・扉絵連載 第20弾 Vol.2
「逃げるのおよしよ。人魚共さん達よォ~~!!」
今回は前回の人魚の入り江の様子を
カリブーにズームアップしたもの。連載タイトルは「
カリブーの新世界でケヒヒヒヒ」と判明したため、やはりカリブーが主役の扉絵連載のようです。
・先々週のヴェルゴ
→
前回、ヴェルゴの顎についていたものは
ミルクかと思ってましたが、
スプーンでしたw
金属がくっつく肌質の人っていますよねw
・ローとシーザーの契約
周到なシーザーはローがパンクハザードに滞在する条件として、オペオペの能力によりモネ(シーザーとの関係は
秘書と判明)の「
心臓」をローに差し出す代わりに、
ローの「心臓」をシーザーに預けることを要求していたのでした。ローはこの条件を飲み、契約成立。
この契約により、シーザーとローは互いに妙な行動は出来ないことになり(シーザーの場合はモネを切り捨てるだけでしょうが)、669話のローの発言の真相はこの契約がなされていたためだったということが分かります。
チョッパー 「でもお前 そんなん簡単に”M(マスター)”に会えるなら 強ェんだし・・・”M”を捕まえたらいいじゃねェか
そしたら薬もゆっくり調べられるし・・・」
ロー 「
こっちの問題でな・・・それができねェからお前らの力が必要なんだ」
チョッパー 「?」(669話)
また、シーザーはローの「心臓」をヴェルゴに預けていたことが明らかになり、ローがヴェルゴと再会した際、
苦しそうに心臓を押さえて倒れこんだのは実際にヴェルゴが
ローの「心臓」を握っていたのでした。ヴェルゴが強すぎるローよりさらに強すぎるわけではなかったということで、強さのインフレは実際はまだ訪れておらず、一安心といったところですw
※捕らえられながらシーザーに口で喧嘩を売って怒らせ、シーザーに思いっきり「心臓」を叩かれてノックダウンしたロー。
注)このシーンは笑う所ですw
【最新話】 ロー、人生最大?痛恨の過ち 【第668話】(ロー、ギャグキャラ化)
ローはモネの「心臓」をどうしたのでしょうかね。捕らえた際にシーザーが回収した様子はないので、持ち歩いてはいなかったように見えます。ちなみに、スモーカーの「心臓」はシーザーが持っています。
・モネの能力
ローの裏切りをシーザーが知っていたのは、モネがローを尾行していたからと判明。それも、普通に尾行していたのではないようです。
シーザー 「さすがのお前でも気づき様がなかったろうが」
シーザー 「モネが気を利かし
姿を変えてお前を尾行していた…話は筒抜けだ」
「姿を変えて」と聞くと、モネはやはり
トリトリの実の鳥人間なのかと思いますが、どうやらそれは違うようです。
まず、モネがトリトリの実の鳥人間ならば、ローはそのことは見ての通り知っており、大きな鳥(通常、ゾオン系能力者の獣型は元の動物のサイズに関わらず大きい→ペル)が空を飛んでいれば警戒するはずです。しかも、話が筒抜けになるほど近くにいればなおさらで、隠れていても見聞色の覇気でばれてしまうでしょう。したがって、シーザーが「
さすがのお前でも気づき様がなかった」と発言するのは不自然です。
ロー 「ちょっとお前の
能力を借りてェんだが・・・一緒にいいか?」
モネ 「あら デート?嬉しい」(671話)
【最新話】 君は気づくことができたか?ガスガスの実の極意 【第671話】(モネが能力者?)
671話の発言より、ローはモネの能力は知っているようですが、その詳細は不明です。能力を知っているローに気づかれずに、姿を変えて、話が筒抜けになるほど接近して尾行することができる能力となると、例えば相当
小さなサイズに変身する能力が考えられます。
”
ミニミニの実”の能力者といったところでしょうか。もしくはアリのような小さな動物のゾオン系の能力者かもしれません(※その場合、モネがトリトリの実の能力者であることを否定した上述の一部と矛盾するが気にするな)。
つまり、モネはやはり
ローによって改造された鳥人間であり、変身能力を持つ悪魔の実の能力者である
かモネことが予想されます。
・傍観者達(その2)
映像電伝虫が伝えるパンクハザードの映像を見ている新世界各地の闇の仲買人(ブローカー)達。
また新キャラでしょうか。特に中央の”世紀末的”な人はデザインがこっているように見えるので、後々登場しそうなものです。右はパイロット帽子にゴーグル、ポセイドンのような三又の銛、煙草、髭と特徴多し。
左はもしや革命軍?
【最新話】 お前、もしかしてカイドウ? 【第674話】(傍観者達)
・スマイリーの成分
スマイリー(スライム)は4年前、パンクハザードで暴発した化学兵器そのものですが、それは毒ガス爆弾の「H2Sガス」であることが判明。H2Sつまり硫化水素は毒性があり、高濃度で暴露すればミトコンドリア酵素を阻害して呼吸障害により死に至ります。スマイリーに触れた者は呼吸困難で死亡する描写は確かにされていますが、生き残った者が下半身不随になるということはありません。
キャンディが「覚醒剤」だったこともそうですが、なぜ、あえて毒ガスを実在するH2Sとしたのか不可解です。やはり、パンクハザードの裏テーマが薬物問題ということなのでしょうか。日本では硫化水素による自殺が問題になっています。
ちなみに、硫化水素は独特のにおい=卵の腐った臭い(腐卵臭)があるのですが、スマイリーを臭がっている様子は一切みられませんねw
・シノクニ
シーザーが闇の仲買人達の前で行う公開実験は、スマイリーにエサ(巨大なキャンディ)を与えることで、毒ガス(硫化水素)に
ある効果を追加して
完璧な殺戮兵器を完成させるというもの。4年前の毒ガス爆弾の問題点は「
毒をくらった者達が弱りながらも安全な場所に避難できた」という点でしたから、「ある効果」とはその点を補うもののようです。
そして、新しく誕生するその兵器の名前が「
シノクニ」です。つまり使えば「
死の国」ということですね。
次回以降は誕生したシノクニと子ども達の中で唯一正気を取り戻したモチャに注目です。
チョッパーのルフィら救出、ナミ&ウソップの子ども達救出劇があるのか?!
※記事タイトルは6ページ目のこの↓コマのことです。
たしぎ(スモーカー)