バンダイ フィギュアーツZERO ポートガス・D・エースのレビューです。
高さ16センチ、自立可能
顔アップ
顔は原作絵よりアニメ絵に近いです。
ZEROにしばしば見られる厚塗りはなく、スッキリした顔してます。
サンプル品からの劣化は顔に関しては無いかと思います。具体的な変更点は「鼻の形が尖ったこと」、「目の形が変わったこと」「目の下の皺が無くなったこと」です。「目の下の皺」はあった方がエースらしいですが、とくに気になるレベルでもないです・。・
帽子、ネックレスは着脱不可。
タトゥーはプリントがキレイ・・・かと思ったら白ひげの歯の縁が欠けていました;
差し換え腕パーツ①
ブレスレットは固定されていません。ログポースがシルバーアクセみたいなっているのは気にしない方向でw
それよりも、「
上半身ボディが色黒」なのに対して「
差し換え腕パーツが色白」なのがかなり不恰好です。「
差し換え足パーツは黄色っぽい肌色」でこれまた上半身と肌色が合っていません;
ベルト
バックルはガリバートンネルだったのだ。
ベルトはバックルを通ると幅が広く、色は明るく、穴がなくなっています。どうしてこうなったw
筋肉美が素晴らしい!
差し換え頭部&腕②&足パーツ
差し換えパーツで
マリンフォード編の再現が可能です。
この写真だと、上半身、腕、足パーツの肌色がばらばらで統一されていないのがよくわかると思います・。・
短剣は取り外し可能ですが、取り外した後は
ダボ穴がくっきり。。
短剣の塗装は妙に凝ってます。
顔アップ
もう片方の頭部パーツと異なり、表情は口を閉じています。
差し換え腕パーツ③
メラメラのエフェクトがクリアパーツで再現。よく見ると他の差し替え腕パーツと同じポージングの拳が造形されています。
ラストシューティング!・・・的な。
エフェクトパーツ
追加エフェクトパーツもクリアパーツになっています。軽く触れると取れ落ちてしまう程、締め付けが緩いです。着脱によってボディが傷つかないので、寧ろこれぐらいがちょうどいいかもしれません。でもちょっと緩すぎかな。。
台座
台座のシンボルは
スペード海賊団、セリフは「次に会う時は海賊の高みだ」。
ZEROの難点の一つ、”無駄にデカイ台座”はかなり改善されて小さくなったようです。セリフやシンボルマークを抜いてもっと小さくして欲しいところですが、最初から続いているコンセプトなので取り去られることは今後ないのでしょう。マリンフォード編の再現時はセリフ、シンボルマーク全てがてんでバラバラになってしまいます。エースは安定して自立できるので問題ではないのですけどね。
プライズ Brotherhood エースと比較
セピア色調の
ブラザーフッドと並べて意外と違和感がなかったり。目立つのはブラザーフッドの背中のタトゥーがやっぱり小さいことでしょうか。完成度という点ではプライズ品であるブラザーフッド・エースに完全に劣ってますw
以上、ZEROエースのレビューでした。
顔とポージングの出来に釣られてしまいますが、よくよく見ると突っ込みどころが多々あるそんなエースでした。ZEROは【開発速度】と【生産量】に重点を置くのは程ほどにして、製作担当者はもっと生産工場とみっちりミーティングした方がいいですね(適当言ってます)。熱意がまだ足りてません(適当言ってます)。肌の色が統一されていないのはお粗末です。造形は良いのですが、完成度では
先月のバギーの方が上だったと思います。
店頭で同時発売のZEROキッドの出来の悪さに寒気を覚えつつ、「キッドはサンプルの時点でアレだったからなぁ~」と一抹の不安をかき消して、来月から販売スタートのZERO新世界編に期待を膨らませるのでした。このエースのように顔さえ劣化せずにしっかりしていれば大概OKです。