10万人目となった埼玉県志木市の小学5年生、舘内勇翔君(10)には主催者から公式パンフレットと展覧会テーマ曲「パノラミック・エクスペリエンス」のCD、10万人目の来場者のために作成された認定証が贈られた。舘内君は「自分がそんな大きな数字の時に来られて、すごくうれしいです」と話した。同展は6月17日まで。
(朝日新聞デジタル)
[ONE PIECE展]入場者数が開催18日目で10万人突破 止まらぬ人気
東京・六本木ヒルズの「森アーツセンターギャラリー」で開催中の尾田栄一郎さんの人気マンガ「ONE PIECE(ワンピース)」初の展覧会「ONE PIECE展」(3月20日~6月17日)の入場者数が開催18日目の6日に10万人を突破したことが明らかになった。入場までの待ち時間などを回避するため、チケットは日時指定制の形をとっているが、当日券情報を公開している公式HPでは「売り切れ」の時間帯があるなど人気ぶりがうかがえる。
10万人目の来場者となった埼玉県志木市の小学生、舘内勇翔(たてうち・ゆうと)くん(10)には、主人公のルフィをあしらった「認定証」とオリジナルグッズがプレゼントされた。主人公ら「麦わらの一味」のライバルにあたるミホークやスモーカーがお気に入りという勇翔くんは、「自分がこんな大きな数字の時に来られてすごくうれしいです」と喜んだ。
(毎日新聞デジタル)
こういうのって必ず子供ですよね(ぁ
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ワンピース止まらぬ快進撃 共感を呼ぶ「確かな人間関係」
漫画市場で尾田栄一郎さん(37)の人気漫画『ONE PIECE(ワンピース)』の好調ぶりが際立っている。昨年11月発売の単行本第64巻、今年2月発売の最新65巻はともに初版400万部を記録。日本人の3%が読んでいる計算になる。一方で漫画雑誌の売り上げは低下傾向に歯止めがかからない。漫画単行本の販売も減少気味だが、なぜこんなにも『ワンピース』だけが売れるのだろうか。
22年に『ワンピース』第57巻(300万部)に記録を更新される以前は、国内の初版発行部数は『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(上・下)』(16年、静山社)の290万セットが最高だった。漫画単行本では一昨年発売の『NARUTO-ナルト-』(岸本斉史著、集英社)第54巻の初版160万部、同年発売の『鋼(はがね)の錬金術師』(荒川弘著、スクウェア・エニックス)第27巻の初版152万部が目立つ程度で、100万部を突破する漫画は極めて少ない。関係者は「『ワンピース』のように初版で400万部という漫画は今後、出てこないのではないか」とみる。
昨年は新刊計4巻のほか既刊の増刷も含め、『ワンピース』だけで計4036万部を発行。国内の漫画単行本発行部数6億2048万部の6%余りを占めた。今年は3月20日から東京・六本木の森アーツセンターギャラリーで展覧会「ONE PIECE展」(6月17日まで)が開かれており連日、盛況が続いている。5月2日発売の第66巻で、初版発行部数がさらに伸びるか、注目される。
なぜ、『ワンピース』はこれほどまでに読まれるのか。評論家の宇野常寛さんは「主人公自身が強くなるというよりは、他者との関係性が強化されることで強くなり目標に近づく、という横のつながりを強調している。努力・友情・勝利という少年漫画の王道である枠組みを崩さずに、横の関係性をここまで前面に出していることが大きい」と評価する。
『ワンピース』では物語が進むにつれて仲間が増え、仲間の協力で次々と困難を乗り越えていく。その過程はビジネスなど実生活でも参考になるようだ。『ワンピース』をどう仕事に生かすかという観点で書かれた関連本も多数、刊行されている。
『ルフィの仲間力』(アスコム)を著した関西大の安田雪(ゆき)教授は「世の中の人が憧れる、確かな人間関係が作品に投影されているからこそ、『ワンピース』は国民的な漫画になったのだとも言えます」と分析。ファンを公言する芸能人やスポーツ選手も多いが、組織やリーダーのあり方が読み取れるという点も、人気の根底にあるようだ。
『ワンピース』の主要な登場人物は海賊であり、国から追われる立場にあるが、国側が必ずしも正義とはかぎらないのも特徴といえる。海賊と国家権力が手を組むこともあるなど、現実の歴史をそれなりに反映させていることも物語に深みを与えている。
ワンピースの快進撃はまだまだ止まりそうもない。
【用語解説】ONE PIECE…主人公の少年ルフィが海賊となり、ひとつなぎの大秘宝「ワンピース」を探す海洋冒険漫画。ルフィの仲間「麦わらの一味」は旅をしながら困難を乗り越え、成長していく。平成9年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載開始。テレビアニメや映画にもなり、作品は35以上の国・地域で楽しまれている。
■漫画雑誌の売り上げ 16年で半減
漫画市場を概観すると、雑誌の販売減少に歯止めのかからない状況が続いており、単行本も次第に減る傾向にある。
出版科学研究所のまとめによると、漫画雑誌の販売は平成7年(3357億円)をピークに、昨年(1650億円)まで16年連続で売り上げが減り、推定販売金額はこの期間で半減している。
同研究所の若林秀樹研究員は「子供の人口が年々減っている上、大人、子供ともに雑誌を読む習慣がなくなってきていることが大きい。雑誌は作品を生む土台として存在しており、ここが揺らぐと新しい作品が出てこられなくなり問題だ」と分析する。こうした中、子供のうちから雑誌を読む習慣を身につけてもらおうと、集英社は昨年、小学校低学年向けに月刊の「最強ジャンプ」を創刊。小学館グループはコンビニ専売の「月刊ヒーローズ」を創刊するなど新しい読者層の開拓に力を入れている。
漫画単行本の販売は、17年(2602億円)のピーク以降は減少気味だ。昨年は『ワンピース』が好調を維持した一方で『BLEACH-ブリーチ-』(久保帯人(たいと)著、集英社)や『君に届け』(椎名軽穂(かるほ)著、同)などの人気作品が部数を落としたことがマイナス要因となっている。若林さんは「『銀の匙(さじ)』『青の祓魔師(エクソシスト)』『進撃の巨人』といった現在好調な作品を、長期的なヒット作にどう育てていくかが今後の課題となる」と指摘している。
(産経新聞;溝上健良)
漫画雑誌の売り上げだけで利益を出しているのは「少年ジャンプ」と「ヤングジャンプ」ぐらいだと聞いたことがあるような、ないような。漫画不況の中で、いかに単行本が売れるマンガを生み出すかが、漫画雑誌が生き残る生命線のようです。
勝ち組の「ジャンプ」ですが、ワンピースの後を継ぐ漫画は未だなし〆
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