東映アニメ消費税転嫁拒否勧告
公正取引委員会は、消費税率が8%に引き上げられた後、アニメ制作大手の、東映アニメーションが事業者に支払う委託料に増税分を上乗せしていなかったことは消費税の転嫁拒否にあたるとして、再発防止を求める勧告を行いました。
公正取引委員会によりますと、東映アニメーションは原画や動画の制作を委託したおよそ400の事業者に、消費税を含めた委託料を毎月、支払ってきましたが、税率が8%に引き上げられたことし4月から半年間は、委託料に増税分を上乗せしていませんでした。
このため公正取引委員会は、消費税の転嫁拒否にあたるとして、東映アニメーションに対し、再発防止を求める勧告を行いました。
増税分を上乗せしなかった理由について会社側は「委託料は消費税が内税だったため、法律をよく理解せず、上乗せしなくても良いと思っていた」と説明し、「今後、改めて法令順守を徹底したい」と話しています。
会社では、委員会の指摘を受けた後、上乗せしていなかった合わせて2000万円を事業者に支払ったということです。
ことし4月の消費増税後、公正取引委員会が増税分の転嫁拒否にあたるとして再発防止を求める勧告をしたのはこれで12件になります。
(首都圏 NEW WEB)
12月10日に発売された『MEN’S NON-NO』(2015年1月号)では、年賀状に関する“コミュニケーション力UP講座”の特集ページを展開。現役大学生メンノンモデルの清原翔さんが若手社会人の活躍する職場に訪問し、就活やデイリーライフで大切となる、“コミュニケーション力”をテーマにインタビューしています。
訪問したのは、人気セレクトショップを経営するビームスに入社して2年目の梅田悠貴氏や、集英社で働く入社3年目の杉田卓氏などの計4名。デジタルツールで簡単につながれる現代だからこそ、アナログなコミュニケーション力が重要だと語る彼らの発言は、メンノン世代の若者にとって貴重な言葉となりそうですよ!
(中略)
大人気週刊コミック誌『週刊少年ジャンプ』の編集部で働く杉田氏は、「『ONE PIECE』も『トリコ』も子供のころから大好きな先生の作品です。その先生方と一緒に仕事ができるのは素直にうれしいですね。一緒に頑張る中で、担当の新人作家さんがプロとしてステップアップしていく姿を間近で見られるのも編集冥利に尽きます」と仕事のやりがいを述べ、編集者ならではのエピソードを披露。
気になるのは年齢も上の方が多いであろう作家とのコミュニケーションについてですが、「コミュニケーションを取る際はとにかく相手の話をよく聞くこと、最初の読者として正直な感想を伝えること、相手の仕事を止めないように即レスするよう心がけています」と、仕事の流儀を教えてくれました。
さらに、「漫画の編集者は生活リズムが独特でなかなか会えない人も多いんです。作家さんや仕事関係の人はもちろん、学生時代にお世話になった方や他業界の方など疎遠になるのは寂しいから(年賀状は)毎年たくさん出します。“あのときはすみませんでした!”とか普段言えないことも年賀状だと素直に書けるのがいいです」と、コミュニケーションツールとして有効だと感じるという年賀状の魅力についても語っています。
昨今、若者の間では敬遠されがちな年賀状ですが、忙しい職業だからこそ、日本の伝統として年始に送る年賀状の存在はありがたく感じるのかもしれません。
インタビュー企画の全編は、発売中の『MEN’S NON-NO』で全6ページにわたって公開されているほか、『News stand』アプリにて無料電子版を期間限定配信しています。話題はコミュニケーションの秘訣だけでなく、その業界に入るためのコツなどにも触れているので、気になった人はぜひ参考にしてみては?
