女子がハマった男子漫画ランキング 連載中トップは「弱虫ペダル」
5月発売号からタイトルを一新したインドア系エンタメ総合情報誌「エンタミクス」(旧オトナファミ)では、全国3000店の女性書店員の投票による「女子がハマった 男子漫画ランキング」を連載中作品と、完結作品に分けベスト20を発表した。連載中の作品1位には、週刊少年チャンピオンにて連載中の「弱虫ペダル」(渡辺航著)が選出された。
この企画は男女の嗜好ギャップと共通性を楽しむ新ランキング。1位の「弱虫ペダル」はオタク高校生が自転車競技にのめり込んでいく姿を描いた作品で単行本は既刊32巻で累計850万部を突破している。推薦した書店員は「主人公やその仲間、ライバルたち。少年の成長物語に、男の子っていいなぁと思わずにはいられません」などとコメント。成長していく主人公たちの姿に胸が熱くなり、またライバルとのバトルは女性たちも目が離せないよう。
作者の渡辺航氏は「あまり女性読者を意識して描いていない」と言い、「持論ですが、女性読者の方も“自分たちに向けて描かれた少年漫画”は喜ばないのではないか、と思っています。」と話す。
ファンからは「家族みんなで楽しんで読んでいます」とも言われるそうで「たくさんの方に読んでもらって、女性読者にも喜んでもらえていること、そして今回このようなランキングで支持してもらえたことは驚きであり素直にうれしいです」と喜びを語っている。
2位にはモーニング(講談社)で連載中の「鬼灯の冷徹」(江口夏実著)、3位には別冊少年マガジン連載中でアニメも好調、実写映画化も決定しているの「進撃の巨人」(諫山創著)が入った。
(スポニチアネックス)
書店員が選ぶ“女子がハマった男子漫画”第1位は『弱虫ペダル』
現在発売中の新雑誌「エンタミクス」5月号にて、全国3000店の女性書店員の投票による「女子がハマった男子漫画ランキング」を、連載中作品と完結作品に分け、Best20を発表している。連載中作品で、栄えある第1位に輝いた漫画は『弱虫ペダル』に決定した。
新雑誌「エンタミクス」は、映画、TV、漫画、アニメ、ゲーム、コンビニグルメ、ファストフードなど、日常生活圏内に溢れるエンターテイメントの中から良作良品をリコメンドして、毎月届ける日本で唯一のインドアエンタメ総合誌。
今回、連載中の作品で堂々の第1位となった『弱虫ペダル』は、オタク高校生が自転車競技にのめり込んでいく姿を描く。「週刊少年チャンピオン」(秋田書店)にて連載中で、単行本は既刊32巻で累計850万部を突破。現在TVアニメも放送中の本作を推薦した書店員は「主人公やその仲間、ライバルたち。少年の成長物語に、男の子っていいなぁと思わずにはいられません」などとコメントしている。
第2位には、「モーニング」(講談社))連載中の『鬼灯の冷徹』がランクイン。ドSの主人公・鬼灯が厄介事を始末していくゆるゆる地獄コメディだ。第3位は「別冊少年マガジン」(講談社)にて連載中でありTVアニメも好評を博し、さらに実写映画化も決定した諫山創の『進撃の巨人』。「だんだんと明らかになっていく謎に加え、巨人の描写の気持ち悪さ。癖になる作品です」と、投票した書店員の言葉の通り、女性もこの異色ファンタジーにハマっている。
(クランクイン!)
