“ルフィGK”になる!山根 スイス戦スタメン有力で完封に意欲
女子W杯カナダ大会に臨むなでしこジャパンは4日、バンクーバーで非公開での2部練習を行った。8日(日本時間9日)の1次リーグ初戦スイス戦ではGK山根恵里奈(24)の先発が有力となり、1メートル87の長身守護神は相手が多用するクロス対策として積極的な飛び出しではじき返す構え。高さだけでなく、リーチの長さも生かして完封を狙う。大会は6日(同7日)に開幕する。
“ゴムゴムの山根”が、アルプス山脈を制圧する。長身選手のそろうスイスは、バリエーションの多いクロス攻撃が持ち味の一つ。「(自分に)高さがあっても相手も考えてくる。低いクロス、アーリークロスにも対応しないといけない。いろんな状況を予測して、高さだけでなく(手の)長さも生かさないと」。スイスの映像を研究した山根は強烈なパンチングでクロスをはじき返すイメージを頭に焼き付けた。
身長は男子代表守護神の川島よりも高い1メートル87。存在感が際立つが、W杯は初出場の秘密兵器だ。人気漫画「ONE PIECE(ワンピース)」で「ゴムゴムの実」を食べた主人公ルフィは体がゴムのように伸びるようになった。もちろん山根の体はゴム製ではないが、フランスのDFルナールと並ぶ今大会最長身で、2メートル44のゴールバーにも背伸びすれば手が届く。積極的な飛び出しを見せれば、1メートル70~80台の長身がそろう相手よりもはるかに高い打点でキャッチが可能だ。仮想スイスと位置付けた5月24日のニュージーランド戦でも、果敢な飛び出しでクロス攻撃を阻止した。完封に貢献した実績もあるだけに期待が高まる。
この日からFIFAが割り当てた人工芝グラウンドで練習となったが、くしくも隣のグラウンドではスイスが汗を流していた。ライバルがアーリークロスの練習を繰り返す横で、非公開で行われたなでしこの紅白戦で山根は先発組でプレー。味方との連係を深めた。敵将フォステクレンブルク監督や相手選手は会見で宮間や澤、さらに欧州組を警戒したが、山根の名は挙がらなかった。過去に対戦経験のないスイスとの初戦。佐々木監督が育て上げた“世界基準”の長身を誇る守護神が、ひそかにデビューを待つ。
「私みたいな身長の高い女子GKはいない。新しいタイプのGK像をつくり上げないといけない」
前回11年ドイツ大会の決勝MVPの海堀、ベテラン福元とのGK争いに終止符を打った24歳が、制空権を握る。
(スポネチアネックス)
【あの人と本の話 and more】賀来賢人「わざと間違えて読むことで見える面白さ。古田新太さんに日々学んでいます」
毎月3人の旬な有名人ゲストがこだわりのある1冊を選んで紹介する、ダ・ヴィンチ本誌の巻頭人気連載『あの人と本の話』。今回登場してくれたのは、舞台『五右衛門vs轟天』に出演中の賀来賢人さん。彼が実写化を熱望する作品とは?
「ちょっとでも時間が空くと、すぐにマンガ喫茶に飛び込みます。2時間あれば30冊くらいは読めてしまいます。自分ではちゃんと読んでいるつもりですが、読み込んではいないんでしょうね。パッと開いて、すっと理解できるマンガのほうが好きです」
ひまさえあればマンガを読んでいるという賀来賢人さん。いちばん好きなのは、『グラップラー刃牙』シリーズ。
「長い歴史のあるマンガですが、『刃牙道』として連載中のいまが一番面白い。宮本武蔵が現代によみがえるっていうあらすじだけですごさが伝わると思います(笑)。ここに登場する中国武術の達人・烈海王を演じてみたいんです」
舞台『五右衛門vs轟天』で共演している古田新太さんと、マンガの話題で盛り上がることもあるのだとか。
「古田さんは『刃牙』シリーズもですが、『ONE PIECE』も大好きなんですよ。作中に登場する、背中に大きく〈正義〉と書かれた海軍の格好で稽古をやっているくらいです(笑)」
古田さんの稽古を見ていて、勉強になることばかりだったという。
「古田さんって、脚本をわざと“間違えて”読むんです。セリフひとつとっても、脚本の中島さんや演出のいのうえさんが意図している方向とはあえて違う解釈をして、それを稽古場で体現してみせる。でもそれがちゃんと成立するし、みんな納得させられてしまう。天才だなって思います」
賀来さんは今回、そんな古田さんの熱い期待を背負って立つ。
「昨日も一緒に飲んでいたんですが、『お前はすごいんだ』ってほめてくださるんです。でも帰り際に『でももし本番で面白くなかったら、わかってるんだろうな?』って脅されました(笑)。古田さんに認めてもらえるように精いっぱい頑張ります」
(ダ・ヴィンチニュース)
“上流階級の相手に嫁ぐ”堀北真希、結婚は「好きな人としたい」
女優、堀北真希(26)が5日、東京・有楽町の日生劇場で主演舞台「嵐が丘」(6日~26日まで)の公開稽古を行った。
男女の激しい愛と復讐を描いた世界的名作に挑む堀北は、劇中衣装のクラシカルなドレス姿を披露。黒のロングコートで決めた共演の山本耕史(38)は「堀北さんから(アニメの)『ワンピース』のクロコダイルみたいと言われた」と笑いを誘った。
劇中で一緒に育った下男を愛する一方、上流階級の相手に嫁ぐ主人公を演じる堀北は、自身の結婚観について「今の時代はバリバリ働けるので、結婚は好きな人としたい」と語っていた。
(サンケイスポーツ 画像:エンタステージ)
「She」で連ドラ初主演の松岡茉優にインタビュー
(前略)
――お仕事はやはり大好き、という気持ちが強いですか?
そういうと語弊があるんですけど、お芝居が大好きです。でも、拒絶反応というか、自分の保護能力が働いて、お芝居をどこかにすっ飛ばす時も全然あります。 心を保護するために、お芝居を離して好きなことをやっている時間もありますし。漫画を読んでいる時間は全くお芝居のことを考えてない時間で、ひたすら幸せな時間ですね。面白い漫画って、何回繰り返して見ても面白くて。 「ワンピース」はもう、7周くらいしました(笑)。毎回発見があるんですよ。自宅に漫画はいっぱいあって、500冊くらいあると思います(笑)。
「She」毎週土曜夜11:40-0:05 フジ系で放送
(ザテレビジョン)