メガハウス Portrait. Of. Pirates "Sailing Again" サンジ のレビューです。
高さ23.5センチ
新世界編のサンジです。
自立は可能ですが、安定はしません。体重の預け方がサンジ独特で、シルエットだけでもサンジだと分かるポージングです。
顔アップ
一味の中でも顔の特徴が多いキャラのためか、現在までにリリースされている「Sailing Again」シリーズの一味(ルフィ、ナミ、ゾロ)の中では人外のチョッパーを除いて一番似ている気がします。やや
アヒル気味の口と
丸い輪郭を修正すればより似ていたはずです。要は爽やか過ぎるんですね。”2年後”のサンジは確実にオッサン化しており、輪郭はもっと角ばっているのが正解です。
P.O.Pでなぜか統一されている「白目の水色」が不要だというのは置いといて、目はよく似ています。バランスがいいので特に気になりませんが、
眉の渦巻きは原作より一回り大きくなっています。
顎ひげは細い線のプリントが何重にも重ねられています。原作のサンジの顎ひげは無精ひげというわけではなく結構ふぁっさりと生えているので、プリントではなく造形しても良かったかもしれません。さらに欲を言えば、サンジの髪の毛は”ふんわり”よりは”しんなり”しているイメージなので、造形をもっと細かく、毛先を鋭くした方がより良かったです。
前髪で
隠れた右目はちゃんとプリントされています。
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よく見れば、前髪の下から右の眉が少し出ています(左)。内側が巻いているようではないので、右の眉の形は”2年前”のままのようです。フィギュアは集英社の監修を受けているので、
サンジの眉はアシンメトリーになっているというのが公式見解ということでしょうか?
服皺の濃淡は光の加減ではなく塗装です。手抜きはしない流石のPOPクオリティ。。
皺表現もリアルです。また、地味な彩色のシャツとスーツに対して、メタリック塗装のネクタイとボタンがアクセントとなっています。
タバコ
タバコは手とは別パーツで、指の間に挟んでいるだけです。したがって、失くしやすいため2本付属していますw
割と大きめのサイズなので、もっと造り込んでもいい気がします。つるつるテカテカのチープな印象です。
脚長っ!w
スーツがぴっちりきまってカッコいいですね。
台座
無駄にでかいです・。・
差し替え頭部
エロサンジです。
顔アップ
口を開けるとアゴがなくなるのはフィギュアの真理なのか、差し換えパーツだから仕方ないのか。横から見ると不自然ですが、正面から見る分にはイイ感じです。でも、歯茎が出ていないのも気になります。
目がハートになったエロ顔のサンジはこれまでにいくつかのシリーズで立体化されていますが、鼻の穴を膨らませて目を飛び出したようなおもいっきりブサイクなものはまだありません。私としては、やるなら加減せずにおもいっきりやってくれるとありがたいんですけどね・。・
差し替え頭部+差し替え手
ナミ 「サンジ君、お茶ちょうだい」
サンジ 「よろこんで!」
手の向きを変えると・・・
ナミ 「船を守ってくれる騎士(ナイト)がいないかしら~」
サンジ 「イッツ ミー!」
一緒に飾る
POP SAゾロと一緒に。
無駄にでかい台座が干渉してしまうため、近づけて飾るにはこれが限界です。しかし、台座を変えて工夫すれば犬猿コンビをこんな↓に近づけることもできますw
使用した台座はいつもの
魂STAGE。この汎用性の高さ!フィギュア界のグッドデザイン賞ものですね。
以上、POP SAサンジのレビューでした。
ポージングはシリーズ中でも地味な分類に入りますが、キャラクターらしさがよく表れており大変気に入っています。塗装については「
POPクオリティ」の一言でもう語らずに及ばずといった感じでしょうか。価格に対してのボリューム感の乏しさは遊び心のある差し換えパーツで補っています。ただ、キャラクターデザインがあっさりしており見る箇所が少ないので、頭部の造形はもっと詰めるべき箇所があった気がします。そのため、満足度はやや小さいです。
とは言っても「最高品質」のワンピフィギュアシリーズ。ゾロとサンジを合わせて飾ったところ、購入を見送っていたルフィが欲しくなってきてしまいましたw う~ん、どうしようw
【フィギュア】 POP "Sailing Again" ロロノア・ゾロ 【レビュー】