バンダイ キャンディ事業部 合体鉄の海賊（アイアンパイレーツ）フランキー将軍のレビューです。
こちらはラムネ菓子の食玩で、全4種中各2種ずつ揃えるとブラキオタンク5号とクロサイFR-U4号が完成し、その2つを合体するとフランキー将軍が完成します。パーツは一部組み立て済で、一部はプラモデルのようにランナーについたままになっており自分で組み立てます。

■ ブラキオタンク5号



■ クロサイFR-U4号



ブラキオタンク5号とクロサイFR-U4号はABS製。未塗装で一部はシールです（一部塗装済み）。タンクのボディ（黄黒の縞）のシールは無駄に切込みが多く入っているため、貼るのが難しいです。私は皺を作ってしまいましたorz

■ ミニフィギュア（全7種）


全4種のパッケージにそれぞれPVC製の麦わらの一味ミニフィギュアが付属。ロボに興味がない女性陣を除いた野郎共だけというのが面白いです。チョッパーはブラキオタンクの司令官になった時、フランキーは”フランキー大砲”、ルフィはロボに感動した表情、サンジは片足を上げたポージングで自立しているなど、約2センチの小さなサイズながらなかなかこだわりが見られます。本体ロボのスケールと比較すると大体一回り小さい程度で、チョッパーのみがちょうどいいです。※ロボと一緒に撮り忘れたことは内緒。

※外箱

合体については、原作コマを再現した合体シーンがプリントされている外箱を見れば大体イメージできると思うのですが、その途中過程はこんな↓感じです（636話）。



変態するぞー！



クロサイFR-U4号！スタンバイ！！

FR（フランキー将軍の）-U（腕）という名前の通り、クロサイのヘッド部分を取るとほぼ腕の形になっています。実際の変態（変形）としては手首の部分にあったタイヤを腕にはめて、マフラー部分（後輪のウイングに見えるもの）を閉じます。あとは腕になるパーツを残してシートを外すだけです。




ブラキオヘッド！チェンジ！

タンクの変態（変形）は恐竜の頭部がひっくり返って将軍の頭部に変わります。クルッとひっくり返って変形する原作と違い実際は分解する必要があるのですが、ただの付け替えではなく、ちゃんと頭部を収納しているところがいい感じです。他はキャタピラの取り付け位置を移し、コックピットの入り口部分（ドクロのマーク）をへっこませ、背部の将軍の脚パーツを伸ばしています。



ブラキオタンク5号！クロサイFR-U4号！



”合体（ドッキング）”



鉄の将軍（アイアンパイレーツ）！フランキー将軍！



自立可能、高さ15センチ

しれっと「フラン剣」を装着しています。
フォルムは変態（変形）前のマシンをベースに設計されているのですが、さすが合体ロボがお家芸のバンダイと言うべきか、フランキー将軍自体も合体をしっかり考えられてデザインされているため、完成したフランキー将軍のシルエットはかなり原作に忠実です。合体変形をしっかりデザインした結果なだけかもしれませんが、栄ちゃんがバンダイに直接売り込んだ「超合金フランキー」の件があるので、おそらくフランキー将軍は商品化も考慮してメカデザインされている気がします。ダボやダボ穴は目立ちますね。



腕パーツは肩（3軸）、腕・肘（2軸）、手首（1軸）に関節が複数あり、特に肘関節は可動域が広く、かなり自由にポージングをつけることが可能です。脚パーツも球関節を基本にして自由度は割とあります。付属の支持パーツもありますが、バランスがいいため割となくても大丈夫です。寧ろ、支持パーツを使ってしまうと、脚が常に伸びきった状態になるため、脚のポージングの自由度は悪くなります。
フラン剣は手に持たせることも可能。

カパッ


”フランキー大砲（キャノン）”！！

コックピットは開いて90度の位置で留まるため、付属のミニフィギュアやワンコレのフランキー（画像）を載せて劇中のシーンを再現することが可能です。



比較



キャラバンク フランキー将軍（メガハウス）との比較。どちらもABS製、価格は1,500円程度。デフォルメの強いキャラバンクと比べると、概ね食玩の方がシルエットはより原作に忠実ですが、手首に関しては、クロサイFR-U4号を再現している食玩に対してキャラバンクの方が腕と手首のサイズバランスはいいです。塗装に関しては、キャラバンクが塗装済み、食玩が未塗装（一部塗装）＋シールとなっています。また、コックピット周りがキャラバンクは黒、食玩は青、下部に赤のラインがある無しという違いがボディの配色にありますが、アニメ準拠になっているのはどちらも食玩の方です。股間のパーツが赤く、ボディの下部も赤くなっていることで、相撲の廻しに見えるところがフランキー将軍のチャームポイントだと思っているので、この点は重要です。
どちらにもそれぞれ良い所と悪いところがあるわけです。では、どうするか・・・

さらに”合体（ドッキング）”じゃー！！ｗ

！？

ん～・・・



ス～パ～！！！

というわけで、ボディと頭部はそのままに、腕とフラン剣をキャラバンクのパーツと交換したら、スーパーなフランキー将軍が出来上がりました。そして実はパーツの取り替えにあたって加工は一切しておらず、驚くことにダボ穴のサイズがピッタリでした。交換はしていませんが、脚パーツも実はダボのサイズがピッタリです。他社の商品なんですが、これは一体ｗ

一緒に飾る


魚人島の箱庭ではキャラバンクのフランキー将軍を入れていましたが、先程合体したスーパーなフランキー将軍に交換。ワーコレZOOのホエも加え、完成度は90％から91％にアップです。キャラバンクに比べて脚が長いため、いざという時（大型キャラ＝チョッパーモンスターポイント追加）には足元にワンコレフィギュアを潜り込ませることができ、より中央のスペース（ギョンコルド広場）に余裕が作れそうです。

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ホエは台座とのダボ穴に、いつもの通りバンダイの魂STAGEのアームを挿し込んで固定しています。コレクションケースの前面の扉を閉めたらぶつかってしまいそうなぐらい前に出ていますが、実はこれでも数センチ余裕があるので大丈夫です。アームの腕を短くしているのは、将来、ホエの上にワーコレ ネプチューンが乗ることを想定しているためです。




ゲットした方は不思議に思ったはずですが、ホエの一番大きな背びれだけ、ダボ接着で取り付ける仕様となっています。見た目も不自然ですね。このホエ側のダボ穴がおそらく、ワーコレVol.31にアソートされるネプチューンを乗せて固定するためのものと考えられます。以前開催されたデフォルメ博でワーコレ開発者から直接確認しているので、まず間違いありません。この他にダボ穴はないので、基本的にはネプチューンの鰭でホエを挟み込むように乗せて安定する設計になると予想されます。あとはアームが重みに耐えられるか、そこが問題です・。・


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