荘口アナ:(お便り)「以前、この番組に来ていただいた真弓さんが、バギー役の千葉繁さんがアドリブがすげぇーって絶賛されていましたが、アニメ「ワンピース」の中で実はアドリブだったよという台詞などがありましたら、それを含めアフレコの際の秘話などをお話しいただけましたら幸いです」。でも、真弓さんも仰ってましたが、アドリブってそんなにないって。尾田先生が書かれた台詞があるわけだから
岡村:はい
荘口アナ:千葉さんはそれを超えて千葉さんワールドがあったりするから
矢尾:はいはいはい。でも千葉さんもね、テストで(アドリブ)やるんだけど、本番戻すからね。「ずるっ」っていう
荘口アナ:そうなんですかw
矢尾:期待して待ってるじゃないですか本番、そしたら「あっ戻しやがった、この野郎」っていう時もありますからね
岡村:あはは笑
荘口アナ:じゃあ、リハとかでかましてくるから「おおっと、そう来るか」と
矢尾:リハはもうやりたい放題
荘口アナ:我々のイメージの千葉さんみたいに、どっからがアドリブなんだみたいな感じの
矢尾:柳沢慎吾か千葉繁かですから
荘口アナ:二人とも厄介ですね
矢尾:「あばよ!」って去って行きますから
岡村:千葉さんは私が見たのは、バギーが飛ばされる時に「お疲れ様でしたー!」て言って飛ばされていって、そしたらその後、バギー一味の皆んながやられた時にアドリブして「お疲れ様でしたー!」って言ってましたよ。千葉さんの(アドリブ)を受けて
荘口アナ:子分達もそれを受けて
岡村:実写版(の吹き替え)の方でも「お疲れ様でしたー!」って飛ばされてました、千葉さんw(本人は)「やってもいいのかな?」って仰ってました
荘口アナ:矢尾さんはご自身でも他の方でもなんかアドリブは?
矢尾:俺はアドリブというか、そんな変えないけど、語尾を変えたりとか。あと一番こだわってるのは「おめェ」と「てめェ」
岡村:うーん
矢尾:「おめェら」って言うのは仲間意識が自分の中にある人達、敵だと「てめェら」って言う。それは漫画にはないんですけど
荘口アナ:音声にする時に自分の中のルールでそうやって分けているよと。それを聞いたら、もう一回色々見直してみたくなりますね
荘口アナ:一番最初のジャンゴの頃はまさか25年もこういうラジも含めて、ワンピースが続いているっていう
矢尾:初代プロデューサーが「この番組は長く続くから」っていうのは本当に最初っから言ってたんだけど、ここまでとは、正直誰も思ってなかったと思う
岡村:そうですね〜
荘口アナ:(物語は)佳境に入ったとは言え、どこまで続いていくのかっていう
矢尾:栄一郎を新しい世界へ連れていくと、誘うと、また新しい島ができるわけですよ(※オカマバーに連れていった話)
岡村:あっw
矢尾:だから、なんかどっか連れて行きたいなとは思ってるんですけどね
荘口アナ:笑
矢尾:でも結構本人、色んなところ行ってますからね。旅行も色んなところにね
荘口アナ:(お便り)「皆さんがもしワンピースの世界に入り込んだとしたら、一番仲良くなりたい、または一番気が合いそうなキャラクターはいたりしますか?教えていただけたら嬉しいです」
岡村:私はお玉に会いたい
矢尾:かわいい
岡村:かわいいお玉ちゃんにおしるこ一杯食べさせてあげたい
矢尾:金に物言わせて
岡村:まぁまぁ自分で作っても良いんですけど、食べさせてあげたい
矢尾:あんだけ我慢してた女の子、可哀想にね〜
岡村:ね〜
荘口アナ:矢尾さんはどうですか?
