6月26日発売
発行:集英社インターナショナル
著:門脇正法
価格:1,365円
【内容】
金メダルの鍵はマンガが教えてくれた。ロンドン五輪やW杯で活躍する現役トップアスリートたちも愛読している「少年ジャンプ」! 彼らが人気連載マンガから学んだ「勝利へのヒント」「夢の描き方」を探る、異色スポーツインタビュー。
著者は週刊少年ジャンプのスポーツコラム「
ジャンスタ!!」を連載中の
門脇正法。
【目次】
第1章 友情― 「仲間」と書いて何と読む?
I みんなの先頭に立つ―
内村航平選手と『
ONE PIECE』
II ともに成長する― 江里口匡史選手と『トリコ』
III マンガで一つになる― 上野由岐子選手と『スラムダンク』
IV 『仲間』の力で戦おう― 岡崎慎司選手と『BLEACH』
第2章 努力― 夢を叶える最高の方法
I 「継続」に勝るものなし― 李忠成選手と『こち亀』
II 有言実行― 杉内俊哉選手と『NARUTO―ナルト―』
III 一芸は多芸に通じる― 酒井裕唯選手と『SKET DANCE』
IV 「キセキの世代」と呼ばれたい!― 大神雄子・吉田亜沙美・石川幸子選手と『黒子のバスケ』
第3章 勝利― 敗北を乗り越えて強くなる!
I ヒーローにハマる― 松坂大輔選手と『ドラゴンボール』
II 敗北を知って強くなる―
加藤条治選手と『
ONE PIECE』
III 子どもの頃の気持ちを忘れない― 玉田圭司・中村憲剛選手と『キャプテン翼』
IV 運を引き寄せる力―
水谷隼選手と『
ONE PIECE』
※立ち読みしてみました。
お、お・・・
クソつまんねーお!!
ワンピのトピックスだけを読んだ感想ですが、他を読んでもおそらく感想は同じでしょう。本文の構成は大体、漫画の説明が6割、選手の来歴が3割、選手のインタビューコメントが1割程度で、
中身がほとんどないです。
選手の来歴や選手への期待を著者が、テーマになっている選手がインタビューで好きだと答えたジャンプ漫画に例える手法で、好き勝手に書いているだけです。たまに、要所にインタビューコメントが入っていますが、選手の主体性は弱いです。特に体操の内村選手のトピックスは酷く、インタビューではテーマのワンピースについてほとんど語っていません。日本の体操が低迷する中、世界大会の個人総合で優勝する等、日本のエースとして活躍している
内村選手を
ワンピースストーリー前半のルフィに例え、今後の
日本体操男子団体を期待を込めて
新世界編の麦わらの一味に例えるといった感じです。実にくだらない(ぁ
選手本人がそう語っているなら面白いですけど(だとしてもインタビュー部分が少ない)、著者が無理矢理こじつけているだけですから・。・
挙句の果てに、最後の水谷選手のトピックスでは「ジャンスタ!!」のインタビュー後に好成績を出す選手が多いとして、「ジャンスタ!!」が勝利の女神だと言い出す始末。ワンピのトピックスを2つ読んだだけで、本文の手法にうんざりしているのに、ここまで勘違いされると呆れてしまいます。最初から我慢してちゃんと全部読んだ人は、ここでキレて本を投げ捨ててもいいレベルですw
小話としては、「ジャンスタ!!」で著者がインタビューをする際、初めに
好きなジャンプ漫画を質問すると、
トップアスリートの10人に8~9人は「ワンピース」を挙げるとのこと。他のテーマで記事になっているソフトボールの
上野選手、サッカーの
岡崎選手、
李選手も好きな漫画に「ワンピース」を挙げていたとのことです。
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