<ONE PIECE>コミックス78巻は初版380万部 前巻の部数キープ
3日に発売された尾田栄一郎さんのマンガ「ONE PIECE(ワンピース)」(集英社)のコミックス78巻の初版発行部数が380万部だったことが明らかになった。約4年ぶりに400万部の大台を割った77巻の初版380万部をキープした。
「ワンピース」は、手足などがゴムのように伸びる麦わら帽子の青年ルフィが、海賊王を目指して仲間とともに大海原を冒険する物語。1997年から週刊少年ジャンプ(集英社)で連載され、99年からテレビアニメが放送されている。
コミックス1冊あたりの初版発行部数は、57巻(10年3月発売)で300万部に達し、人気小説「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」(静山社)の290万部を抜く日本記録(当時)を更新した。その後64巻(11年11月発売)で400万部の大台を突破し、67巻の405万部が最高記録となっている。
(毎日新聞デジタル)
参加者たちの謎解きスピードに石田明さんと村本大輔さん絶句! リアル脱出ゲーム×『ONE PIECE』第二弾“頂上戦争からの脱出”のオープニングセレモニーをレポート
本日6月19日(金)より、株式会社SCRAPによるリアル脱出ゲーム×『ONE PIECE』コラボレーション公演の第二弾“頂上戦争からの脱出”がスタート。その初回の会場となった明治神宮球場ではオープニングセレモニーが行われ、サプライズで登場したお笑いコンビ・NON STYLEの石田明さんと、ウーマンラッシュアワーの村本大輔さんによるトークが繰り広げられた!
海賊団員の服装に身を包み、大きな声援とともにステージへと現れたおふたり。「どうもー、みなさんどうもー!やってきましたよ!」と元気いっぱいに挨拶をした後、MCからの「ワンピースはお好きなんですか?」という質問に石田さんは「毎週、ジャンプでずっと読んでします!」と答え、村本さんも「僕はコミックで読んでます!」とコメントして、会場に集まった1300人もの参加者たちをもりあげていく。
また、ここでおふたりはイベントのために制作された白ひげ海賊団の海賊船“モビー・ディック号”オブジェをお披露目するカウントダウンを任され、会場の全員で声を合わせて5カウント!海賊船を覆っていた暗幕がとられると「おぉー!すげー!」と、おふたりも大興奮の様子であった。
その後にはイベント最大のお楽しみである“謎解き”をふたりも体験することとなり、背後の巨大スクリーンに問題が出題。映像が写されると、すぐさま一部の参加者から「あぁ!」という声があがり、その驚異的な解答スピードにはおふたりも「えっ!?もうわかってるの!?本当に!?」と信じられないといった様子だ。
しばらく考えたおふたりだが、結局答えがまとまらず参加者たちに助力を要請。そんな優秀な参加者たちの協力を得て、やがて答えとなる“かいせん(開戦!)”というワードを導き出すことに成功し、問題のクリアーと合わせて脱出ゲームの開始を宣言することとなった。
オープニングセレモニーの終了後、おふたりは報道陣からの取材を受け、感想を聞かれた村本さんは「僕や石田くんはコンビのネタを作っているほうなので、賢いからこういうが得意そうだと言われるんです。……でも、まったく出来ないんです!むしろこういうのは相方のパラダイスが得意で(笑)。なぞなぞとかは本当に不得意なので、恥ずかしかったです!」と心境を暴露。これを聞いた石田さんも「僕らは頭が硬いから駄目なんですよ!一方、相方の井上は個人的に脱出ゲームに参加するほど得意なので……パラダイスと井上がネタを考えるほうだったら、たぶん僕らはもっと早く売れてたんじゃないかな!」とコメントし、取材陣を爆笑させていた。
そんなおふたりがオープニングを飾った“頂上戦争からの脱出”は、本日より11月中旬頃にかけて、全国10会場で開催予定。『ONE PIECE』好き、脱出ゲーム好きの方は、ぜひマリンフォード頂上戦争からの脱出に挑戦してほしい!
