バンダイ コレクターズ事業部 Figuarts ZERO スモーカー のレビューです。
自立可能、高さ16.5センチ
海軍本部大佐(准将)スモーカーです。本部将校なのに正義コートを着ないのがスモーカースタイル。
顔アップ
目線の先の向かって左斜め下から覗くと、特に似ています。眉間の皺、こめかみ、口の曲がり具合など細かなポイントをよく押さえて造形されており、キャラらしさが出ています。肌は薄く塗装されて、目、眉、目元の皺、ヒゲはプリント。
目元の皺は必要なのかよく分からないZEROシリーズの
謎の特徴ですw
顔のテカリはギリギリセーフって感じです。
個体差はシリーズ初期の頃よりは安定して少なくなってきましたが、完全になくなってはいません(おそらく、なくなりませんw)。このスモーカーの場合は、
髪の毛の白の塗装が濃いものと薄いものがあり、濃い場合はより
白髪で原作カラー、薄い場合はより
緑髪でアニメカラーとなります。
配色は
アニメカラーでまとまっているのですが、原作至上主義の私は店頭で塗装が濃い方を選択しました。スモーカーはやっぱり白髪でしょと思いますが、その辺はお好みでどうぞ。ただし、塗装が薄い場合はモミアゲ部分のパーティションがより目立つような気がします。
注意)葉巻に火はついていません(笑)
十手
海楼石が仕込まれたスモーカーの十手の名前は「
七尺十手」といいます。
七尺(約210cm)の名の通り原作では
スモーカーの身長を超える長さで描かれているのですが、この十手はスモーカーの頭から膝ぐらいの長さしかありません。
着脱可能。メタリックカラーで仕上がっています。
着脱は腕差し替えのためだけのギミックなので、実はディスプレイに関係ありません。。
上半身の筋肉、ズボン皺の造形・塗装が美しいです・。・
特に
筋肉の造形はシリーズ中随一、つや消しもしっかりしており申し分ありません。
対して、ジャケットはあっさりとした仕上がりで、ややチープな感じです。せめて、ジャケットのベルトに塗装が欲しかったところです。まるでスタイリングシリーズのよう(ぁ
個体差ですが、袖口は塗装のはみ出しあります。
ブーツ
差し替え腕パーツ+差し替え頭部
左腕差し替えにより”
モクモクの実”の能力”
ホワイト・ブロー”が再現可能。
顔アップ
差し替え頭部はポージングに合わせて目線が左を向いているだけです。デフォルト頭部よりつや消しが甘いため(個体差?)、ややテカっています。
というか表情は2種も必要なく、この1種だけで良かったはずです。
ほらねw
デフォルトよりこちらの方が寧ろ自然な気がします。差し替え頭部分、もう少し価格が安く済んだのでは?w
差し替え腕パーツ
クリアパーツでモクモクが再現されています。しかし、
ポージングが不自然。
一緒に飾る
私はデフォルトポージングに差し替え頭部で飾ることにしました。
スモーカーと同時発売のたしぎのレビューは後日更新予定です。
以上、ZEROスモーカーのレビューでした。
シリーズ初期から多かった個体差は少なくなり、新世界Ver.リリース以降の製品版の酷い劣化はある程度落とし所が定まり、本シリーズの一番の問題であった
品質管理はある程度マシになってきたようです。同じようなことを何回か言っているような気もしますがw
彩色原型の完成度はワンピースフィギュアシリーズ中、一番良いのは間違いないので、さらに品質管理を向上して欲しいところです。しかし、これがコレクターズ事業部の限界でしょうかねw
技エフェクトの差し替えはアイディアとしては悪くはないですが、直立のポージングには不自然です。実用的なディスプレイを考えれば、差し替えパーツは
十手を持つことができる下ろした左腕が適していたかと思います。しかし、最近のリリースを見ると差し替えパーツのネタ仕込みは私好みでかなり期待できるので、いい傾向かなとも思います。
とにかく、「ひどい劣化さえしなければ」・・・それにつきるのがZEROなのでした〆