順位 | 作品 | 作者(性別) | 連載誌(出版社) |
1 | 『弱虫ペダル』 | 渡辺航(男) | 「週刊少年チャンピオン」(秋田書店) |
2 | 『鬼灯の冷徹』 | 江口夏実(女) | 「モーニング」(講談社) |
3 | 『進撃の巨人』 | 諫山創(男) | 「別冊少年マガジン」(講談社) |
4 | 『ハイキュー!!』 | 古舘春一(?) | 「週刊少年ジャンプ」(集英社) |
5 | 『ジョジョリオン』 | 荒木飛呂彦(男) | 「ウルトラジャンプ」(集英社) |
6 | 『ONE PIECE』 | 尾田栄一郎(男) | 「週刊少年ジャンプ」(集英社) |
7 | 『七つの大罪』 | 鈴木央(男) | 「週刊少年マガジン」(講談社) |
8 | 『3月のライオン』 | 羽海野チカ(女) | 「ヤングアニマル」(白泉社) |
9 | 『黒子のバスケ』 | 藤巻忠俊(男) | 「週刊少年ジャンプ」(集英社) |
10 | 『暗殺教室』 | 松井優征(男) | 「週刊少年ジャンプ」(集英社) |
新たな「長寿法」開発 マウスで理研、果物を摂取するだけで
果物を弱酸性液に浸して刺激を与えるだけで、老化防止に作用するL-フルクトースを大量に造りだし、摂取するだけで効果があると、理化学研究所(神戸)の佐村河内 隆ユニットリーダーらが31日付の米科学誌サイエンスに発表した。
果物の糖質の主成分である果糖(フルクトース)は通常D型で存在しており、果物を弱酸性溶液に約30分浸して刺激した後、48時間熟成するだけの簡単な方法でフルクトースをD型からL型に効率的に変換したのは世界初の手法。熟成した果物を摂取し続けたマウスは摂取していないマウスに比べ寿命が約1年延長した。摂取された大量のL-フルクトースは生体内でKlothoという抗老化遺伝子を誘導すると考えられている。
「刺激誘導性長寿効果」の英語の頭文字からSMILE(スマイル)と命名した。
(時事SBD)
インドネシアでも日本の漫画・アニメ人気 「現地風リメーク」で売り込め
「クールジャパン」として世界的に脚光を浴びる日本のアニメや漫画がインドネシアでも人気を呼んでいる。巧みなストーリー展開が好評を博しており、肌の露出や暴力シーンなどイスラム圏では過激で受け入れ難いシーンについて現地風にリメークして出版する会社も現れた。少子化で国内市場が冷え込む中、経済発展著しいアジアの新興国で市場開拓に挑む。
■ 8割は日本作品
「DoRaEMON(ドラえもん)」「ONE PIECE(ワンピース)」「NARUTO(ナルト)」…。ジャカルタ市内の大型書店には日本でもおなじみの漫画が所狭しと並べられ、一心不乱に立ち読みする人であふれる。
世界のメディアコンテンツ市場を分析するシンクタンク「ヒューマンメディア」(東京)などによると、日本の漫画がインドネシアで出版されるようになったのは1990年代。以降、多くの作品がインドネシア語に翻訳され、同国最大の出版企業グループ「コンパス・グラメディア」が販売する漫画のうち8割を日本の作品が占める。地元の大学生、ルクマン・ヌル・ハキムさん(23)は日本の漫画の魅力について「ストーリーが分かりやすく、絵にも迫力とリアリティーがある」と語る。
■ 伸び悩みを打破
人気を誇る日本の漫画、アニメだが、宗教や文化の違いという“壁”もある。これまで大半の日本の作品は、セリフなどを現地語に翻訳するだけの形で輸出されてきたが、日本の漫画の性や暴力の描写など、国によってそのままでは容認できない部分もある。
日本動画協会(東京)によると、アニメ制作会社の海外売上高はこの数年は年間160億円程度。依然、高い数字ではあるが、直近のピークである平成17年(313億円)からは半減しており、業界関係者はその一因に宗教、文化の違いがあるとみている。
