この記事はバンダイのトレーディングカードゲーム(TCG)「ONE PIECE CARD GAME」のエンジョイ勢の対戦日記的な何かです。今回は3月1日発売予定のブースターパック第11弾「神速の拳【OP-11】」に収録されるリーダーカード全6種についての事前評価です。正式ではないですが、既に第11弾の全カードリストは公開になっています。
最近のワンピカードの傾向として、新リーダーが即座に環境に入り得るカードプールが用意されており、期待のリーダーが多いです。その方がパックが売れますからね。カードパワーは徐々にインフレしていますが、特徴などの縛りにより環境はまだまだ健全と言えそうです。
期待度★★★★★
自分のターン開始時、発動できる。自分の場のドン!!が8枚以上ある場合、自分のデッキの上から5枚を見て、特徴《麦わらの一味》を持つカード1枚までを公開し、手札に加える。その後、残りを好きな順番に並び替え、デッキの上か下に置く。
久しぶりのパワー6000リーダーです。
開始時8ドン!!のターン以降、毎ターン2ドローができる、デッキトップを操作できるという単純に強力な効果を持っています。
効果によるドロー対象は特徴《麦わらの一味》なので、デッキ構築は必然的に《麦わらの一味》軸に縛られますが、《麦わらの一味》のサーチカードは複数あり、フィニッシャーとなる大型キャラも揃っているため、カードプールは十分です。
リーダー効果により
9サンジ(OP06-119)から大型キャラを2面展開するコンボを狙いやすく、新カードの
5ナミ(OP11-054)で手札からデッキにカードを仕込むことも可能であるため、コンボが安定しています。
9サンジのコンボを連打されたら、どのデッキも勝つことは厳しいでしょう。
リーダー効果をなるべく早く使いたいので、デッキタイプはドン加速をして大型を展開する”ランプ”となり、従来の赤紫ルフィのように
ゾロ十郎(OP05-067)や
ベンサム(EB01-061)の他、新カードの
ギア2(OP11-080)が採用されそうです。
現環境デッキの
黒ティーチには9サンジのコンボを止められるため苦戦しそうですが、このデッキは「
ゴムゴムの業火拳銃」を採用しやすいので10ティーチを超えることは可能です。イベントカードの「ギア2」でドン加速、新カードの
8ルフィ(OP11-118)の速攻で攻め込めば何とかなりそうではあります。
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