※こんにゃくレバー
「こんにゃくレバー」人気 生レバー7月禁止に救世主?
7月から、外食店での提供が禁じられる生の牛レバー。香川県の企業が、色や食感がそっくりのこんにゃくを業務用で売り出し、人気を集めている。7月10日には、失意の生レバーファンを救うかのように、小売り向けパック(60グラム、358円)も発売する。大ヒットの兆しが見え始めた。
ハイスキー食品工業(香川県三木町)の「マンナンレバー」。こんにゃく独特の臭みを取り、トマトやイカスミの色素で色づけた。カロリーは約半分という。
タレントのたむらけんじさんが経営する「炭火焼肉たむら」蒲生(がもう)本店(大阪市城東区)では昨年末からメニュー入り。「一度どうですか。偽物ですけど」。店員が冗談交じりで客に勧める。名付けて「食べてみレバー」(480円)。
たむらでは2008年に名古屋店で生レバーやユッケを食べた客が食中毒になって以降、生肉は出していない。蒲生本店の松田晋平店長(33)は「生レバーより取り扱いが楽。お客さんも面白がってくれます」。
開発は、ひょうたんから駒だった。昨年6月、すしネタのトロをこんにゃくでつくろうと、試作した製品を見て「生レバーに似ている」とひらめいた。焼き肉店での食中毒が問題となっていたため、8月から業務用として発売。こんにゃく業界でヒット商品の基準と言われる売り上げ5千万円を半年で達成した。
高松市の焼き肉店の常連で、毎回注文するという会社員浜野真作さん(38)は「肉の味はしないが食感はかなり近い。さっぱりしていて味もいい」と評した。
ハイスキー食品工業の菱谷龍二(りょうじ)社長(56)は「こんにゃくは安全、低カロリーで値段も安い。さらに大きな市場になる」と意気盛ん。近く機械を増設し、生産を倍増させる。
(朝日新聞デジタル)
レバーは肉じゃないけどなw
私は生レバーファンではないので、とりわけ法規制に感情的になることはないのですが、言いたいことはあります。
リスクというものは何事にも付き物で、食品でよく例えに挙がるのは「餅」ですね。毎年、喉に詰まらせて死亡している人がいますが、餅禁止!とはなりません。食中毒に関しては、生ガキが原因の件数の方がよっぽど多いです。ただし、生レバーに混入するおそれがある腸管出血性大腸菌に比べ、生ガキのノロウイルス感染は軽症で済むことが多く、生レバーの方がハイリスクだと言えます。しかし、ノロウイルス感染でも重症化すれば死に至ります。
だったら、肺がんで死ぬリスクが高まるタバコは?交通事故でたくさん人が死んでいる車は?
・・・これらには税金と保険があります。
リスクと法規制のバランスというのは大事ですが、人をはねて殺してしまうことや副流煙で人にがんのリスクを与えることとは話が違います。リスクを分かった上で、好きで食べて死ぬ分には全然構いません。
山菜取りやきのこ狩りで有毒植物を誤食して死のうが、それは自己責任です。「餅」も然り。
え?そっちに?w
好きで食べたい人がたくさんいるのに法律で急に「禁止」してしまうのはいかがなものなんでしょうかね。
食肉業界にも打撃を与える今回の方針は、まずは「生食税」なんてものを設けてみたらどうだったんでしょうか。考え方はタバコ税と同じです。まぁ、私は生食をあまりしないので、適当に言ってますけどねw
・・・しかし、
「蒟蒻ゼリー」をあんなにふにゃふにゃにしたことは絶対に許さない(ぁ