バンダイ Figuarts ZERO ロロノア・ゾロ (新世界Ver.)のレビューです。
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高さ14.5センチ、自立可能
第598話”2年後”の扉絵の再現です。新章コスチュームの麦わらの一味は業界最速の立体化となります。
顔アップ
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ゾロの豪胆ぷりがよく出たいい表情。目・眉の塗装(プリント)は大変細く綺麗です。
しかし、
肌は未塗装で顔がテカテカしているのが残念なところ。また、目・眉の綺麗さに比べて、口の塗装の雑さがやや目立ちます。「目の隈」の塗装は謎です(このシミみたいの必要?)。
刀
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左)秋水 上)三代鬼徹
鞘
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左から、三代鬼徹、秋水、和道一文字。
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特に気にはしませんが、秋水の鞘元のデザインがオリジナルに忠実ではないのです。腰差している様子は自然でいい感じです。上半身の部分は薄くて分かりづらいですが、着物はシャドウが入っています。
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台座
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新世界編からは台座をマイナーチェンジ。飾り易くするため、今までの楕円形から長方形に変わりました。
しかし、シンボルマーク、名前、セリフ、「DEAD OR ALIVE」のスタイルは残り、小さめになりはしましたが、フィギュアに対して台座は無駄に大きいのは相変わらずです。
このゾロは自立が安定なので、台座は不要なんですけどね。この台座はS.H.フィギュアーツ ゾロのスタンドになりそうです(→
【ディスプレイ】 Figuarts ZEROの台座はポイポイしちゃえ 【仕組まれた魂商法】)。
一緒に飾る
スタイリングシリーズと大きさがほぼ同じため、並べて飾っても全く違和感がありません。
以上、ZERO新章ゾロのレビューでした。
「造形は良いけど、塗装が・・・」
この度の麦わら一味の新世界Ver. がリリースされる至るまでの、明らかなZEROのクオリティの向上(サンプル品から製品版への劣化がほぼない)のため高まった新世界Ver.への期待が裏切られたことは間違いないです。サンプル品からの劣化にがっかりして
あんな記事(
フィギュアーツZERO 新世界Ver. の劣化が激しい件)を書いてしまいましたが、初めから劣化なんてなかったと思えば(ぇ、
ZEROってこんなもんだよねと変に納得してしまうわけです(笑)。
サイズ感や顔の肌は未塗装のためテカテカしているあたりは、スタイリングシリーズ(食玩)を彷彿させ、実際にスタイリングと並べて分かるのは塗装のレベルが本当にスタイリングと変わらない、もしくはやや良い程度だということ。食玩と並べて違和感がないのですから、それは不満は出るところからは出るわけです。スタイリングシリーズのクオリティが向上する一方で、クオリティが退化してしまったZEROシリーズ・・・。聞こえる、聞こえる。バンダイ キャンディ事業部がコレクターズ事業部の陰口を叩いているのが(ぇ
とは言うものの、劣化を気にしなければ、ZEROは集めやすくサイズに統一感があるのでZEROシリーズで麦わらの一味を揃えたいという方には悪くはないシリーズでしょう。ただし、ZEROウソップはサンプル品の時点で絶対に要りませんがねw
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