いや〜、油断してましたね。完全に。
7月22日に発売されたトレーディングカードゲーム(TCG)「ONE PIECE CARD GAME」(OPCG)の
ブースターパック第1弾「ROMANCE DAWN」は、
発売日早々に売り切れとなり、早くも引退者を発生させています。店頭の一般販売で無事買えたとしても、品薄のため、購入制限で満足に買うことは出来なかった場合もある模様です。
私はというと、OPCGを本格的に始めるかどうか当初は様子見だったので、予約状況は一切把握していませんでしたが、
どうやら予約販売分は一杯となっていたようで発売日前から転売価格での販売もあり、発売から2日経った7月24日時点では定価の3倍の価格での販売も確認されています。
そんな状況だとはつゆ知らず、発売日(金曜)の夜にスターターデッキ(7月8日発売)を購入した店に買いに行くと当然売り切れ。翌日、公式サイト掲載の取扱店を調べて少し遠出して探し回りましたが、ついに入手することはできませんでした。そもそも、取り扱い店舗にリストアップされていたコンビニエンスストアでは取り扱っている形跡が一切なかったのですが。
TCG売り場を見て回ると、OPCGに限らず、他のTCGもほとんど売り切れており、売り場には購入予約のチケットが置いてあったりと、どうやら
今のTCGは予約して購入するのが常識っぽいです。
これは、私みたいなTCGを昔やっていた人やTCGに初めて触れる人は面食らいますね。
OPCGはコレクション/対戦の目的を問わずワンピースファンからTCGに新規参入する人がほとんどでしょうから、多くの人が面食らったはずです。こうなると分かっていたのは、現在進行形でTCGをやっている人達やTCGを取り扱っている転売屋だったわけです。
昔話をすると、私がTCG(マジック・ザ・ギャザリング=MTG)をやっていた10年ぐらい前までなら、対戦スペースがあるカードショップに行けば、新商品に限らずスタンダード
(通常の大会ルールで使用できるエディションのこと。スタンダードから外れることを「スタン落ち」と言うが、OPCGに「スタン落ち」があるかは不明)のパックが沢山並んでいて、シールド戦やドラフト戦といった限定戦という、購入したパックをその場で剥いて対戦をする遊びが出来たのですけども、今のTCGの販売環境ではそんな遊びは簡単には出来ないですね。
今回のことに限らず、「子供がお小遣い握りしめて楽しみに買いに行ったけど売り切れで買えなかった。どうしてくれるのか」みたいなことを公式に直接文句言う人がいるのですけど、それはどうかしてると思います。
新規TCGであるOPCGを始めようと思ってる人から見ると、売れ行きが好調なのは安心材料であり、喜ばしいことではあります。
しかし、品薄で買えずでは新規TCGなのに始めようと思っても始めることができません。
先行販売されたスターターデッキも売り切れ状態で、現状、デッキ構築の基になる基礎パックのようなものはOPCGになく(※スターターデッキ構成のカードが全てオリジナルカードとなっている)、スターターデッキ封入のドン!!カード10枚がないとゲームを一切始めることができないので、これも問題があります。OPCGのシングルカード市場は当然まだ整っていないわけでして。
私はスターターデッキは1セットずつは入手しているので、スターターデッキに欲しいカードがまだありますが、とりあえずはブースターパックの再入荷を待つ感じになります(購入できる保障はないですけども)。毎回、新しいパック発売時に予約戦争みたいなことになるなら、萎えて引退すると思います(大会に参戦するつもりはなかったですけど)。
昔はMTGが流行っていたから特別だったのか、TCGって変わったなぁ、と。
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