・モモの助の能力
「秘密の部屋」(=元所長室)で竜の姿に変身してしまったという
モモの助。その真相は、「秘密の部屋」でベガパンクが造った”
人造 悪魔の実”を食べてしまったことが原因でした。人造である証しか、はたまた「失敗作」ゆえか、その”人造 悪魔の実”の模様は、通常の悪魔の実の
渦巻き模様とは異なっています。
←模様に注目
この人造 悪魔の実は「竜に変身できる」ということで
動物(ゾオン)系。実の名前は、”
リュウリュウの実”、”
ドラドラの実”、幻獣種”
サラサラの実”モデル・ドラゴンなどが考えられますが、実在するものをコピーしたものなのか、ベガパンクのオリジナルなのかは不明です。
また、
悪魔の実を人工的に造ることが出来ると判明した以上、
ベガパンクがPHで造っていたドラゴンとの関係性も気になるところです。
仮に、ベガパンクのドラゴンが悪魔の実によって造られた生物だとすると、PHにはドラゴンが複数体おり、シーザーがスマイリーに使って見せた悪魔の実の”移し替え”(と思われる技術)を使ったとは考えられず、この”人造 悪魔の実”を複数用意したと考えられます。PHのドラゴンが喋っていなかったのは、人間以外の動物・モノに実を食べさせたと一応、説明はつきます。
しかし、本話のモモの助の表記は「モモの助(
龍)」となっており、さらに「龍」の読みは「
りゅう」となっており、ベガパンクの竜が「竜」を「ドラゴン」と読ませているのと異なるため、両者は似て非なるものなのかもしれません(ルフィは「
うなぎ」と思っているようですがw)。西洋風と東洋風で姿形が異なることが「
失敗作」という意味ならば、上述の仮説を支持します。
”人造 悪魔の実”を食べてしまったモモの助は能力をうまくコントロールできないらしく、獣型に変身したまま元に戻ることができないことが「
失敗作」を意味しているならば、どちらの可能性も考えられます。”どちら”というのはPHのドラゴンが悪魔の実で造られたものという可能性と、そうじゃない可能性です。
前者の場合は、「竜を造る」という目的は達成していて問題はないが、完全な悪魔の実を作ることはできなかったということです。ベガパンクとしては「失敗作」と考えていなかったかもしれません。なぜなら、「失敗作だと聞いてた」と発言したのはシーザーの部下であり、それを伝えたのはシーザーに他ならないからです。ベガパンクの技術を妬んで、負けずと「失敗作」と呼んでいるのかもしれません。
後者の場合は結局なぜ「竜に変身できる」悪魔の実を作ろうとしたか不明で、既にベガパンクは完全なる悪魔の実を作ることができるのかもしれませんし、できないのかもしれません。また、なぜドラゴンの改良を続け、ドラゴンに固執しているのかという疑問もあります。島の護衛が目的ならば既存の技術で複数体用意すればいいだけですし、そもそもドラゴンでなくてもいいわけですから。その理由は天竜人が気に入ったから?天竜人に頼まれたから?
なお、モモの助はPHに来てから偶々竜に変身してしまったので、
錦えもんが竜に対して遺恨があること(
682話)とは関係がないようです。じゃあ、一体・・・?
ところで、前話に登場した龍の姿のモモの助(と思われた生物)について、
動物系にしてはサイズが小さすぎるのでは?という
コメントが寄せられていました。それについては「そんなこともないですよ」という説明をしていたのですが(
Gregさんへのレス)、本話に描かれた龍のモモの助のサイズはそれほど小さいことはなく、結局は
パースがでたらめだっただけというオチでしたw レスの最後にちょろっと書いた懸念が的中した格好です。
こちら↑の
空を飛ぶシーンで注目するのはサイズではなく、実は後ろ足を描き忘れていることでもなく、
前足で雲を掴んでいることです。どうやら、この龍自身は飛ぶことはできず、この筋斗雲的な雲に掴むことで空を飛ぶことができる模様です。この雲は「秘密の部屋」から逃げる際にもモモの助の周りに描かれており、どうやらモモの助から出ているモノ?のようですw
イメージ図
・龍になるまで
モモの助が龍に変身するまでの経緯。人間姿の身の丈からモモの助は5~7歳児程度で、武家言葉を使い、見た目も心も武士そのものです。
・
事の成り行きでとある船に
密航。
↓
・その船はPHの誘拐船だった。※モモの助はその事を知らない
↓
・子ども達に紛れて一時はそのままビスケットルームに入るが脱走。
↓
・「秘密の部屋」に迷い込み、保管されていた”人造 悪魔の実”を見つける。
↓
・食べ物を食べていなかったため、腹を空かせて”~実”を食べてしまう。
※侍であるため、他人の施しは受けないと出される食べ物を拒否していた。そのため、キャンディも食べていない。
↓
