月曜日のライバル10話目更新しましたなう。https://t.co/1EWXxdOcBJ
— いとうみきお (@AntoninLeopold) 2018年8月6日
ということで第一部完ってことになりましたなう。
相変わらずの短い間でしたがありがとうございました。 pic.twitter.com/3LSG3Hr7fA
ルフィは僕の理想の子供~「ONE PIECE」作者、尾田栄一郎さん
人気も、発行部数も、物語のスケールも、全てがケタ外れ。週刊少年ジャンプで連載21周年を迎えた「ONE PIECE」の勢いは、なおとどまるところを知らない。作者の尾田栄一郎さんが、これまでを振り返り、ルフィたち一味について語った。海賊王を目指す大いなる航海は、いよいよクライマックスにさしかかろうとしている。
――連載21周年、900回以上。長い航海に実感はありますか。
ジャンプの新人漫画賞の受賞者や、仕事場のスタッフに「『ONE PIECE』が始まってから生まれたんです」と言われるとびっくりします。そんなことで少しずつ実感しますね。
――物語が息長く続く理由は何でしょうか。
キャラクターが勝手に動くからですかね……。仲間集め一つとっても、連載当初は、悪人をやっつけて、そいつを仲間にして、とゲーム感覚で考えていたんです。でも、真剣に人間に向き合ってみると、いきなりやってきた少年から「俺と海賊になろう」と言われても、自分はついて行かない。物語に説得力がないと、仲間にならないとわかった。最初は10人の仲間を1年半で集めようと思っていました。20年以上かかって物語は80%くらいまで来ましたが、仲間はまだ9人です。
――ルフィは、尾田さんにとってどんな存在?
ルフィは僕の理想の子供。子供はこうあってほしいという願いそのものです。みんなを説得するようなセリフを時々言うけれど、あとはずっと子供でいてほしい。僕にとってミステリアスな部分もあります。また、そうでなきゃ困る。僕が全部理解できてたら、読者にも飽きられちゃいますからね。
――好きなキャラを教えてください。
インペルダウンでルフィたちを助けたイワンコフ、ボン・クレーといったオネエキャラたちは好きです。何をやってもギャップが生まれて面白いし、熱く描きたくなる。おじゃまキャラのバギーもずる賢いところが愛らしい。
キャラが女性に人気があるのはありがたいですが、基本的には少年読者がかっこいい、面白いと思えるように描きたいと思っています。例えばサンジはかっこいいだけではなく、エロかったりもする。同性に好かれるやつは信頼できます。
――ルフィの兄、エースの死は、読者に衝撃を与えました。
ここは本当に悩みました。ルフィが前に進むためには、大きな試練を経験させる必要があった。読者からの反響は僕の想像以上でした。僕も、ルフィと一緒に乗り越えなきゃいけなかったところです。でも、楽しいばっかりでは、長い連載はやっていけないんです。
――普段は、敵も味方もほとんど死なないだけに、なおさら驚きでした。
人が死ぬ場面を描きたくないのは、戦いの後に「宴(うたげ)」を描きたいからです。誰かが死ぬと、楽しい宴はできないじゃないですか。宴は僕の理想の友情の形です。最後も大宴会で終わりたい。
――エースの死後、ルフィが出したメッセージ「3D2Y」で、大きな転機を迎えます。
17歳のルフィのままでは、四皇などの強敵に勝てるはずがない。だから2年間が必要でした。ルフィたちの成長を想像で補ってもらうためです。再会までの期間を2年にしたのは、ルフィをそこまで大人にしたくなかったから。少年漫画であることにこだわりたかったんです。
――ルフィの夢、海賊王って何でしょうか。
ルフィにとっては「世界で一番自由に生きるやつ」が海賊王じゃないでしょうか。反面、ルフィはいつも、誰かのために行動します。目の前の人を助けることはかっこいい。人に喜んでもらえると自分もうれしい。恩を受けた人は恩を返す。そんなサムライの精神、人のために生きる「任侠(にんきょう)」の心は、世代を超えて伝わってほしいなと思います。
僕は昔の任侠映画が好きなんです。世界一のイケメンは菅原文太さん(海軍大将・赤犬のモデル)だと思っているくらいです。
――子供たちに、自分の夢を実現するために、何を伝えたいですか。
僕は漫画にメッセージを込めない主義です。でも、ルフィたちを見て感じることがあったら、受け止めてほしい。100人いたら、100通りの受け止め方でいいんです。
(読売新聞)
土方:おいそこのあんた、ちょっと止まれ
ゾロ:あ?
土方:あ??
土方&ゾロ:あァ????
土方:なんっかあんたの声、すっげー聞き覚えがあるような…
ゾロ:そりゃこっちのセリフだ。んで、用件は?
土方:用件っつーほどでもねえが、あんた、この辺じゃ見かけねぇ顔だよな。ここで何してる?
ゾロ:ジャンプ展に行く……途中だ
土方:ああ?ジャンプ展つったら…やってんの六本木だろ
ゾロ:知ってる
土方:知ってるなら、なんでこの辺ぶらついてたんだ
ゾロ:わかんねぇ、気づいたらここにいた
土方:ああ、迷子か
ゾロ:…………
土方:まぁいい。案内してやらんこともねぇ
ゾロ:すまねぇ、恩に着る。あんた、さっきから何舐めてんだ?
土方:マヨネーズだよ。知らねぇのか
ゾロ:ああ、マヨネーズか。…ん?マヨネーズぅ!?
土方:欲しいのか?一本やってもいいが
ゾロ:いらねェよ!!何本持ち歩いてんだアンタ!
土方:今日は3本だ。最低それぐらい必要だろ
ゾロ:不必要だろどう考えても今は!!…はぁ、それより酒が飲みてェな…
土方:やめとけ、また迷子になる…ン?って、もう居なくなってるうう!?
ゾロ:ん?…ここどこだ?…チッ、あのマヨネーズどこ行きやがった?