(アニメイトTV)
麻生財務相 政治資金で漫画「ワンピース」を大量購入していた
閣僚のいいかげんな政治資金の使い方には、ほとほと呆れ果てる。本紙は、安倍内閣のほぼ全ての閣僚の1件1万円以下の「少額領収書」(2010~12年分)の写しを入手。これまで5大臣の支出を問題にしてきた。新たに13年分を入手し、精査すると、やっぱりデタラメな使い方をしていた。今回は麻生財務相を再追及する。
〈中古少年コミック ONE PIECE 1~25巻セット〉
麻生財務相の資金管理団体「素淮会」が保管していた5月20日付の領収書(写真①)には、ハッキリとそう印字されている。金額は6650円で、「調査研究費」に計上されている。
麻生財務相は13年11月27日の「ニコニコ動画」の番組で、「『ワンピース』は読んでおかないと今の時代についていけない!」と発言。かねて「マンガ好き」と公言し、若者へのアピールに余念がない。流行の少年コミックを徹底的に“調査研究”したのだろうか。
それだけじゃない。4月23日付の領収書(写真②)を見ると、〈いよいよ、韓国経済が崩壊するこれだけの理由〉〈日本経済は、中国がなくてもまったく心配ない〉の2冊を計1960円で購入していることが分かる。いわゆる「嫌韓・反中本」だ。そんなに韓国と中国がキライなのか。
麻生事務所にこれらの書籍の購入理由を尋ねると、4月23日付の「嫌韓・反中本」2冊に関しては「調査研究を目的としたもの」と回答。
「ワンピース」についてはこう答えた。
「13年5月にイギリスで行われた『G7財務相・中央銀行総裁会議』に出席した際、現地で日本語を学ぶ学生たちにプレゼントしたため」
ところが、この会議の日程は13年5月10~11日。領収書の日付とはズレがある。その点を問いただすと、「帰国後に現地に送ったということです。マンガの購入はクールジャパン推進が目的」と苦しい言い訳。まさか、古本を送ったのか。
政治資金に詳しい神戸学院大法学部教授の上脇博之氏はこう言う。
「『ワンピース』を調査研究の目的で購入したのであれば、法的な問題はない。しかし、『土産代』として調査研究費に計上したのなら、あまりに非常識です。『クールジャパン推進』という理由もいかにも不自然。本来なら、専門の機構や担当大臣が主導するのが普通だからです。取ってつけたような言い訳にしか聞こえず、私物化した疑いは拭い切れません」
本当のことを言った方がいい。
(日刊ゲンダイ)
ONE PIECE:単一作者による最多発行部数でギネス認定
人気マンガ「ONE PIECE(ワンピース)」(集英社)と尾田栄一郎さんが、「最も多く発行された単一作者によるコミックシリーズ」としてギネス世界記録に認定された。その公式認定証授与セレモニーが15日、東京タワー(東京都港区)で開催中の大型テーマパーク「東京ワンピースタワー」で行われた。2014年12月末の時点で3億2086万6000冊を記録し、認定された。 「ワンピース」は、手足などがゴムのように伸びる麦わら帽子の青年ルフィが、海賊王を目指して仲間とともに大海原を冒険する物語。1997年から週刊少年ジャンプで連載され、99年からテレビアニメが放送されている。
授与式では、尾田さんの代理人として、同作が連載されている「週刊少年ジャンプ」(同社)編集長の瓶子吉久さんが登場し、ギネス世界記録公式認定員の石川佳織さんから認定証が手渡された。瓶子さんは「ギネス世界記録認定ありがとうございます。名実ともに世界のワンピースになったと思います」と話した。
さらに、瓶子編集長は尾田さんからのコメントとして「ギネス世界記録認定ありがとうございます。マンガは暇つぶしの娯楽ですが、ONE PIECEの話題で友達ができた、恋人ができたという報告を受けるとうれしく思います。数字的な記録には同時にそれだけの数の人たちを結びつけられる可能性を感じます。マンガ界の先人たちまたは協力者たち、読者の皆さまへの感謝を忘れず、これからも記録に恥じぬ作品を描いていたきいと思います」と読み上げた。
(毎日新聞デジタル)