(ガジェット通信)
『NARUTO』来夏に新作公開 ナルトの息子の物語
先月連載終了した人気漫画『NARUTO』の新作映画が来年8月に公開されることが6日、明らかになった。同日初日を迎えた最新劇場版『THE LAST -NARUTO THE MOVIE-』の終盤で告知映像が流れ、初日舞台あいさつで原作者の岸本斉史氏も発表した。
『NARUTO』は1999年9月より『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載がスタートし、今年11月10日に発売された同誌で完結したばかり。来年の短編連載は事前予告されていたが、映画公開はこの日が初解禁。来夏の新作は、原作の最終話700話で登場した主人公・うずまきナルトの息子、ボルトの物語となる。
新作の製作総指揮を務める岸本氏は「大変なことをしてしまった…。連載終わったのに全然休めていない」と苦笑い。「いま、ボルトと(サスケの娘)サラダが出る話を考えています。サクラもサスケも出る」と明言し「ボルトの必殺技を考えています」。ナルト役の竹内順子は「全くまったく想像できていない。でも楽しみです」と期待を寄せていた。
きょう初日を迎えた最新作は、原作の699話と700話の間を描いており、原作者自らがキャラクターデザイン・ストーリー総監修を担当。同作で“完結”とうたっていただけに新作はファンにとって朗報に。『ONE PIECE』を連載する盟友・尾田栄一郎氏も「NARUTO終わったって言ったじゃないか!!!まだあるのか!!楽しみにしてるぞ!!!」とコメントを寄せて祝った。
舞台あいさつにはそのほか、中村千絵(サクラ役)、日野聡(サイ役)、水樹奈々(ヒナタ役)、井上和彦(カカシ役)、福山潤(新キャラクター・トネリ役)、小林常夫監督が登壇した。
(オリコン)
香港:最新監視システムで初の逮捕者
一般社団法人コンテンツ海外流通促進機構(CODA・桐畑敏春代表理事((株)ポニーキャニオン 代表取締役社長))に入った情報によると、香港の知的財産に関する捜査機関である香港税関は9月25日、サイバーロッカー(オンラインストレージ)を通じ、大量の著作物を権利者に無断でアップロードし送信できる状態にしていた香港・元朗(ユンロン/げんろう)区在住の無職男性(40歳)を逮捕しました。男性は、サイバーロッカー「bitshare」に「ONE PIECE―ワンピース―」(第659話)、「HERO」(第7話)など4作品を権利者に無断でアップロードし、交流サイト「HK Pub」でそのURLを紹介する方法で利用者に著作物をダウンロードさせることにより収益を得ていた疑いが持たれています。
今回の摘発では、香港税関が2013年初めに新設した電子犯罪調査センター(ECIC)と香港大学が共同で開発した監視システム「LMS1+」が初めて活用されました。「LMS1+」は、交流サイトにおける侵害行為を発見する自動監視システムで、キーワード検索のほか、疑わしいコンテンツを自動でダウンロードし、著作権侵害の疑いがある事例を香港税関に通報します。2014年初めに完成し、7月から導入され、今回初めての逮捕者に繋がりました。
逮捕された男性は、日本コンテンツを含む大量の漫画、映画、ドラマ等の作品をアップロードしており、逮捕されるまでの2カ月間で、1カ月あたり250~1,250米ドルを売り上げていたとみられ、香港税関が押収したコンピュータを解析するなど調べを進めています。
なお、今回の摘発に関しては、CODAが「IFACT」(MPA/モーション・ピクチャー・アソシエーションのアジア地区調査部門)を通じて、香港税関に日本コンテンツのオンライン侵害対策を要請していたものです。
これら一連のCODAの活動は、経済産業省委託事業の一環として行われました。
(CODAプレスリリース)
【インタビュー/前編】「NARUTO-ナルト-」原作者・岸本斉史が語る 忍の世界の設計図
「ゲームを思い切りやってやろうと思ってたんですよ、15年ぶりに本気で…」。
15年におよぶ「NARUTO-ナルト-」の連載を終えていま、どんな毎日を過ごしているのかを尋ねると岸本斉史は苦笑を浮かべつつ、口を開いた。(中略)
何気なく口をついて出る言葉から、15年間、計700話におよぶ週刊連載を続けることのすさまじさが伝わってくる。「ただ長かったですね。『長いようであっという間』とかではなく、ひたすら長かった」という15年。どんな思いでペンを握り、原稿に向き合ってきたのか? どのようにしてあの忍の世界や魅力的なキャラクターたちは生まれたのか? ファンの間では劇中の里の長を意味する“影”という呼称にちなんで“岸影様”と崇められる、岸本さんの頭の中をちょっとだけ覗かせてもらったロングインタビュー<前編>!
