バンダイ コレクターズ事業部 Figuarts ZERO ハンニャバル のレビューです。
自立可能、高さ16.5センチ(矛まで含めると21センチ)
インペルダウン副署長のハンニャバルです。526話の初登場時のシーンを立体化しています。
顔アップ
個性の塊のようなキャラクターですから、ポイント(フェイスマークと言うべきか)を押さえるだけで、そりゃ必然と似ているわけで、似ないと逆に変ですw
目や口など
顔のパーツはプリントではなく、全て手塗りっぽいです。肌のつや消しは十分で、シャドウが入っており、質感はサラサラという具合で、この辺はいつものZERO仕様。
個性が強すぎてあまり問題になりませんが、顔で一応気になる点は2つあります。
まずは
目の隈。目の隈はハンニャバルの薄い方の特徴で、フィギュアではしっかり彫られています(2本線)。しかし写真を見ての通り、造形があっても塗装がないので間近で見ない限りほとんど分かりません。プリントで隈を再現して欲しかったところです。
もう1点は
口です。526話の再現ということが明白なので分かりますが、一見ではこの口がどうなっているかよく分かりません。歯を食いしばっているのか、口を半開きにしているのか。実際は、
口を半開きにした表情なのですが、
上の歯と下の歯の間が歯と同じ白になっていることが原因で、表情が分かりにくくなっています。
本来はこの部分は塗装されるべきなのですが(※差し替えの表情では塗装されている)、パッケージでも塗装はされていないため、塗装忘れということではなく仕様となっています。う~ん、なんでじゃ?
ハンニャバル 「早く署長になりたい・・・」
被り物と矛は
つや有り塗装。紋章はプリント。その他、塗装は基本的にシンプルです。
はみ出しや斑は一切なく、仕上がりが良いです。
台座・補助パーツ
本体は自立可能な上に、矛で3点接地しており安定なので全く不要です。
差し替え表情パーツ
顔に入った線はプリント。
表情はインペルダウンの囚人が集団で脱走を図るという前代未聞の事態に困惑して、頭を抱えてしまったシーン(541話)の再現です。チョイスは微妙です。ポージングはそのままなので、精神的にショックを受けて落ち込んでいるように見えてしまいます。
どうせなら、542話の白目をむいて泡噴いて失神寸前の表情やボン・クレーの表情にすれば、面白かったかもしれません。
以上、ZEROハンニャバルのレビューでした。
ZEROは人外キャラクターが安定している印象で、このハンニャバルも例に漏れず、
仕上がり良くまとまったフィギュアになっています(悪くいえば、こじんまり)。ポージングは地味ですが、本編の再現であり、最もハンニャバルらしい立ち姿なので問題ありません。しかも、自立してスペースを取らない点も良い点です。顔は似ているものの、細かい突込みどころがあるのですが、それほど思い入れのあるキャラクターでもないので良しとしましょうw
なお差し替えは表情のみとなっており、欲を言えばバージョン違いの被り物も欲しかったところですが、価格が安く押さえられているので仕方ないですかね。
ちなみに、同時発売になっていたサディちゃんは塗装の仕上がりが悪く、購入はやめました。ZEROでインペルダウンの3人(ハンニャバル、サディちゃん、マゼラン)を揃える予定だったのですが、どうしたものかと。
スケールを考えると、スタイリングでサディちゃん、POPでマゼランがリリースされるとちょうどいいので、私はそこに期待しておきます。3人の身長は、おそらく
ハンニャバルが約3m、サディちゃんが約2m、マゼランが約5mです。まぁ、サディちゃんはPOPで出ても買うとは思いますけどw
ハンニャバル 「
私の出番がみじかっ!(汗」
※レビューがいつもより短い?いや、気のせい。気のせい。
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