矢尾:ネタではないんだけど、俺はハンコック大好きなんだよね。ハンコックと一緒に生活をしたい
岡村:生活をしたい?笑 またちょっと変わってきましたよ、色んな意味合いが
矢尾:蛇巻いてるし
岡村:そうそう、矢尾さん蛇大好きなんですよね
荘口アナ:今日の(矢尾さんの)リュック、完全に蛇ですもんね
矢尾:もうだから、ヘビを纏ってるあんな綺麗な女性は最高じゃないですか。でもね気持ちはルフィにいっちゃってるからね、どうしようもないんですけど。あとは船の上でブルックと一緒に夕陽を見ながらゆっくり語り合いたいなというところはありますよね。チョーさんと俺、個人的にジャンフェスの時とか楽屋で大人タイム!
岡村:素敵〜
【ラジオ情報】
— ONE PIECE スタッフ【公式】/ Official (@Eiichiro_Staff) June 2, 2024
毎週日曜深夜25:00からニッポン放送より
ラジオ番組『#麦わらスペース』放送中
第9回放送では
こちらの2人が出演します!
◇ナミ役 #岡村明美 さん
◇フランキー役 #矢尾一樹 さん
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荘口アナ:(過去編について)お母さんを演じてるっていうね、由里子さんは。子供を演じることってのはあるかもしれないけど
由里子:そうなんですよね。子供(ロビン)を演じると思っていたら、お母さん演ってくださいって言われて、それなりにショックだったんですけど
荘口アナ:そうなんですか?
由里子:はい。皆んな、女性は子供も演ってらっしゃるから、私も子役と思ってたら「由里子さんはお母さんで、尾田栄一郎ご指名です」って。で、お子さんは本当に子役の子が来てくださったんです。それで良かったなと思ったんです
チョー:それ、いいよね
荘口アナ:ご自身でお母さん役を演じてみたからこそ、何か感じたことはありました?
由里子:オルビアが最後にロビンとお別れする時に「私の分まで生きて!ロビン」って、最後の叫びをずっとロビンに届くように叫ぶんですよね。それをやらせていただいて、泣きながらのオルビアの気持ちをロビンが聞いていただろうを、自分の中に両方があるから、ロビンがすっごく前向いていけるっていうのがある感じがするんですよね。あれを演らせていただいたからこそ、お母さんの想いをより自分で持っていける気がする……深くないですか?w
荘口アナ:ブルックって歌うシーンも多いじゃないですか。あれ、やってて楽しくないですか?
チョー:「ビンクスの酒」は楽しいですね。あれは楽しかったな。凄く分かりやすいメロディで、詞も海賊っぽい歌だし、これを皆んなで録った時は楽しかったですね。皆んなで録ったんです
荘口アナ:一斉に?コロナとか関係ない頃だから
チョー:スタッフの皆んなも集まって
荘口アナ:じゃあ相当な数
チョー:相当な、数十人で。楽しかったですね
由里子:いいですね
チョー:アニメ(の演出)ではそれが段々減ってくていう。あの人数が。皆んなで録ったイメージがあるから、そっから一人抜けて二人抜けて、最後に自分一人になっちゃったっていう寂しさ。皆んなで録ったから、それが分かる。なんとなく
荘口アナ:他の方がぐあーっと声を入れているのを見て、心動かされたりってことは?
由里子:それはあります。くれはさんです。野沢雅子さん。チョッパーとお別れのあのシーンは、そこに出てた人全員で録ってたから皆んな居たんですけど、「行っといで バカ息子」って言うところでもう、私達は実は泣いちゃってたんですよ。だから声を出さずに「うっ…」って感じ
荘口アナ:芝居止めちゃいけないから
由里子:そうです。声出さずに泣いてたら、(野沢雅子さんは)サラッと喋ってらっしゃるので、凄いな〜って。自分だったら泣いて言えないなとか思いながら見てて、「OKです」って振り返った野沢雅子さんが凄い涙が出ててビックリした。よくあんなサラッと仰って
【ラジオ情報】
— ONE PIECE スタッフ【公式】/ Official (@Eiichiro_Staff) May 19, 2024
毎週日曜深夜25:00からニッポン放送より
ラジオ番組『#麦わらスペース』放送中
第7回放送では
こちらの2人が出演します!
