この記事はバンダイのトレーディングカードゲーム(TCG)「ONE PIECE CARD GAME」のエンジョイ勢の対戦日記的な何かです。今回は”おれサム”ブームについて。
使用メインデッキだった青黒サカズキが禁止されて、4月以降はいくつかのデッキを試していたのですが、チャンピオンシップ2024の店舗予選は
黄緑ヤマトで抜けることができました。ただし、7弾環境は
緑黒ペローナをメインに使用するつもりです。
いわゆる
エコロジー型ペローナといわれるデッキで、ワノ国を主軸としてキーカードに”
おれサム”が採用されているのが特徴です。
”おれサム”とは緑のイベントカード「おれの”侍”になれ!!!」のことです。
ブースターパック第1弾のカードで、当初は全く見向きもされなかったカードですが、いわゆるCIP(Comes Into Play、登場時効果)持ちのキャラカードや起動メインで自身をトラッシュに置いて効果を発動するカードなど、相性の良いカードが充実してきたおかげで、実用的なカードとなっていました。
緑で運用する場合は、ワノ国軸で「お玉(OP07-022)」や「光月日和(EB01-013)」と相性が良く、エコロジー型ペローナの場合は「日和」から「リューマ(OP06-036)」を登場させるコンボが採用されています。
ワノ国型の黄緑ヤマトにも”おれサム”は相性が良く、「日和」から「モモの助(OP06-107)」を登場させるコンボでは実質カード3枚で、3ドローした上にパワー6000のブロッカーが立ち、ライフが1枚増えます。これにより耐久力を上げることができて非常に強力ですが、7弾環境では”おれサム”採用のデッキのうち、始祖であるエコロジー型ペローナの立ち位置がやはり一番良い気がします。
サカズキ禁止後の7弾環境のトップは
赤紫ローと
黒黄ルフィ、
黒モリアあたりが優勢で、その他、環境上位には緑黒ペローナを除けば、
黄エネル、
黒ルッチ(CP0)、
緑ボニーらが並んでいます。これらに対して緑黒ペローナは悪くとも5分か微不利程度で、絶望対面がないというのが強みです。また、構築の自由枠で個人的に苦手とする対面に対応することも可能です。
”おれサム”を青で運用する場合はサーチキャラの「たしぎ(OP06-050)」や「センゴク(OP07-046)」を採用して、海軍・七武海軸で構築すると良さそうですけども、現環境で通用する青緑のリーダーがいないのが難点です。青緑ゾロ&サンジはどう考えても緑ボニーが重そうです。
同様に赤で運用する場合も「お玉(OP01-006)」や「ナミ(OP01-016)」「イゾウ(OP03-003)」の採用が考えられますが、現環境で通用する赤緑のリーダーがいません。赤緑ローは4ルッチが環境にいる限り厳しいですからね。
ただし、今後、”おれサム”の可能性はカードプールと共に広がっていくため、緑が含まれるリーダーのデッキ構築を考える際には必ず採用候補となり得る非常に注目なカードとなりました。
ワンピカード対戦思案#46 【OPCG】