第647話　「止まれノア」

TOPICS
・世界の甲板からVol.30
・ジョイボーイとの約束
・ノア停止
・海王類の声

・世界の甲板からVol.30

「スカイピア―ラキとコニスのパンプキンカフェ名物カボチャ麺―」

ラキとコニスが営むパンプキンカフェに、客としてパガヤとマッキンリーが来ています。コニスは顔が変わった？と思ったら前髪が追加されていますね。目も変わっているような、、、、ほぼナミ！ｗｗ

他の住民は新しい仕事についている中、マッキンリーは変わらずホワイトベレー部隊のようです。


・ジョイボーイとの約束
ルフィが魚人島を守るためノアを破壊するのを見守っているネプチューンの発言。

「『約束の舟』・・・いた仕方ない　人命が第一　すまぬ約束は果たせぬ様じゃもん・・・ジョイボーイ」

ジョイボーイは海の森でロビンが見つけたポーネグリフに記載されていた人物です。この発言から約束の舟・ノアの「約束」ははるか昔、ジョイボーイと交わされたものと分かります（→637話感想）。

＜今までの伏線＞
・ジョイボーイが誰かに謝っている文章が記載された魚人島の異質なポーネグリフ（→628話）
・オトヒメの夢＝魚人島の遠い先祖が無念のまま潰えた夢（→621話）
・この↑発言をしたネプチューンの背景がノア（→621話）
・ノアは大昔、魚人島民が総出で造った（→632話）
・話タイトル「古の方舟」（→637話）
・約束の舟は来るべき日まで決して動かしてはいけない（→636話）
・”偉大なる人物”と交わした約束（→641話）
・「未だ使命果たされぬ舟」「今となってはその造船技術すらも謎」「約束の日」（→641話）

＜伏線から予想されるストーリー＞
話タイトル「古の方舟」から明らかなように”ノア”は「ノアの方舟」がモチーフになっています。オトヒメの夢すなわち、魚人族が地上で暮らす夢は魚人島の遠い先祖も描いた夢でした。ノアはその大移住のために大昔、魚人島民が総出で造ったものですが、何らかの理由によって移住計画は中止となりました。何らかの理由について”偉大なる人物”ジョイボーイはポーネグリフで謝罪しており、叶わなかった夢を未来に託したということでしょうか。これが約束です。

これは一例でして、分からない点も多いです。まず、根本的に魚人族が移住するために巨船は必要か？という疑問があります。「使命」とはノアだから可能な他の何かかもしれません。しかも、ポーグリフ自体も謎が多いので・・・う～ん・。・；　またポーネグリフを読める者はロビンの他にいなく、ネプチューンはその「使命」について「今となってはその造船技術すらも謎」と発言しているため、「使命」が何かということは理解していない様子です。今となっては、「約束の日」まで「使命」を待つノアを傷つけてはいけないということだけが王族に伝えられているようです。


・ノア停止
ルフィが島を守れるように、しらほしが強く願ったことにより海王類が呼び寄せられ、海王類がノアを支えて落下を阻止しました。かくして、ノアを完全に破壊することなく魚人島は救われたのでした。一方、ルフィは消耗して意識を失い、そのままギョンコルド広場損傷したノアの甲板に落下。
ギョンコルド広場に残っていた魚人島民は大喝采でこの快挙を喜びあうのでした。

麦わらの一味はルフィのことを知っているのでいいとして、魚人島民はちょっとはルフィのこと心配してやれよとｗｗ普通の人間なら死んでますｗ

追記）ルフィが落下したのはノアの甲板です。あ～勘違いｗ

ここであれ？と思うのは645話で予想した、ルフィがギョンコルド広場に降り立ち、空からノアの瓦礫が降りそそぐ未来の構図になっていないということ。瓦礫は落ちていますが、ルフィは横になっています。
次回の最初のページはおそらくその構図でシャーリーが自身の予知とダブらせてその光景を見ているという感じになると思うのですが、そうでなかったらまた考え直さなくてはいけないかもしれません・。・

追記）ルフィはまだノアの甲板にいます。そこにはおそらくホーディとデッケンも。ノアの損傷した部分から中に入れるかも！？シャーリーの占いはまだ先になりそうです・。・


・海王類の声
ルフィがゴムゴムの象銃乱射でもくもくとノアを破壊する最中、ルフィの脳に「やめろ！！」という声が響く。。

ルフィに届いた「やめろ！！」という声は海王類のものでした。
素質（覇気？）があれば、人魚じゃなくても海王類の声が聞こえるようです。ちなみにオトヒメは普通の人魚は海王類に「気持ちを伝えお話しする」ことが出来ないと言っていたので、人魚は海王類の声は元々聞こえるようです。

海王類たち
（やれやれ・・・なんという人間だ・・・）
（何という強い人間だろうね）
（わずかに遅れたら島は救えどノアは完全に破壊されていた）
（間に合ってよかった　しらほし姫がぼく達を呼んでくれてよかった・・・）

しらほしとの会話で話された海王類たちのこの言葉は「ノアの使命」の重要なヒントになっています。まるでノアが果たす「使命」を知っているみたいです。さらにその「使命」が果たされると、海王類の利益にもなるようなことが伺えます。やはり単純に魚人島民が地上に移住するということではなさそうです。