◇ロビン役 #山口由里子 さん
◇ブルック役 #チョー さん
▼radikoで聴くhttps://t.co/gdnCUFYzRC#ONEPIECE pic.twitter.com/3H8fLXJvhb
荘口アナ:私はチョッパー・ウソップの組み合わせが好きなんですけども、アフレコの時のコミカルな掛け合いは事前に二人で打ち合わせで「こんな事やろうぜ」とか言ってやるんですか?
大谷:いや、言わないです。尾田っちが書いたテンポが面白いので私達はそのテンポを活かすことしか考えてなくて。私達はというか私は。なので(相手が)仕掛けてきたら、それにどう乗っかっていくかというのとかを考えてる。だって、出来上がってるシーンがもう面白いんですもの。逆に何も言わなくて、相手がどう来るかな、自分がどう出るかなってところを楽しみながらやらせてもらってます
荘口アナ:勝平さんがこうやって来たってなったら、自分でこう返す
大谷:キャラとしてどう受け取るかは、そこは自分も任せてるところがあります。どう感じるかというのは
荘口アナ:つい笑っちゃってNGになっちゃうなんてことはあったりますか?
平田:NGまではいかないけど、録り終わってから「汚ねぇ〜」って
大谷:そう笑
平田:そう来るなら、そう来るって言ってよ〜、みたいなのはある
大谷:ある
荘口アナ:でも逆に言わなくて(自分も)いきなりかましてくるっていうのも
平田:そう、僕もそうしますしね。テストからやっちゃって(相手に)準備されちゃうと面白くないだろうなって思って。困らせるためじゃなくて、これ言ったら詰まっちゃうかなじゃなくて、そうはならないだろうと思うから。こう出たら何が返ってくるんだろうな、と思って。やっぱり瞬発力ですげぇ〜のが返って来たりするんですよ
荘口アナ:それ、ゾロとサンジの時ですか?
平田:ゾロとサンジの時です
大谷:なんかアドリブで喧嘩するシーンとかは(台本に)アドリブって書いてあって、その後喧嘩してるけど次のシーンが進んでたりするから(原作では)セリフになって無いとこがあるんですよ。そこはやっぱり
平田:創作しろよって感じですね。ただそれが結構長いと、バックで絵がちゃんちゃかちゃんちゃかやってて、その間を埋めてかないといけないから、ずっと「バーカ、バーカ」の言い合いっちゃ、しょうがねぇなと思って、なんか考えるんだけども。で、テストでそれっぽいことを振っておいて、そういう風に返ってくるんだったら大丈夫だなと思ってたら、本番で全然違うことが返ってくるとか
荘口アナ:(お便り)「他の方が演じているキャラクターで羨ましいなと思うことはありますか?」
平田:これは俺だけじゃないけど、真弓さんも勝平もいっつも言うけど「To be continued...」の前に渋いことを言って、それも短いセリフで。ゾロだね
荘口アナ:あー、それこの間、ご本人にぶつけたら、俺そんなにやってないよって。思い込み、思い込みって仰ってました(※第3回放送)
平田:あのね、我々のギャラというのは、1本出てセリフが多かろうが少なかろうが、決まった金額なの
荘口アナ:噂聞いたことがあります。一言でも、めっちゃ喋った回でも多かったら今回(ギャラ)多めにというのはないって
平田:ない
大谷:ないんです
平田:今後ワンピースに限っては「×カロリー」っていう
大谷:あはははw
荘口アナ:何行でもなくて?w
平田:うん、消費カロリーでやったら一番ギャラ貰えないのは中井和哉
荘口アナ:全員がめちゃめちゃテンション上げてやっちゃってバランスおかしくなりませんか?w
大谷:あははw そうだ
荘口アナ:皆んな力みなぎってるけど、カロリー上げようとしてるのかな?みたいな
平田:そう、俺らはいつも(テンション)上げてやってるから、あんまり変わんないけど、どうした?中井、みたいなねw
大谷:ゾロがゾロでなくなる。ねぇ、それ却下させていただいてよろしいですか?w