第637話　「古の方舟」

TOPICS
・世界の甲板からVol.21
・ルフィv.s.ホーディ
・空からノアが降ってくる

おまけ・・・ノア考察

・世界の甲板からVol.21
「ドラム島―医療センターイッシー100（ワンハンドレッド）―」
齢141歳となったDr.くれはが増員したイッシー100を束ねて元ドラム城に医療センターを設立したようです。
増えた80人のイッシーは医者狩りで医者を引退していた人たちが復帰したのでしょうかね・。・
医療センターのシンボルでしょうか、チョッパーの帽子をモチーフにしたシンボルがくれはのトップスと旗に描かれています。


・ルフィv.s.ホーディ

ルフィ圧倒

前回、ルフィが”剃（ソル）”からの（たぶん）普通の蹴りを浴びせたことで始まったホーディ戦。
ホーディはパンチで反撃するも、ルフィはノーダメージ（だってゴムだから）。
ルフィはパンチの反動を利用してそのまま武装色の覇気”硬化”で強化した”ゴムゴムの鐘”で応酬。
ホーディの後ろ回し蹴りは、”硬化”した右腕で受け止め、”硬化”で強化した”ゴムゴムの斧”で反撃。
ホーディは苦し紛れに”矢武鮫”を放つも、全弾を見聞色の覇気で読み切り、これまた”硬化”で強化した”ゴムゴムの銃弾（ブレット）”で反撃の一発！


・空からノアが降ってくる
デッケンの能力により動き出した巨船ノアはデッケンを乗せてギョンコルド広場上空（海？）に出現。
広場のしらほし姫に向かって進むノアは魚人島のシャボンを突き破ろうとする勢いです。
魚人島を守るため、しらほしは上空に上がりノアの軌道を魚人島から逸らそうとし、ルフィはしらほしを守るため、ホーディは裏切りのデッケンに制裁するためノアに乗り込もうとする・・・。


と、幹部戦はぶっ飛ばして前回までの流れとは打って変わって展開が急に速くなりました。


今回はネタが少なめなので＜ノア＞についての考察をちょっと。

まず今話の話タイトルが「古の方舟（はこぶね）」だったことから「ノアの方舟」を連想しないことは不可避ですね。
また、オトヒメの夢が魚人島の先祖たちの潰えた夢と同じと語ったネプチューンの背景にノアが描かれていたことから、ノアは魚人島の住人が地上に移住するため方舟と考えることができます。

前話でネプチューンがノアのことを”約束の舟”と呼び、”来るべき日”まで決して動かしてはいけない舟だと言っていました。
”約束”は”来るべき日”に果たされるということなのでしょう。
ではその”約束”は誰と誰がしたものなのか？
その候補として浮かび上がる一人が、628話でロビンが海の森で見つけたポーネグリフに記載のあったジョイボーイです。
ロビンがまるで謝罪文と評した海の森のポーネグリフは、ジョイボーイがその”約束”を果たせなかったことを約束相手に謝っている内容だったのではないでしょうか。

どうしてその内容をポーネグリフに刻んだのかということは全く謎ですが、考察はこんな感じでした。
・・・先日、知人からメールが届くまでは。

「ノアがポセイドンってこと？」

脈略が無い文面に最初は面食らったのですが、噛み砕いてみるとこれがなかなか面白い。
ポセイドンは古代兵器のことを指しており、彼はノア＝ポセイドンではないかと予想したわけです。
ポセイドンはギリシャ神話の海神の名前であることから海のイメージは確かにあります（ちなみにネプチューンはローマ神話の海神）。したがって、その在り処として魚人島は相応しく、巨船であるノアが古代兵器という予想は結構ありなのではないでしょうか。

ロビンが今まで見てきたポーネグリフはどれも古代兵器の在り処が記してあったのでしたよね。
616話の魚人島でポーネグリフを探していた際のロビン。

（やっぱり情報が得られた…ここにポーネグリフはある…この国は”空白の百年”の大切な鍵を握っているはず）

「やっぱり」と言っています。
ロビンは魚人島に訪れる前から魚人島に何か手がかりがあると踏んでいたことが読み取れます。
それはつまり、ポーネグリフに古代兵器ポセイドンが魚人島にあると記されていたからなのではないでしょうか。ポセイドンは空島のポーネグリフに記載がありましたね。

しかし、現在のところ魚人島の移住計画のために造られたことが濃厚なノアが兵器であるとはとても考えづらいです。ポーネグリフに導かれた者が魚人島で目にするポーネグリフはジョイボーイなる人物が誰かに謝っているという不可解な内容･･･。
もしかしたら世界を滅ぼす力があると言われている古代兵器は実は兵器ではなく、真相を隠すためのカモフラージュで、それらは”空白の百年”を埋めるピースなのかも！？・・・しれません。

とまぁ、大胆な予想をぶっこんで今回はこの辺でお開きです。