プレックス DOOR PAINTING COLLECTION FIGURE ネフェルタリ・ビビ パイレーツVer. のレビューです。
高さ28センチ
コミックス24巻で使われている中表紙のイラストに描かれているビビ。海賊に憧れるビビの姿が忠実に再現されています。DPCFシリーズは一応1/7スケールとなっており、サイズは通常のPOPサイズより一回り大きいです。
外箱
外箱には元絵がプリントされています。
顔アップ
元絵に
ほぼ忠実な造形となっています。違う点は前髪でおでこが狭くなっているのと、目線が上目から横目に変わっていること、マツゲの位置です。少なくとも、ビビの
マツゲの位置は決まっているものなので、そこは忠実にしてほしかったところ。ビビやナミは顔に特徴が少ないので、押さえるポイントはしっかり押さえないとって感じです。
とは言っても、今までのビビの本格フィギュアの中では一番似ています。
脱帽
前髪が荒ぶってますねw
顔の表面処理はPOPと同様で、目、眉、口はプリントになっています。またアイプリントには
水色が入っており、これもPOPと同様です。
帽子の着脱仕様の都合なのか、
髪を束ねている位置が原作に比べて下がっています。
頭部はボールジョイントになっているため、ある程度表情をつけることが可能です。
胸
元絵より大きくなっています・。・
元絵では白の水着を着けてるのかと思いましたが、
黒のシースルーブラだったとはw
「ビビ16歳、冒険してます」
コートのファーはピンク色の樹脂に白を塗装して表現されています(コート本体は樹脂色ではない)。仕様なのですが、雑な印象を受けます。
グラス
ワイングラスはABS製です。グラスを持つ手は元絵に忠実で、しっかり3本指で持たせることができます。
この
プロポーションこそワンピ女性キャラの証しですねw
銃はメタリック塗装。
コートの縁の模様は塗装が雑です。
スカート
スカートは赤色の樹脂にそのままシャドウが入っています。
本体は自立不能で後ろに重心があるのですが、
台座とのダボ接着がゆるく、台座に乗せているとやや後ろ側に傾きます。実は腕もダボ接着になっているのですが、そちらもゆるいです。まさに「詰めが甘い」という印象です・。・
※コメントによると個体差かもしれません。
パンツが汚れてます(ぁ
下はシースルーじゃないですね(ぁ
差し換え腕+差し替え頭部+抜刀
剣は抜刀可能で、この状態だと高さ40センチぐらいになります。スペースをとるため、この状態では飾ってられませんw
顔アップ
口を開けるとアゴがなくなるのは謎。差し換え頭部の表情はビビから遠ざかってしまった印象です。何だか、POP-CBのノジコを彷彿する表情です。笑顔にするなら、目は線がよかったですね。
脱帽
デフォルト頭部と異なり、前髪は落ち着いていますw
なぜか髪色が異なります。
剣
独特なデザインの柄の部分は金色と黒色が混じった複雑な塗りになっており、
古びた金属の風合いになっています。銃でもやれw
鞘は水色単色です。元絵に描かれていない部分ですが、剣の装飾に比べると不自然なので何か装飾があった方が良かった思います。
以上、DPCFビビ パイレーツVer. のレビューでした。
扉絵をフィギュア化していく当シリーズは、今まで扉絵のチョイスが微妙だった、少なくとも私の好みではなかったのですが、今回の
扉絵チョイスはバッチリ。海賊に憧れていたビビの海賊コスチュームは原作の雰囲気を壊すことなく、見た目もゴージャスなので見栄えが凄く良いです。
とりわけ顔に関して、塗装やプリント、表情の造形が
P.O.Pシリーズに似ています。どうせなら、サイズも通常のPOPに合わせた方が販売戦略的にいいのでは?と思ってしまいます。
他の手持ちが
サンジの三銃士Ver.しかないのではっきりしたことは言えませんが、当シリーズは自立を意識して造られていないようです。それは別に構わないといえば構わないのですが
、自立しないのであれば、台座と本体の接地はしっかりしてもらはないと困ります。ダボ接着がゆるいのはフィギュアの評価としてかなりマイナスになりますね。
スケールとシチュエーションの都合で、このフィギュアは他のフィギュアと合わせて飾りにくいわけですが、逆に言えば1体で成立して飾り栄えが良いので、DPCFデビューの方にはちょうどいいフィギュアかもしれません。DPCFを買うなら、まずこれを買えって感じですね・。・
【フィギュア】 DPCFサンジ 三銃士Ver. 【レビュー】