<前回の未彩色時点のレビュー>
▼キャラクター人気◎。単色塗装(品質の低さ)はキャラクター人気でカバーしようという戦略意図があるかは露知らず(※第1回造形王ではゾロで準優勝だったので・・・)、目線を敢えて隠すという戦略はいい働きをしそうです。と言うのも普通の人型フィギュア、特にローのようなイケメンの場合、キャラ人気に相反して単色塗装の顔でチープな印象を与えてしまうのは免れないので、隠しておいた方が見た目の印象は良くなるでしょう。服皺の造形はリアルで、すでに陰影がよく出ているため、単色塗装後、陰影によるグラデーションが期待できそうです。帽子の質感もいい感じ。ポーズは「立ちポーズから『これから戦うぞ!』という瞬間」だそうですが、鞘から刀を抜いた動きがイマイチ伝わってこず、寧ろ”静”な印象を受けます。