ウソップギャラリー海賊団はファンアートを紹介する単行本のおまけコーナーで、そのジャンルはイラストはもちろん、最近では手芸やコスプレなど様々です。掲載作品はウソップと栄ちゃんの選考によって決定し、大賞受賞者には直筆サイン色紙が贈呈されます。
投稿数が多いため掲載競争率は高いようですが、そんな中でクオリティの高い
自作フィギュアを投稿し続け、51巻の大賞受賞から64巻までに計8回も掲載された
衣笠哲史さんという方がいます。衣笠さんが制作するフィギュアは素人ゆえに粗雑な面はありますが、キャラクターの特徴をよくとらえて似ているため、メーカーから発売されているものより魅力的なものが多いです。
その出来の良さと毎回制作するフィギュアの数にある意味呆れたのか、8回目の掲載時には栄ちゃんが「
もうプロになれ!」とコメントするほどだったのですが、この度、
衣笠さんのブログにて商業原形の原型制作を担当していたことが判明。
本当にプロになっちゃったw
担当したのはセブンイレブンで先月まで行われていた
ワンピースフェアで発売された商品のうちの4アイテム計7点。
・味覚糖「悪魔のグ実」の悪魔の実ケース
・味覚糖「オリジナルピロー包装ぷっちょ」のワンピースハットケース全3種
・味覚糖「ワンピースぷっちょワールド」のチョッパーマスコットチャーム
・イヤホンジャック アニマルチャームのチョッパーとカルー
チョッパーチャームと
悪魔の実ケース(ゴムゴムの実)は持ってますよっとb
衣笠さんは現在も商用の原型制作を任されているとのこと。何かとは言えないそうですが、次の日曜日(29日)に開催されるワンフェス2012でその原型が参考展示されるそうです。
衣笠さんはネットオークションでワンピースフィギュアを出品(注:違法です)していた経緯があってのプロ化ということで、なんだか同人漫画家が商業誌デビューする感覚に似ています。実際、原型師の世界ではネットオークションで腕を磨くというケースは多いのでしょうか・。・
とにもかくにも、プロ化とはめでたい、めでたい。メーカーには一刻も早く、衣笠さんにドフラミンゴの制作を依頼してもらいたいものですw
ちなみにプロ化といえば、かつてウソップギャラリー海賊団で大賞のイラストを描いた
藤原ゆかさんがその後、少女漫画家デビューした例もありましたね。
【5月25日スタート】 セブン-イレブンフェア
61巻はおまけページが多め!
【原作ネタ】 カラーで見るSBS 【64巻】
【SG海賊団】 定例ヤフオク改造ギャラリー 【第120回】
雑誌ジャック⑤⑥2月2日・3日発売(藤原ゆか×ワンピースコラボ)