バンプレスト プライズ THE GRANDLINE MEN Vol.11 GOL.D.ROGER のレビューです。
高さ18センチ ※ダボ切れば自立可能(たぶん)
やれやれ、またグラメンお得意の腕組み仁王立ちポージングかと思いきや、幸いこのロジャーは
597話扉絵が元絵になっています。
597話扉絵
実はこの扉絵の若き白ひげとロジャーは今後リリース予定の
一番くじ~The Legend of EDWARD・NEWGATE 編~、
一番くじ~The Legend of GOL・D・ROGER 編~からそれぞれA賞の大きめのフィギュアで登場するので、グラメンロジャーはスルーしてそちらで集めようと考えていました。しかし、イラストに惑わされていましたが、よく考えてみると
両者の身長差はかなりあり(※ロジャーはレイリーと同じと考え190センチ程度、白ひげは推定6メートル以上)、
スケールが全然違うことに気づき、よりスケールを近づけるため白ひげは一番くじ、ロジャーはグラメンで集めることにして慌ててゲットした次第です。一番くじA賞で2つ揃えるのはコスト面でも得策ではないですからね・。・
顔アップ
立体物ではバランスをとるのが難しそうなロジャーの顔ですが、特徴を捉えよく似てます。堀深く、眉上がやや出っ張りすぎて、横から見ると奥側の目が潰れてしまうのがちょっとした難点です。
肌は
未塗装、アゴ髭はプリントです。褐色の樹脂が衣装の色調と合っているため、あまり気になりませんが、かなり
色黒なロジャーに仕上がっています。
上から見ると、Σ顔コワww
帽子はツヤありで深みのある塗装がされ、革の質感が再現されています。ジョリー・ロジャーはプリント。
帽子(?)
真ん中は穴が開いてバンダナ頭が出てます。これ帽子?w
コート
コートは帽子(?)同様にえんじの渋い色調(ツヤはなし)。金色の部分はメタルカラーになっています。
流れるようなシルエットがカッコよく、本体とのはまりも良いです。堂々とした王者の風格というところでしょうか・。・
コートキャストオフ
急にガテン系のおっさんになりましたねw
シャツは写真では分かりづらいですが、明るい部分は色入っています。
服の皺は面が広くて角ばっており、硬い印象を受けます。フィギュアなので、実際硬いわけですがw
スカーフは脱着可能。
シャツ同様、服が硬い印象を受けます。
腰巻の溝には墨が入れられていますが、この部分の塗装は雑です。
まず個体差だと思いますが、実はこの個体は首のパーツがボディとちゃんとはまっていません。
出荷状態だと、この通り首傾げちゃってます・。・
力づくで戻そうとしてもうんともすんともせず。。仕方ないので上半身と下半身の接続の部分で調整しました。
右腰を少し浮かせています。一件落着〆
渋い暗調でまとめ、くすみを出して仕上げているのがグラメンシリーズの彩色の特徴ですね。
見た目の質感はざらざらしています。
一緒に飾る
ZERO白ひげと一緒に。
ゲット予定している先述の一番くじ白ひげはこれより大きいはずなのでスケールはより近づくと思います。
以上、グラメンロジャーのレビューでした。
私がゲットした個体は首の部分に不具合があり、流石にプライズだなと感じましたが、プライズらしからぬ完成度はグラメンの評判どおりです。
塗装は緩かったり雑な部分があり、
際立って綺麗なわけではありませんが、決めるべきところはバッチリ押さえているので全体の印象は良いです。
ZEROの工場もそのノウハウを学んで欲しいものです(ぁ
グラメンシリーズの表情やポージングはいつもはあまり好みではないですが、このロジャーは扉絵再現になっており、今回はちょうど良かった感じです・。・