こうした状況を乗り越えるために考えついたアイデアが現地の実情に合わせた「リメーク」だった。
■ 桜を月下美人に
日本のアニメ・漫画キャラクターの海外展開を手がける「トキオ・ゲッツ」(東京)は4月、漫画「ドラゴン桜」をインドネシアで出版する。成績の悪い高校生が個性の強い教師に鍛えられ、東大合格を目指すというストーリーは日本でも絶大な人気を呼んだ。
イスラム教徒が大半を占める同国でも受け入れられるように、原作者の許可を得た上で現地の漫画家がリメークを担当。作品に登場する女子高生の短いスカートがイスラム圏では刺激が強すぎるとして、長い丈のスカートに描き直した。
首都ジャカルタの私立高を舞台にインドネシア大などの名門大を目指す設定に変更し、桜が持つ合格のイメージは日本人特有のため、インドネシアで「勝利」を意味する花「月下美人」に描き直した。
成長著しいインドネシアは約2億4千万人と世界第4位の人口を抱え、20歳未満が占める割合は3割以上と日本の倍近い。同社では経済発展に伴い増加した中間層を中心に受験競争が過熱する同国でも受けると見込んでいる。
今後、他の作品のリメークも検討しており、担当者は「日本の文化を知ってもらうきっかけになれば」としている。
(産経新聞)
登録商標「ULTIMANIA」を記載した 晋遊舎の書籍販売停止について
株式会社スクウェア・エニックスは、このたび、株式会社晋遊舎へ、書籍表紙等の題名部分にスクウェア・エニックスの登録商標である「ULTIMANIA(アルティマニア)」が記載された6誌の販売停止を要求した結果、同社がこれに応じ、さらに、本件に関する謝罪文が、同社ウェブサイトに掲載されたことをお知らせいたします。
「ULTIMANIA」は、スクウェア・エニックスが長年継続して発行・販売するゲーム攻略本のシリーズ名称であり、スクウェア・エニックスの登録商標です。晋遊舎は、同社が発行・販売する書籍である「ワンピース最強考察」、「ワンピース最強考察プラス」、「ワンピース最強考察Z」、「ドラえもん最強考察」、「ポケモン最強考察」及び「AKB48最強考察」の題名部分に、スクウェア・エニックスの許諾を得ずに「ULTIMANIA」と記載していたため、今回の措置となったものです。
スクウェア・エニックスは、今後も登録商標の保護を重視するとともに、お客様に誤認・混同が生じることのないよう、継続して努力してまいります。
(スクエア・エニックス プレスリリース)
その発想はなかった! アイディア勝負の安上がりコスプレ画像18選
コスプレをやってみたい! でも、いざコスプレをしようとなると、衣装にウィッグ、小道具と結構お金がかかるんだよなぁ……そのハードルを前に、なかなか最初の一歩を踏み出せない人もいるのではないだろうか?
そんな人に朗報だ!! 一見、お金がかかるコスプレもアイディアひとつで、とってもローコストでできちゃうのである。そこで、今回は海外で話題の「安上がりコスプレ画像集」を紹介したい。あなたの参考になるだろうか!?
話題となっているのは、タイ人のコスプレイヤー・アヌーチャさんだ。彼のコスプレはスゴイ。何がスゴイって、とにかく発想がスゴイのだ。
たとえば、『ガンダム』のシャア。シャアはマスクをかぶっているのだが、そのマスクを洗面器、お風呂の椅子、フォークとタオルで見事に表現っ!
また、ディズニーの『白雪姫』の継母は……枕であの襟を表現するなんて上級すぎ! なんだか無理矢理な気もしないでもないが、見ていると、どんどんそのキャラに見えてくるから不思議である。
しかも、アヌーチャさんレベルになると1つの道具を何度も巧みに使用する。たとえば「ホウキ」だ。ホウキ1本あれば、『ストリートファイター』シリーズのガイルの髪も、『ワンピース』のナミのクリマ・タクトも、『三国志』の諸葛亮孔明の扇も、ローマの戦士の羽飾りも、全てに対応可能なのだ!! スゲェー!
