千値練 H.O.O.K.DX ~しらほし姫~のレビューです。
高さ24センチ(本体)、28センチ(台座込み)
「H.O.O.K」はワンピースの女性キャラクターをモチーフにした
半立体フィギュア型の壁掛けフックです。通常は定価800円程度のコレクショントイとして販売されているものですが、しらほし姫はキャラクターの個性を反映し、「
H.O.O.K.DX」という
破格のビッグサイズ&価格で登場。”半立体”というか”ほぼ立体”となっていますw
外箱
サイズ比較
左)通常版H.O.O.K 右)ワンピースコレクション
通常版HOOKのサイズは約10センチ。HOOKDXしらほしは
ボリューム、価格ともに通常版の10倍程度です。
表面とのギャップがすごいですが、裏面は当然のように
真っ平ら。
本体重量が700グラムもあるためか、通常版にある
内蔵マグネットは採用されておらず、裏面にあるのは
壁掛け穴のみです。したがって壁掛けの方法は1つに限られてしまいますが、台座部分でしっかりと自立するため、通常版ではできない
置き飾りが可能です。
顔アップ
目眉・輪郭・髪の毛のバランスが整っており、よく似ています。
キャラクターらしさという点では涙目で
口を閉じている表情には馴染みがなく、やや美形になっている気がします。基本的に
カラーリングは原作絵に忠実で、アイプリントはよく再現されています。原作絵とカラーリングが異なるのは「眉」ぐらいで、本来は黒のところが紫系の色が採用されています。また、頬の赤みは控えめながら再現されています。肌も綺麗。
総じて、
原作にほぼ忠実でありながら、美少女フィギュアとして、うまく造り上げたといった感じです。
髪の毛のウェーブも原作に忠実に再現されており、特に、前髪は細部まで造り込まれています。表情は下から見上げるより、上から見下ろす方がよく似ているため、飾る際は目線より高くならない位置に置くと良いかもしれません。
表情は「
通常版」と一部のネットショップのみで販売された「
限定版」の2種類あり、こちらの
涙目のバージョンが「通常版」で、「
限定版」は
微笑みVer.です。現状でリリースされたものの中では、微笑みの表情は
フィギュアーツZEROが、涙目の表情はこのHOOKが一番似ていると思います。
衣服と
アクセサリー、
髪の毛には
パール塗装が施され、とても見栄えがいいです。塗装自体も大変綺麗です。
半立体フィギュアでありながら、見た目に不自然な様子はなく体のバランスがいいですね。
目立つパーティションは、羽衣の左右1箇所ずつ、左肩、鱗と髪の毛の間の計4つ。パーティションラインをなくすために、組み立てではなく一体型のパーツにすることで、これ以上価格が高くなっても困るので、ある程度はしょうがないです。ただし、
鱗と髪の毛の隙間(写真:一番右上)は調整で埋めることができるものなので、もうちょっと詰めてほしかったところです。
極上の乳。
何かが見えかけている気がしますが、気のせいですね・。・
キャストオフ
胸とブラが別パーツで接着されていない
H.O.O.K第3弾の仕様を引き継ぎ、このしらほしのブラも軽くずらすだけで簡単に外れます。
※画像クリックで無修正画像表示
ねぇ、クリックしたぁ~?クリックしたぁ~?w
※下心でクリックした場合はがっかりな感じかと思います。ご覧の通り、先端部の着色や造形はありません。しかし、まっさらだったHOOK第3弾と比べると、先端部に多少の膨らみがあるのはDX仕様ですかねw
※この垂れ布は簡単に外れません(笑)
尾ヒレ
尾ひれにも
パール塗装。
ウロコ
ウロコは
原作絵を忠実に再現した塗り分けです。これは他のシリーズでは実現できていない(価格的に)ハイレベルな塗装で、はみ出しもなく完璧。折れ曲がっているところではウロコが詰まっているなど芸が細かいです。つやありの塗装も魚っぽくていいですね。
写真では分かりづらいですが、
ウロコの1枚1枚がちゃんと造形されています。また、折れ曲がった箇所にはパーティションラインがありますが(右上)、正面から見た場合は全く目立たないので問題ありません。
多少横から見ても、半立体とは分からないボリューム感ある造形が実現されています。
台座
台座は
硬殻塔をイメージし、バンダー・デッケンがマトマトの実の能力で投げた斧がフックとして突き刺さっているデザイン。ABS製。
台座の表面はコンクリートのような質感になっており、
斧で砕けた箇所やヒビの造形がリアルです。
ネームプレートは
大理石をイメージ。
フック部分は
バンダー・デッケンの斧。表面には細かな造形が施されています。
以上、HOOKしらほしのレビューでした。
半立体ということを感じさせない、ボリューム感ある造形は無理なく自然なバランスで、顔もよく似ています。何より特徴的なのは、
塗装が超絶美麗!!なことです。
原作絵のカラーリングを忠実に再現しつつ、パール塗装を多用した見た目は大変見栄えがいいです。リペイント不要です。
「H.O.O.K」は本来、ワンピース雑貨というコンセプトでリリースが始まったものなのですが、「H.O.O.K.DX」では他のシリーズを凌ぐ程のクオリティのフィギュアとなったのでした。
どうしてこうなったw
もはや、半立体である意味すら分からなくなってきますw
ちなみに、「H.O.O.K」は
Hook
Of
One piece
Keypersonのイニシャルですが、もはや誰も覚えていないのです(ぇ
【フィギュア】 フィギュアーツZERO しらほし姫 【レビュー】
【フィギュア】 H.O.O.K3 【レビュー】
【フィギュア】 H.O.O.K.2 サディちゃん 【適当レビュー】
【フィギュア】 H.O.O.K 【レビュー】
【限定版】 H.O.O.K.DX~しらほし姫微笑みVer.~