・一緒の船に乗ってPHに来た少女に見つかり、子ども達が治療を受けるために島に集まっていることを聞く。
↓
・シーザーの部下に見つかる。
↓
・
突然、龍に変身して(※モモの助の意思ではない)、そのまま逃走。
↓
・途中、シーザーの話を盗み聞きし、治療が嘘であることを知る
↓
・子ども達に真実を知らせようと道を戻る。
↓
・途中、くず入れに隠れたが、ダスト・シュートだったためにそのまま「ゴミ箱」へ落下。
↓
・ルフィと出会う。(密航から10日ばかり経過)
「事の成り行き」というのが気になるところです。
「気が立っておった」や「せっしゃの心内が誰に分かるものか」という台詞から家出かな?と思いきや、モモの助には「
やらねばならぬ事がある」ようです。詳細は不明ですが、モモの助は島に来るまではPHの事は何も知らず、「出口を探して」「ここを出る」つもりだったようなので、
PHに用があったわけではないようです。
ここで疑問になるのは、
錦えもんはどうやってモモの助がPHにいることを知りえたかということです。どこに行くか分からないような船に密航したモモの助がどこにいるかなんてことは、知る術がないはずなのですが、錦えもんは初めからモモの助がPHにいると確信しているような振る舞いをしています。モモの助がPHからメッセージを送っていたということなんでしょうかね・。・
・ジョーカーの幻影
頼れるルフィに出会い、ほっとして張り詰めていた気が抜けたのか、腹が空きすぎたモモの助は意識が朦朧に。「しっかりしろ!」と呼びかけるルフィの声に、モモの助が見たのは
ジョーカー(ドフラミンゴ)の幻でした。モモの助はこれに驚き、パニック状態になって空を飛び、ルフィと一緒に「ゴミ箱」を脱出という流れになっています。
モモの助とジョーカーの関係性とは一体・・・?
モモの助には悪を憎む正義の心があるようなので、ジョーカーの部下ということは脅迫されていない限り考えにくいですが、少なくともモモの助がジョーカーと出会っているのは確かなようです。「
事の成り行き」にジョーカーが関係しているとも考えられます。
ルフィが
海賊と名乗った際に、モモの助は「
かいぞくなるは目方百貫もある大男にてもっと狂ぼうで強そうな者にござる」とルフィが海賊であることを疑った発言をしており、もしかすると、このモモの助の
海賊のイメージ=ジョーカーなのかもしれません。百貫(375kg)もないですが(※まぁ、慣用表現なので)、身長3メートルを超えるドフラミンゴはモモの助からすると、それは大きな男に見えたことでしょう。
モモの助がジョーカーと出会っているとなると、鎖国国家のワノ国にまでジョーカーの息がかかってるなんて予想ができます。
錦えもんが海賊を嫌っている理由はモモの助と同じく、ジョーカーのイメージからなのかもしれません。これってどう考えても、ワノ国を麦わらの一味が救うフラグなんじゃ?w
・ルフィの頼み事
679話(「
ロビンの目的」)でルフィがロビンに頼んでいた事は”
海楼石の錠”を探すことと判明。
シーザーを誘拐した後、捕らえておくための手錠ってことでしょうかね。
・雪女
モネが
自然系”ユキユキの実”の雪女と判明。
うん、知ってた。
→
【最新話】 モネさん、あなたはユキユキの実の雪女ですね? 【第683話】
巨大な
アイスピックを鳥の足で左右2本持って戦うスタイルです。一応、剣士?
・PH現在の状況
[第3研究所B棟2階奥「検査室」通路]
ウソップ、ブルック、錦えもん→
海楼石の錠&モモの助探索
[第3研究所B棟3階「ビスケットルーム」]
ナミ、チョッパー(行動不能)、ゾロ、ロビン(モネの攻撃を受けて負傷)、子ども達(凶暴化)、モチャ(正気)、モネ(心臓なし)→
ゾロVSモネ
[第3研究所B棟3階「ビスケットルーム」付近]
サンジ(足の骨にヒビ)、たしぎ(メガネ破損)、海軍G-5(多数死亡?)、シノクニ
→
シノクニに追われ、ビスケットルームを目指す
[第3研究所B棟3階「兵の屯所」?]
茶ひげ→
元部下救出が目的
[第3研究所C棟地下「ゴミ箱」]
ルフィ、モモの助(龍)→
空を飛び脱出
[第3研究所D棟「SAD製造室」]
ロー(脱帽、心臓なし、モネの心臓を持っている?)、ヴェルゴ(ローの心臓を持っている)、スモーカー(心臓なし)
→
ロー&スモーカーVSヴェルゴ
[第3研究所R棟2階「秘密の部屋」]
シーザー(スモーカーの心臓を持っている)
→
モニターで研究所内を監視、R棟1階に子ども達と侵入者達を誘き寄せ皆殺しにすることを画策
[第3研究所の外]
シノクニ
[サニー号?]
フランキー
[パンクハザード近海]
ベビー5、バッファロー→
ドレスローザからシーザーとモネ、ヴェルゴを迎えに向かう
「シノクニ」B棟充満まで、あと約20分!!
顔芸マスター・シーザー・クラウンのCC展 【原作ネタ】