ただのホウキもバケツも布きれも、きっと彼には無限の可能性を秘めたものに見えるのだろう。その辺にあるものに魂を吹き込み、キャラクターになりきる。彼こそ、コスプレの精神を体現しているコスプレイヤーなのかもしれない。
(ロケットニュース24)
「ネタバレ・まとめサイト」に出版社動く 警告なく法的手段とる可能性も
ネット上に数多く存在する、いわゆる「ネタバレ・まとめサイト」と呼ばれるサイトに対し、出版社側が動きを見せた。サイト「ナルトちゃんねる」では、出版社側(社名は明らかにしていない)と協議した結果、過去のネタバレ記事をすべて削除し、今後「全文ネタバレ、画バレリンク」にあたる記事の更新を止めることにしたとのこと。3月5日のエントリ「ネタバレ記事に関して」の中で報告した。
ここで言う「ネタバレ」というのは、画像・テキストを問わず「ストーリー全体を描写するような詳細なネタバレ、またはそれに準ずるもの」のこと。雑誌や単行本からのキャプチャを貼り付けるのはもちろんのこと、日本語・英語問わず、文章により詳細なストーリーを描写するのも相当する。また、画像へのリンクを貼る行為や、2ちゃんねるなどに書き込まれたネタバレを転載する行為も、「転載もまた情報の拡散に該当する」という観点からアウトの可能性が高い。
これまでは「すでにネット上に書き込まれた情報の転載については黙認」というスタンスだったが、現状のネタバレ・まとめサイトの無法地帯化、出版業界の厳しい現状などを踏まえ、今後はこうした「ネタバレ」行為を行っているサイトに対しては「断固たる措置」をとっていくとのこと。出版社側では「できれば穏便に済ませたい」としつつも、今後は「警告なく法的手段に出る可能性」も示唆し、できれば自主的に記事の削除、サイト閉鎖などの措置をとってほしいと警告した。
ただし、漫画文化の普及に寄与していると認められるようなサイトについては一定の考慮はされるもよう。「ナルトちゃんねる」についても、サイト自体は存続の方針で動いていくという。
一方で、「ネタバレ専門サイトはたぶん地獄を見るのでは」とも。また、キャラクターの画像を無断で使用しているケースについても出版社側では問題視しており、「まとめサイトさんは特に危ないもしれないですね」ともコメントしている。
「ナルトちゃんねる」の発表を受け、すでに「進撃の巨人ちゃんねる」など一部のネタバレ・まとめサイトも記事の削除や更新停止を発表している。
(ねとらぼ)
ネットの「全文ネタバレ」に出版社が“断固たる措置”? サイト運営者が過去記事を削除する動き
漫画の内容を文章や画像で詳細に説明する「全文ネタバレ」を掲載するサイトに対し、出版業界が“断固たる措置”を取る態勢に入っている──あるサイトの運営者がこのほど、大手出版社との相談の結果として、過去の全文ネタバレ記事を削除し、今後は同様の記事を更新しない方針を明らかにした。
この運営者によると、出版社側は同様のサイト運営者に対し「自ら記事の削除・サイトの閉鎖などの措置を取って頂ければありがたい」と呼び掛けているという。これを受け、ネタバレ記事を自主的に削除するサイトも出てきている。
明らかにしたのは「ナルトちゃんねる(ネタバレ注意!)」。同サイトは「ストーリー全体を描写するような詳細なネタバレ」=全文ネタバレ記事や、作品の画像による「画バレ」へのリンクを全て削除し、今後は同様の記事は更新しないという。
同サイトの運営者によると、大手出版社の「中の人」との話し合いの結果だという。画像の無断公開などを含むネタバレ行為を出版界はこれまで黙認してきた形だが、現状では全文転載に近い形のものもあるなど無法地帯化しており、出版市場が縮小する厳しい状況にある中、“断固たる措置”を取る態勢に入っているのだという。
対象となる具体的なサイト・ブログ名は明らかにいなかったというが、「検索にすぐ引っかかるようなサイトは軒並み対象だと思って構わない、とのことでした」という。
「おそらくですが“警告なし”で法的手段に出る可能性が高い」が、訴訟は出版社側にも手間とコストがかかるため、「できれば穏便に済ませたい」として、自主的な削除を求めているという。出版社側は「漫画文化の普及に寄与していると認められるようなサイトについては考慮しないでもない」が、「ネタバレ専門サイトはたぶん地獄を見るのではないか」としている。
この記事を受け、「ONE PIECE速報」はネタバレ記事を削除し、今後同様の記事は更新しない方針を明らかにしている。
(ITmedia ニュース)