メガハウス Portraite.Of.Pirates ”LIMITED EDITION” トニートニー・チョッパーDX のレビューです。
P.O.P.DXチョッパーではありません。P.O.PチョッパーDXです。
何がDXかというと、
差し替えパーツが豊富な点です。表情パーツ2種、腕パーツ2種(両腕)、胴体パーツ2種もあることに加え、
わたあめも付属しています。P.O.P.DXチョッパーが発売される時は、すなわち人型チョッパーが発売されることを意味しているのでしょうが、まぁ、発売されることは一生ないかもしれませんw
外箱裏面
外箱裏面のかわいらしいパッケージイラストを載せておけば、レビューが不要な気がしないでもないです(ぁ
高さ10センチ
グランドライン前半のチョッパーの
最も基本的なスタイルです。POPチョッパーはいくつかのバリエーションが発売されていますが、このコスチュームの立体化は意外にも初です。また、POPチョッパーは一部金型を流用しているとみられる点が多々ありますが、このチョッパーは
完全新規造形とのことです。本当でしょうか?w
顔アップ
POPチョッパーの造形はもう完成されてしまっているので(※完璧という意味ではない)、今更とやかく言うこともないですね・。・
この個体は角の金具の銀色が角自体に付着して汚れています(個体差)。
帽子の着脱可能。これこそ、このDXなPOPチョッパーの最大の特徴であり、コスチュームによらず既存のPOPチョッパーと差別化できるポイントです。この通り外してみると、
やはりPOPチョッパーの帽子は一回りか二回り大きいという事がよく分かりますね。
「帽子に角ついてるwww」という初々しい突込みはスルーするので悪しからず・。・
面白いことに、
角と耳は着脱式になっており、帽子から頭に付け替えることが可能です。角がついた差し替え頭部を用意するよりは合理的という理由で生まれたギミックと思われますが、可笑しなところで原作に忠実になっていますw
脱帽
はいはい、せんとくん。ワロスワロス。
ホント、後ろ側から見ると、せんとくんにしか見えません。もちろん、せんとくんよりチョッパーの方がデザインは先で、脱帽姿は登場時から数回描かれています。しかし、はっきりと描写されたのは連載15周年記念の朝隈俊男氏とのコラボ企画から生まれた
651話の扉絵です。
幼子のような
前髪がカワイイw
頭部はボールジョイント(おそらくPOPチョッパーでは初)になっているため、ポージングの自由度が高く、今まで以上に表情をつけやすくなっています。
肩部もボールジョイントになっていますが、この肩掛けを持った腕パーツの場合は動かしても、すぐに頭部と干渉してしまうため可動域は狭いです。ボールジョイントが機能するのは、差し替え腕パーツの方です。
台座はピンクのクリア仕様。
上半身はリュックサックありと無しの2タイプがあります。接合は特殊で、ボディ側には内部の径が大きくなっている穴があり、下半身には
カリ太な返しのような構造をもったダボがあります。
しかし、個体差が原因なのか、私は差し替えボディをうまくはめることが出来ませんでした。。リュックありの方は下半身にカチッと音がしてはまるのですが、リュックなしの方はいくら押し込んでも全然はまらないのです・。・
そこで、穴の大きさ実際に測ってみると、リュックありの方は
4.1ミリ、リュックなしの方は
3.9ミリと、0.2ミリの差が!この差がクリティカルに効いているのか、それとも内部の径の大きさに差があるのか分かりませんが、おそらくリュックなしの方の穴が小さいために、下半身にしっかり装着できない模様です。おい、メガハウス。
リュックありの方しか使わないから、
まぁいいか。
※コメントのアドバイスで、押し込みながら回転させ続けるとしっかりはめることができました。
差し替え表情パーツ+差し替え腕パーツ
差し替えの表情はマツゲばっちりで
キューンな感じ。頬も赤らめています。完全にメス化してますね、こりゃw
こんな媚び媚びであざといチョッパーなどイラーん!
・・・だが、可愛い。
わたあめチョッパー
くはっ・・・クソっ・・・か、カワゆ・・・ぐぬぅ。
付属のわたあめは、差し替え腕パーツの蹄の間にある穴に柄の一部を差し込んで手に持たせます。わたあめの内部は空洞になっていて見た目の割りに軽いので、わたあめを持たせていても腕の角度によらず安定しています。写真では分かりづらいですが、わたあめはクリアパーツに、白をベースにして薄っすらピンクの塗装がされています。
!?
実は、わたあめは柄からすっぽり抜くことが出来ます。わたあめを取ってしまえば、「
いい感じの棒」に早変わりです。
取り外し可能なパーツは全部で15コ(台座を含む)。この個体の場合はボディパーツが1種使えないのですが、それでも
様々なポージングが可能です。
ね?
・・・。
一緒に飾る
POPエネルと一緒に。チョッパーのリアクション芸(?)の再現。しかし、表情は合っていませんw
色々なポージングが可能で悩むところですが、私はしばらくこれ↓で飾ることにします。
以上、POPチョッパーDXのレビューでした。
人獣型以外の変形点が立体化されることは一切なく、金型流用でコスチュームだけ変わったようなPOPチョッパーには食あたり気味で飽き飽きしますが、このPOPチョッパーは
別腹です。各部はボールジョイントになっており、ポージングの自由度は高く、何より初の
帽子着脱式ギミックが嬉しい仕様です。チョッパーフィギュアをいくら持っていようと、このスーパーせんとくんフィギュアがコレクションケースで異彩を放つことは間違いないですねw
「DX」ということだけあって(サイズがDXではない)、表情、腕、ボディに差し換えパーツが付属、さらにわたあめまで付属しています。それでいて
価格は3千円を切るというお手頃なもの(実際は送料がかかるので、購入価格は実質3千円を超えるが)。企業努力なのか、やはり完全新規造形ではないのかw 確かなのは、○ンダイから発売されていたら、4千円近い価格になっていたことです(例→チ○アーツシリーズ)。
※バン○イを一応フォローしておくと、このチョッパーは”LIMITED EDITION”で完全受注生産という点も価格を抑えられた要因かもしれません。
キューンな表情が放つ破壊力は凄まじく、
POPチョッパー史上最も愛らしいチョッパーです。そちらの方向性では決定版と言って間違いなく、チョッパー好きでこのフィギュアを持っていないのならば、モグリと言って過言ではないかもしれません。
唯一残念だったのは、差し換えボディのはまりが悪く、ほぼ使用不可だったことです(個体差?)。
POPボニーでも似たようなことがありましたが(こちらは個体差ではない)、そのあたりは、製品発売前にしっかりつめていてほしいところです。メガハウスさん。
※コメントのアドバイスで、押し込みながら回転させ続けるとしっかりはめることができました。
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