say that?”
我々の最初のミーティングで、私は尾田さんに沢山のアイディアを投げかけました。
その1つはシェルズタウンでゾロに会う前に、彼がどんなことが出来るのかアクションベースのシーンを使ってゾロをどのように紹介するかということでした。
尾田さんは昔のSBSで、ゾロはバロックワークスのMr.7に勧誘されたことがあり、そして彼を討ち取ったと述べていました。これこそ私が探していたもの。漫画では描かれていないが、カノン(※ここでは尾田先生が考えたONE PIECEの物語=正史という意味)に含まれるものです。
尾田さんは彼の編集者の一人に振り返ってこう言いました。
「そんなこと言ってた?」
The next day I was presented with this drawing. The only time Mr. 7 has been fully drawn by Oda. He said he was impressed by my knowledge of his world and he liked the idea. Holding onto this felt like I was carrying the Holy Grail. The first of many great conversations and interactions with the man himself. Someone I’m honored to call a collaborator and a friend.
次の日、私はこの絵をプレゼントされました。
尾田さんによって完全に描かれたMr.7(先代)はこれが唯一です。
尾田さんは私のONE PIECE知識に感銘を受け、そのアイディアが好きだと言ってくれました。
この絵を持っていると、まるで聖杯を運んでいるように感じさせます。
彼との多くの会話とやり取りの第一歩。
コラボレイターや友人と呼べることが誇らしい人物です。
尾田:イニャキ達、実写版麦わらの一味の冒険はまだまだ続きます。脚本が出来上がるまでまだまだ時間がかかりますので気長にお待ちください。さて、ここから先は麦わらの一味に優秀な船医が必要になってくる気がします。ご期待ください。