来る今月22日から、原型師達がその腕を競うバンプレストフィギュアの決戦トーナメント型イベント「
造形王頂上決戦2」の予選が開始します。今回は予選をジャンプフェスタ会場(22日・23日)とWEBの投票(約1ヶ月間)で行い、決勝もWEB投票(約1ヶ月間)で行われます。また、namco店舗にてリアル投票イベント(フィギュアを展示、その場で投票)も開催予定とのことです。
出場原型師は前回の8名から6名になっています。優勝賞金は100万円。
※出場原型師。左から、山下マナブ(PlasticArts)、大谷光正(PlasticArts)、ATUMI、サイトウヒール、岩倉圭二、VAROQ
<造形王頂上決戦2 大会日程>
12/22(土) ジャンプフェスタにて予選開始/WEB同時開始
12/27(木)~12/29(土) 大阪namco大阪日本橋店にてリアル投票イベント開催
1/5(土)~1/6(日) 東京namco中野店にてリアル投票イベント開催
1/12(土)~1/14(月・祝) 大阪namco梅田店にてリアル投票イベント開催
1/19(土)~1/20(日) 福岡namco博多バスターミナル店にてリアル投票イベント開催
1/23(水) 予選終了
1/24(木) 結果発表
2/6(火) 決勝開始
日程未定 決勝リアル投票イベント開催予定
2/24(日) 決勝終了
公式サイトではすでに、出場作品、原型師インタビュー、トーナメント表等が公開になっています。キャラクターのラインナップはペローナ、クロコダイル、ブルック、ホーディ、ティーチ、しらほしと、新鮮味がある立体物はホーディぐらいですが、さて、それぞれの出来はいかに<◎> <◎>
● 予選ブロック1
ATUMI(ペローナ) VS VAROQ(クロコダイル)
・ATUMI(ペローナ)
【アピールポイント】
大変だったのは型取りですかね・・・。パーツの数がすごく多いのもあって苦労しました。
見どころは、浮遊しながら楽しそうに見下してるペローナ特有の雰囲気を楽しんでほしいです!片足立ちになると製品生産上なにかと問題が出るのは分かっていましたがこれはどうしてもやりたかったので、挑戦しました。<ATUMI>
・VAROQ(クロコダイル)
【アピールポイント】
彩色は設定よりもトーンを変えたりして趣向を凝らしました。同じ色でもツヤのオンオフで質感を変え、それぞれのパーツが見栄えするように頑張りました。ワンピースは戦闘でも衣装が中々破れないのでコートの造りを悩みましたが、戦っている場面をイメージして、裾などをほつれさせたりする事で表現しました。<VAROQ>
● 予選ブロック2
岩倉圭二(ブルック) VS 山下マナブ(ホーディ)
・岩倉圭二(ブルック)
【アピールポイント】
オドロオドロしい感、カッコいいブルック、でもコミカルな雰囲気も楽しんでもらいたいですね。原作から外したくはありませんが、今までフィギュアとしては無かったような雰囲気にしたかったというのが見所でしょうか。<岩倉>
・山下マナブ(ホーディ)
【アピールポイント】
動きがある方が見栄えがいいだろうなと思いながらも、あまり得意ではないので、そこを出せるように頑張りました。見どころは全部です!全体の構成感を見て欲しいですね。
客観的に見てどうかは分からないですが、自分に外せないと考えている要素は、原作重視で、作者の真意から外れないこと、そして、造り込みです。尾田先生のペンのラインを再現させたいと思って制作しましたが、うまくいってますでしょうか?<山下>
● 予選ブロック3
サイトウヒール(ティーチ) VS 大谷光正(しらほし)
・サイトウヒール(ティーチ) ※前回優勝者
この後ろ姿を見よ!(笑)
脱コート
【アピールポイント】
ズバリこれです!っていうカットはないんですが、マリンフォードでの頂上決戦の時のイメージで作っています。黒ひげを造るならとにかく「濃ゆい!」という面を表現したかったんです。もうホントに濃ゆいキャラクターなんで。ていうかこれ臭い出しそうでしょ?(笑) 横っ腹から背中に掛けての肉感とチラ見せのおしりがかくれチャームポイントなので、こっそりじっくりと観て頂きたいですね☆<サイトウ>
・大谷光正(しらほし)
【アピールポイント】
とにかくコミックのあの古代兵器ポセイドンのカットにしびれてしまって!
※649話
今商品化されている「かわいいしらほし」とは対照的に「重厚で存在感のあるしらほし」をモチーフに制作しました。年齢的にも現在の7年後位を狙っていて、顔や体つきも大人っぽくしてみました。ポセイドンの威厳を感じ取っていただけたら嬉しいですね。
表現したかったポイントはやはり水中でゆらめく髪の毛ですネ。造形技法としてちょっとネタばらししますと、今回しらほしの羽衣は本物の布を樹脂で固めて造りました。「ちょっと反則じゃん!」と言われそうな気もしますが、自分としては既存の制作方法ではない部分も取り入れてより説得感のある原型になったと自負しています!<大谷>
公式サイトではもっと多くの画像を閲覧することができます。
今回は不出来なものがなく、
全体の水準がぐーんと上がっていますね。どの原型もいい出来で、あとはスタイルの違いだけなので、素人目には好みに左右されそうです。アメコミ風のティーチ、美術品のようなしらほし、ちょいリアルなブルック、原作絵から切り出したようなホーディ・・・。もちろん今回も
すべての出場作品はバンプレストフィギュアブランド「SCultures」から商品化されるので、ぶっちゃけどれが勝ち進もうとあんまり興味がなかったりします。商品になればどれも欲しいですw
造形王頂上決戦2公式サイト
造形王頂上決戦2 開幕ぅううううううう!!
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