バンダイ コレクターズ事業部 Figuarts ZERO アーロン のレビューです。
高さ18センチ
ノコギリザメの魚人アーロン。ポージングはコミックス9巻収録の扉絵再現です。
顔アップ
表情は
ぶちギレた時のもの。目が
海王類のそれになっています。
アーロンは、通常時の目で口を閉じていると見方によっては正直、笑ってしまう顔をしているのですが、キレた時の表情はなかなかカッコいいです。肌、歯、舌などは全て塗装で、
目のみプリントになっています。
背ビレがほぼ未塗装の樹脂色です。帽子の質感はなぜかツルテカw
腕
水かきは
クリアパーツで再現。そのため、両腕ともクリアパーツ素材で、水かき以外の部分が塗装になっていますが、他の肌部分と色や質感は変わりなく、
違和感はありません。
アーロン一味のタトゥーとタイヨウのシンボルはプリントです。
ムッキムキですw
シャツはつや消しが施されている程度で、柄はプリントです。しかし、裏地は塗装されているため、それほどチープな印象はありません。
腕と顔以外のボディ肌は樹脂にシャドウが入っています。つや消しは完璧ではないですが、
魚人の肌(鮫肌?)なのでこれぐらいがちょうどいいかもしれません。
所々にある浮き出た血管が、アーロンがピキっている様子を表現しています。
「へし折れないから、自慢の鼻だ!」
写真だと分かりづらいですが、ズボンの塗装はそこそこ綺麗です。
肌の塗装はボディ部分と変わりませんが、一部(右脚の裏)、
樹脂が潰れて白くなっている箇所があり少々萎えます(個体差?)。
このアーロンはポージングから判断して自立できそうなものですが、
自立はできません。理由は重心がやや後ろにあり、さらに足底が左右で水平が取れていないためです。台座に接地すると右足のかかとが浮いてしまいます。
キリバチ+差し替え右腕
差し替え右腕に交換することで、
キリバチを持たせることができます。ポージングは微妙です・。・
場所を取りますし、担いだポージングの方が良かったですね。
キリバチは全体的に
メタリック塗装が施されており、割と出来はいいです。
しかし、邪魔。
台座
自立はできないので、台座はいつもの通り愛用の
魂ステージに差し替えです。写真の通りにステージを2個並べると、ダボ穴がちょうど合います。これによって、スペースはおよそ30%カッツ!
【ディスプレイ】 Figuarts ZEROの台座はポイポイしちゃえ 【仕組まれた魂商法】
こんな感じになります。
出来のいいキリバチがもったいないので、一緒に飾ることにしました。なかなかいい感じです。
嗚呼、素晴らしき魂ステージ(笑)
以上、ZEROアーロンのレビューでした。
もう何度も言ってますが、ZEROでは人外の肌色を持つキャラクター(もしくはエースのように色黒なキャラ)は
劣化の影響を受けにくいようです。また、腕の肌とボディ部分の肌、顔の肌はそれぞれ塗装の仕様が異なりますが、このような場合にZEROでこれまで見られたような目立った違いがなく、違和感はありません。
ポージングは小さくまとまっていますが、ボリューム感があります。顔は似ており、ぶちギレた表情はフィギュアでは貴重です。自立ができない点はマイナスですが、キリバチも付属して、かなり満足感のあるフィギュアかと思います。アーロンはおそらくZEROがほぼ決定版ですね。