【※原作の結末に関するネタバレの記載、発言もありますのでご注意ください】
主人公のナルトが戦争、そして和解を通じて成長していくさまが描かれるが、忍の国とその起源・歴史を含めた重層的な世界観、民話や伝承や宗教の引用やオマージュを巧みに取り込んだ設定。これだけの情報量を扱いつつ、週刊連載で作品を発表するというのは並大抵の苦労ではない。
「週刊連載って、次回のネタをじっくりと考える時間すらないままに描き始めないといけないんですよ。物語が続く中で、エピソードをキッチリと締める回だったり、重要なポイントとなる回が出てくるんですが、そのアイディアも描きながらじゃないと思いつかないし、もし思いつかなくても、〆切りは毎週やって来る(苦笑)。だから、本来描きたい回に辿り着くまでに、『捨て回』というと言葉は悪いですが、“つなぎ”のような回も出てくるし、そうやって本当に面白いところに到達するまで粘り続けます。
もちろん、そうしたつなぎの回も、面白くないと連載は打ち切りになるから質は保ち続けないといけないし、(文献などにあたってリサーチする)インプットの時間も必要です。面白いアイディアを思いついたら、それを最大限に面白く見せるための伏線やフリも入れて、そこに辿り着かせないといけないし…。よく『この面白いエピソードを何でもっと早くやらないんだ?』と言われるんですが(笑)、そこに行くまでの時間が必要なんです。苦しいですよ、週刊連載って。いま、少し離れて客観的に他の作品を読んでて『みんな、よくやれるな…』って思いますよ」。 (中略)
ものすごい数のキャラクターたちが所狭しとばかり動き回る。連載初期に登場したキャラクターたちの多くが中盤、後半と話が進んでも消えることなく活躍することもあって、新旧キャラクターが入り乱れ、「NARUTO-ナルト-」ほど、読者によるキャラクターの人気投票が面白い作品もなかなかない。生みの親である岸本さんにとって人気投票は?
「僕としては、どうしてもナルトは特別なんですよ。自分自身を投影して、気持ちを乗せて描いてる部分も多いので。だから『なんでいつもカカシにばかり票が集まるんだ?』とちょっとシャクでしたね(笑)。あと、いろんなところでサクラのことを必死で描いてるのに、なぜかヒナタにばかり票が集まるのも『なんでだよ!』と(笑)。ただ、ナルトは特別として、その他のキャラクターはみんな同じ思いで大切に描いてるので、投票の結果に関してはなんでそうなるのかよく分からないんですよ。例えばネジが毎回、安定して上位にいることとか、なんでチョウジはなかなか上に来ないのか? とかね(笑)」。 (後略)
(cinemacafe.net)
【インタビュー/後編】「NARUTO-ナルト-」岸本斉史の15年 結末への思いからライバルまで
(前略)
15年の歳月で一番つらかった時期は「連載開始当初」。7日間で1話を仕上げる週刊連載の“地獄の”サイクルに体が悲鳴を上げた。
「連載が始まったのは嬉しかったけど、体力的にはすごく弱くて毎週、原稿を上げたら熱は出るわ、食べたものは吐くわ…『やっていけるのかな?』という感じ。どんどん体がつらくなって、変な熱が出て病院に行ったら、先生が何かの数値を見ながら『きみ、これ細胞が死んでるよ。とにかく休みなさい』って(苦笑)。『細胞が死んでる』なんて初めて言われて引いたけど、週刊連載なんだから休めるわけない。当時は連載を始めたばかりの新人が休むなんてありえなくて、あるとしたら連載打ち切りだった。でも、さすがに当時の担当が、このままじゃ死ぬと思って少しの間、休載にしてくれたんです。その時はみんな、口に出さないけど『こんな新人に休みやるってどういうことだ?』と思ってたんじゃないかと…。ただ、そこからみんな、ちょっとずつ休みをもらえるようになったので、そういう意味じゃ新たな流れを切り拓いたのかも(笑)。その頃はいまよりも15キロくらい痩せてましたね」。
そこから徐々に、週刊連載のリズムを掴み始め、同時に読者の反響からも作品に対する手応えを感じ始める。
「2回目に巻頭カラーをもらった時かな? 担当が原稿をFAXしながら『嬉しいよ。(読者投票で)1位だから』と言ってたのを覚えてます。僕自身は、投票結果はあまり気にしないようにはしてたんですが、二人三脚で連載を一緒に始めた担当はここまで胃の痛い思いもしてきたんだろうし、彼の嬉しそうな顔を見るのは嬉しかったですね。僕自身もその後、結婚して生活が安定して、体調を崩すことも少なくなりましたね」。
(中略)
ずいぶん長くなってしまったが、前後編2回にわたるロングインタビューもこれでおしまい。最後にひとつだけ。「NARUTO-ナルト-」の最終回が掲載された「週刊少年ジャンプ」で、「ONE PIECE」の表紙が、様々な仕掛けが施された“「NARUTO」仕様”とも言える粋な作りになっていることが大きな話題を呼んだ。共に看板漫画として2000年代の「ジャンプ」を引っ張ってきた“盟友”尾田栄一郎からの熱いメッセージを目にした時の感想は?
