プレックス DOOR PAINTING COLLECTION FIGURE DX クロコダイル サムライVer. のレビューです。
高さ27センチ
甲冑姿のクロコダイル。元絵はインペルダウン脱出組の侍姿が描かれた
547話の扉絵です。珍しいコスチュームの立体化であることはさることながら、その大きさは相当なもので、
DPCFシリーズ史上最大のサイズとなっています。ワンピフィギュアとしても最大級のサイズで、モリアやオーズ、しらほし姫などの大型キャラクターのフィギュアがある中で、クロコダイルの身長は最も低いため、スケールは最も大きいです。
547話扉絵
顔アップ
角ばった輪郭や目・眉など概ね似ていますが、皺が少ないため綺麗なクロコダイルといった印象です。口を窄めた珍しい表情なので余計にですが、横顔は頬がやたらと広く感じます。前髪の触覚は絶妙なバランスのためか、思いのほか違和感を感じません。頭部はボールジョイントで、顎をもう少し上げると再現度が高くなるのですが、後ろ髪が干渉してこれ以上上がりません。
目・眉・皺は全てプリント。
瓢箪は右手のダボと接着し、飲み口を口先に当てることで固定される格好です。手の平の1点でのみ接着しているため、指が瓢箪から浮いてしまうのが難点です。
瓢箪を外したクロコダイルの表情はこちら↓
ぶっwwwwwww
※瓢箪は重要
甲冑は細部まで忠実に再現。絵では見えないところまで、リアルに造り込まれています(→この甲冑は右側で開くタイプらしい)。腰に巻いてある縄も模様や結び目、たわみ具合などリアルです。
フックの塗装はシンプルに金一色。フックの先は回転します。初め元絵と違う向きで撮影していたために撮り直したのは内緒の話・。・
台座
台座は扉絵をイメージしたデザイン。本体に合わせた溝が数箇所あり、ここに本体を乗せて安定させる仕様です。
足元には草履の跡も。
帯刀
元絵には描かれていませんが、サムライVer.ということで帯刀させることも可能です。左手がフック(笑)なもので、隻腕の剣士状態です。
差し替え頭部+差し替え手首
差し替えのポージングは刀を担いだスタイル。こちらは単品で飾る際に向いているかもしれません。
顔アップ
差し替え表情は葉巻をくわえたクロコダイルらしいもの。正面から見る分には似ていますが、こちらもやはり皺が少ない印象です。前髪の触覚は、デフォルトの頭部と比べてマイナーチェンジしています。
サイズ比較
正確なスケールフィギュアではないですが、実は一応
1/7スケール統一ということが、このクロコダイルの発売で判明したDPCFシリーズ。クロコダイルの身長は253センチなので、1/7スケールならば全長は36センチに相当し(幸い座りのポージングのため全高27センチ)、通常の1/5スケールフィギュア程度のサイズとなっています。
DPCFビビ(ビビは推定170センチ弱)と比較すると全てが大きいということが分かります。
手がでかい、足がでかい、顔がでかいw
一緒に飾る
「一緒に飾る」と言っても、まだ一人ぼっちなわけですが、この「
サムライVer.」と称する547話扉絵をモチーフにしたDPCFシリーズは今後もリリースが予定されており、現在までに
バギー、
ダズ・ボーネス、
ボン・クレーの発売が予定されています。これに加えて、おそらく
Mr.3と
ルフィのリリースはあると考えられます。というわけなので、シリーズ全部集めて、フィギュアで扉絵を完成させようという腹です。本来、これがDPCFの楽しみ方なわけですが、今回はお気に入りの扉絵だったため集めることにした次第です・。・
このシリーズのために横78センチ・奥行き35センチ・高さ35センチのスペースを用意したのですが、
既に充填率がやばいですw クロコダイルは特別でかいので、
イナズマまでリリースがあっても前列4キャラ、後列3キャラでなんとかなるという希望的観測です(汗)。ただ帯刀していると確実に後列のフィギュアの邪魔になるので、将来的には刀は外すことになると思います。元々扉絵では見えないものなので、別にいいでしょう。
万が一、
ジンベエや
イワンコフがリリースされるとなると、まず無理ですねw
以上、DPCFクロコダイルのレビューでした。
このフィギュアの特徴は、なんと言っても1/5スケールフィギュア並みの
迫力のサイズです。実際に本体は重く、コレクションケースに入れて飾った際の存在感は目を見張るものがあります。格好が格好だけに、まるでちょっとした「五月人形」感覚ですw
甲冑の造り込みは細かく、
塗装は大変美麗です。コスチュームの造り込みが良いのはDPCFシリーズを通して言えます。顔に関しては、これもシリーズを通じて言えますが、
やや癖のある造形です―― 表情が堅いというか呆けているというか。ただ、顔が全然似ていないというわけでもなく、シリーズの原型制作は
feehandさんに一任されているようなので、この点については慣れてしまえば、どうということはないって感じでしょうか(あじけんさんのPOPナミのようにw)。また、扉絵として集めて飾ることを前提にしているため、原型師が統一されているのは良いことですね。
サイズ・価格共に手頃なものではないので(※価格割れして買いやすかったりもする)、お金とコレクションスペースに余裕がある方は、一緒に”
ディアゴスティーニ感覚”でこのシリーズを集めていこうではありませんか〆
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