LOGPIECE(ワンピースブログ)〜シャボンディ諸島より配信中〜 【映画】 モドモドの実を出した理由、鈴木おさむ「可愛い海賊団を見たかったので」/田中真弓インタビュー 【Z】
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鈴木おさむ:「ONE PIECE FILM Z」で脚本を担当 原作の尾田さんは「すべてがブレてない!」

 累計2億8000万部以上発行の大ヒットマンガ「ONE PIECE(ワンピース)」の12作目となる劇場版アニメの最新作「ONE PIECE FILM Z」(長峯達也監督)が15日に公開された。原作者の尾田栄一郎さんが総合プロデューサーを務め、劇場版では初めて「新世界編」を舞台にした話題作だ。人気テレビ番組「SMAP×SMAP」や「ほこ×たて」などを手がける放送作家の鈴木おさむさんが脚本を担当したことでも話題を呼んでいる。鈴木さんに今回の脚本を手がけたきっかけや作品に込めた思いを聞いた。

― 多忙を極める鈴木さんが今回脚本を引き受けることになった経緯は?

鈴木:プロデューサーから知りあいづてに電話があり、本当に(「ワンピース」が)好きだったので、オファーの声があり、「うわ、うれしい」という思いと、ファンだけに「引き受けるのも怖いな」という思いもありました。でも、こんなチャンスも(今後もあまり)ないだろうと思い、引き受けさせていただきました!

― 脚本を執筆するにあたって、アピールしたい最大のテーマ、一番大切にしたかったものはなんですか?

鈴木:一番大切にしたかったことは、原作と地続きになっているということです。映画単体の世界観だけじゃなく、原作とどこかかすっていたいという思い。ファンだからこそ、そういうワンピース映画を見たいので。

― 尾田先生とはどういったやり取りをされましたか? またアドバイスなどをいただいたのであればどんなアドバイスだったんでしょうか。

鈴木:まず、「原作と地続きにしたい」という思いを伝えました。海軍をやめたゼットというやつが出てくる話にしたいと。そうしたら尾田さんが、今後の海軍に関する衝撃の話をしてくれまして……。その話がきっかけで物語に“青キジ”がからんできたりしています。ルフィのキャラの話す内容とか、「なるほどな〜」とか思ったり。そのほか、たくさんアドバイスをもらって、ワンピースのみならず、今後の物語を作ることに参考になることをたくさん教えてもらいました。ブレてないんですよね! すべてが。すごいです!

― 今回の敵役「ゼット」「アイン」「ビンズ」のキャラクター作りではそれぞれどんなことを念頭に置かれましたか?

鈴木:尾田さんには、子供が見たときに、敵役を見て、10秒でこいつヤベーなと思わせることが大事とアドバイスいただきまして……。それを大切にしました。結果、かなり凶暴で人間くさいキャラになりました。アインの持っているモドモドの実に関しては、この実を一番出したかった。可愛い海賊団を見たかったので。

― 鈴木さんが考える「ワンピース」の魅力とは何でしょうか?

鈴木:年齢ごとに読み返したら受け取れるメッセージが違うところです。5年前に読んだ自分と今読む自分では感動するところもまた変化がある。つまり、いろんな世代の人にあらゆるメッセージが届く。そんなマンガ、(これまで)日本にあったんですかね? まさか30歳を過ぎてマンガを見て号泣するなんて思ってなかったから!!

― 鈴木さんが一番好きなキャラクターは? またその理由を教えてください。

鈴木:やはりルフィです!! 主役がずっとカッコよくい続けることって難しい!! だけど、ルフィはずっとカッコよく成長し続ける! それがすごい!

― 見るのを楽しみにしているファンにアピールをお願いします。

鈴木:お父さんの涙を見たかったら、ぜひ家族で見に行ってください!!

(毎日新聞デジタル)



おもしろインタビュー:田中真弓さん”やりたいこと”選ぶのは自分
ワンピースの映画版第12作目「ONE PIECE FILM Z」が15日、公開されました。「偉大なる航路(グランドライン)」の後半の海、新世界を突き進む麦わらの一味の前に、すべての海賊を抹消しようと企む元海軍大将・ゼットが現れます。運命をかけた戦いの行方は? ルフィの声でおなじみ、声優の田中真弓さんに聞ききました。

― 3年ぶりの長編映画です。どんな気持で臨みましたか。

田中:前作「ONE PIECE FILM STRONG WORLD」は、社会現象になるほど大きな成功をおさめました。ワンピースを知らない人まで「すごいらしい」と話題にするほどになり、そこで頂点を見たような気がしてしまったんです。ストロングワールドを超えることはできるのかと心配でした。ところが、Zができあがってみたら、全然違いましたね。ある意味、ストロングワールドを超えたし、まったく別の切り口なんです。そうきたか、負けたなって思いました。

― 作品の見どころは?

田中:一つは、素手のケンカのぶつかりあい。ルフィとゼットの戦いをみんなが手を出さず見守ります。手を出すことはルフィが望まないとわかっていて、ゼットとやり合えるように見守ってくれる。きちんと人と向き合うことの大切さを感じました。弱い者にだけ向うんじゃなくて、上の人や先輩にも「それは違うと思う」って言えるようにしたいですね。
 二つ目は、やりたいように生きろということ。ルフィが「やりたいようにやればいいさ」と答える場面ばが出てきます。やりたいことがあっても、「先生やお母さんがこう言ったから」と言い訳してしまいがち。もちろんアドバイスは聞いた方がいいけど、選ぶのは自分です。本当にやりたいことは何? やりたいことやったらいいよって、男女問わず、何歳でも、背中を押してくれる映画です。

― 声優のおもしろさとは?

田中:声優は、いろんな声が出せる人たちと思っている人が多い気がします。よく、「普通の声なんですが、声優になれますか」と聞かれますが、声が変わっているとか、いい声だとか、そういうことじゃないんです。たまに、「(ドラゴンボールの)クリリンとルフィ、声が違う」と言ってくださる人がいます。声は同じなんですよ。クリリンとルフィは、まったく別の人、性格だから違うように聞こえるだけなんです。

― 子どもたちにメッセージを。

田中:好きなように生きろ、やりたいようにやれ。これは、ワンピースのメッセージの一つです。ルフィは本当に自由なんですよ。

(毎日小学生新聞)


ところで、フランキーがモドモドをくらっていたら、フランキーの体はどうなってしまうのでしょう?w


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