「めっちゃ嬉しかったです。すぐにLINEで尾田さんに『ありがとう!』って伝えました。表紙もそうですが、裏の作者コメントの欄に『タメで友でライバル』とあって、僕自身もそう思いながら『NARUTO-ナルト-』を描き続けてきたので、本当に嬉しかった。『ONE PIECE』? そりゃ意識しますよ。だって『ONE PIECE』ですもん。それ以外、言いようがない(笑)。『ONE PIECE』がなかったら、尾田さんへのライバル意識がなかったら『NARUTO-ナルト-』はここまでにならなかったと思う。だから、僕にとっては『NARUTO-ナルト-』はもちろんですが、『ONE PIECE』も特別な作品なんです」。
(cinemacafe.net)
今年の「笑ってはいけない」は大脱獄
日本テレビ系「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!! 大晦日年越しスペシャル 絶対に笑ってはいけない大脱獄24時!」(31日午後6時30分)の制作発表が3日、都内で行われた。大みそか恒例のシリーズも9回目。今年はダウンタウン松本人志(51)浜田雅功(51)月亭方正(46)ココリコ遠藤章造(43)田中直樹(43)が、囚人研修員として刑務所からの脱出を目指し、途中で笑うとしばき倒される。
松本は「苦痛、忍耐でしかない番組。やってみたいと思ったことなんかない。来年はなんとかヒット曲を出して(NHKの)『紅白歌合戦』に出たい」と、裏の紅白歌合戦に、94年以来となる出場の意欲を見せた。そして「浜田さんは楽屋で、紅白を『目じゃない』って言ってたみたいです」と暴露。
浜田は「あまり意識したことないでしょ、紅白なんて。自分らのやってること、一生懸命やってるだけなんで。歌が好きな人は紅白を、バカバカしいのが好きな人はうちを見てくれればいい」。松本は「僕はフジテレビの(映画)『ワンピース』を見ますけどね。斬新ですから」と笑った。
(日刊スポーツ)
松本人志、大みそかは「ワンピースを見ます」 年越しスペシャル「笑ってはいけない大脱獄」
(前略)
松本は収録を終えた感想について、「そもそも捕らわれる筋合いもないのですが、勝手に捕まえられて時間がくればもう帰っていいぞと言われ、何だったんだろうかっていうのが正直あるんですけど。今年も本当に大変でしたね」とぼやき節で振り返った。
浜田も「50歳過ぎて、あんだけ走り回されたら死んでまうんちゃうかなっていう。もういつまでやるんやろう」と本音を漏らした。
裏番組となる紅白歌合戦について、「今年は『アナと雪の女王』と『妖怪ウォッチ』が巨大ライバルとして控えていますが、対抗できる自信は?」と聞かれると、松本は「浜田がよう楽屋で言ってましたね。目じゃないみたいなことを言うてるいうのは聞きました。まあ、僕はフジテレビのワンピースを見ますけどね」と笑わせた。
また、松本の銀髪について「評判は?」と質問が飛ぶと、「別に何もないです。白髪が増えてきたのでね、この番組のせいだなって思います」と答えて、会場の笑いを誘った。
(テレビファンWEB)
浜田雅功、失言連発で大慌て「紅白なんて…」
年末恒例で今年9回目を迎える同番組の裏には『紅白歌合戦』も控えるが、浜田は「あんまり意識したことないでしょ。紅白“なんて”」とまさかの失言。すぐさま「“なんて”って、うわ、ごめんなさい!」と謝罪するも、相方の松本人志は「今の、だけは書いてください」としたり顔で笑いを誘った。
報道陣から『紅白』に対する自信のほどを聞かれた“ガキ使”メンバー。松本が「浜田さんが『目じゃない』って言ってるって聞きました」と振ると「ほんま、おかしいって!」と大慌て。「自分たちは一生懸命やっているだけなので、歌はお好きな人は…」と謙虚にコメントしようとしたが松本は「なにその言い方」とピシャリ。
さらに慌てた浜田は「あぁ~間違ったか! 年末、バカバカしいのを観たい方はうちを見てくれればいい」となんとかまとめたものの、松本が「僕はフジテレビの『ワンピース』を見ます」とオチをつけると、思わず「アホやん」とポロリ。報道陣が反応すると「やめて、やめて!」と終始、失言に大慌てしていた。
今年は“ガースー黒光り中央刑務所”を舞台におなじみのダウンタウン、月亭方正、ココリコの遠藤章造と田中直樹が回は囚人研修員となり『笑ってはいけない』トラップに挑んでいく。浜田が失言を連発させる一方で、過酷な撮影を振り返った松本は「ヒット曲を出して紅白に逃げたい…」と愚痴をこぼしていた。
(オリコン)