バンダイ コレクターズ事業部 Figuarts ZERO ドンキホーテ・ドフラミンゴのレビューです。
高さ18センチ
このドフラミンゴ、サンプル画像を見て当初は完全にスルー予定だったのですが、店頭で見てみるとかなりの良品。大きさの割りに価格も2千円台と安く、間違いなく買いです。しかし、塗装が不良のものが多く、これは20体以上の中から選りすぐった個体です。
店頭で見るべきポイントは次の3点です。
・サングラス
・パンツ前面
・パンツ柄
詳細は後述。
顔アップ
おでこにシャドウが入っている以外は肌は未塗装です。
最近のZEROならここで安っぽいアイプリントを使用しチープにまとまるところですが、サングラスでこれを回避!キャラデザインの勝利です(笑)
<店頭で見るべきポイント>
この個体はサングラスのグラス部分が綺麗に塗り分けられていますが、他の大部分の個体ははみ出し・塗り漏れがあります。フィギュアは顔が命。ここがZEROドフラミンゴの出来を左右するクリティカルなポイントであり、サングラスが綺麗に塗り分けられている個体は本当に稀です。おそらく予約で買ってハズレを引いた人は多いんじゃないでしょうか?だからZEROは店頭で見てから買うべきとあれほど言ったのに(ぁ
手
未だドフラミンゴの能力は明らかになっていませんが・・・能力発動中の手。マリオネット?糸?
シャツと肌の部分に明らかなパーティションがあり、シャツを「着ている」表現に乏しく、シャツを「はめてる」といった感じですw
ファーコート
コートはクリアパーツ(薄いピンク色?)になっており、所々ピンク色がのってます。使用されているのは一色だけですが、濃淡で単調にならず、光の反射も相まって複雑な色合いになっています。この辺が写真でおそらくうまく伝わらないと思います。
コートは実は(たぶん)4つのパーツで組み立てられており、これによって単調にまとまらず、複雑な造形と塗装になっています。
パンツ
<店頭で見るべきポイント>
稀な個体として、股間部分が白く汚れているものがありました。粗相w
<店頭で見るべきポイント>
銀色で塗られた柄の部分は多くの個体が雑です。柄は4本入っており全部綺麗に塗られている個体はおそらくないかもしれません。この個体はまだマシな方です。
台座
「名前」が隠れるのも厭わず、ZEROにしては珍しく合理的なサイズの台座です。
差し換え頭部
顔アップ
ドフラミンゴらしい高笑いの表情。差し換えパーツのため首にパーティションラインが入っているのが少し残念。
一緒に飾る
DX王下七武海のジンベエと黒ひげと一緒に並べて、身長3メートルトリオです。比べるのはあまりに痛々しくて写真に撮りませんでしたがDX王下七武海のドフラミンゴは並べると無惨です(笑)
それに比べてDX七武海の黒ひげはやはり出来が良く、今でも黒ひげの立体物の中で一番いいと思っています。ただ、コスチュームは七武海加入後のものが欲しいところですが。。DX七武海のジンベエはZEROでリリースされれば上位交換したいと思っています。
あとは七武海6メートルコンビ(くま、モリア)はPOPで、2メートル弱コンビのミホークとハンコックはスタイリングで合わせれば王下七武海がスケール統一で完成できるのですが、ハンコックのスタイリングは出来悪いというのが難点です。
また、ZEROクロコダイルを加えるのもいいかもしれません。
日常のもので体感する七武海の大きさ
以上、ZEROドフラミンゴのレビューでした。
予想外によく出来たクリアパーツのファーコートがアクセントとなり、見栄えが大変良いです。
個体差で左右されるものの、価格を考慮して総合的には評価すれば満足できる出来です。POPドフラミンゴは期待していた造形ではなかったので、ドフラミンゴについては、私はZEROに落ち着こうと思います。POPモリア&くまとの相性もいいですからね。
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