現在発売中の
Vジャンプ2013年3月号(1月21日発売)からなんと、「ほこ×たて」出演のワンピマニアの連載が始まったとのこと。
そのワンピマニアって一体・・・
どこのアメリカ人だ!w
連載を始めたのは、
先月号のVジャンプでもインタビューを受けていたアメリカ人ワンピースマニアの
Gregさん。記事タイトルはGregさんの名前をモジって「
グレLog通信」(グレログ通信)です。「レ」の後に「ロ」が続くと結構日本人は発音しづらく、もう「
グレッグ通信」でいいよ(笑)と思って仕方ないですw
毎月1ページ連載のこちらのコーナーではGregさんが「
ワンピースの謎を妄想しまくる」のだとか。第1回のテーマは『ONE PIECE FILM Z』で、映画をDEEPに観るマニア視点のネタが「
マニアメーター」というマニアック度(?)の指標で1~5の6つ掲載されています。
ここで紹介するのはマニアメーター「3」のネタ。おそらく「海軍の会議」が「
海賊の会議」になっているのは置いといて、Gregさんは会議に参加した中将らの海軍コートの飾りの「
色」に注目したようです。
Greg:
大将を示す金の肩飾り。
つるとボルサリーノ以外で着けているのは、ストロベリーだけ・・・!?
それ以外の中将らは青と赤の肩飾りになっており、金(黄色)の肩飾りを着けているのは、ボルサリーノとつるとストロベリーの3人。つまり、クザンとサカズキが抜けた
大将の席についたのは、つるとストロベリーかも!?という妄想なのですが、ストロベリーはいいとして・・・
ご老体に無茶させないでくださいw
つるは能力者で中将ですが、70歳を超えて未だ現役なのはおそらく大参謀という役回りからであって、とてもじゃないですが今更「
世界最高戦力」である大将を張る力はないでしょうねw
また、肩の飾りも
赤と黄色になっており、黄猿のそれとは異なります。
そして、注目しているこの肩の飾りですが、
配色はアニメオリジナルです。
つるの後ろに立っているスモーカーの肩飾りはアニメでは赤と青になっていますが、67巻と68巻の表紙を見れば分かる通り、原作カラーはいずれも金色となっています。とりわけ、原作では肩の丸い飾りが塗りつぶされたことはないので、
海軍コートの肩飾りは基本的に全て金色の設定と考えられます。つまり、原作では肩の飾りの色で中将や大将の位を分けることはされていないと考えられます。
またアニメにおいても、つるとストロベリーは
新世界編の前から元よりこの配色でした。つまり、新世界編の前後で何も変わっていないということであり、やはり、肩の飾りの色で大将かどうかを判断することはできません。
前回の記事でも示しましたが、この中将たちが横並びに座る会議の中で、大将である
黄猿だけが明らかに離れた位置に座っているため、この中に大将は黄猿ただ一人の気がします。仮に大将がいたとしてもストロベリーよりは、(おそらく)ゾオン系能力者で、”生命帰還”も会得しており、元帥サカズキの正義に近い考えを持っている
オニグモが最も相応しいのではないかと思いますね。
では、
どうしてアニメでは、つるとストロベリーの肩飾りだけが黄色なのか?それは全く謎で、配色デザインをしたアニメーターさんに聞いてみないと分かりませんねw
同じくマニアメーター「3」の他のネタでは同様にガープの肩飾りに注目し、他の者にはない
縞模様について妄想しているのですが、こちらも
アニメ登場時からその配色で、原作では0巻の時代から縞模様は入っています(
※アニメでガープが初登場したのは68話のコビメッポ奮闘記の回の2001年。原作で肩の模様のカラーが判明したのは45巻の表紙にガープが登場した2007年のことで、アニメは赤と黒、原作は黄と青という違いはあります)。したがって、こちらはただのデザインですねw ガープの海軍コートの
袖にも縞模様があることから、肩飾りに何か位を示す意味はなく、デザインであることは確かなようです。
頑張れGregさん!w
妄想が正しいかどうかは実はどうでもよくて(実際、その辺は開き直っているコーナーのようです)、マニアがマニア視点で考察をめぐらせたものが集英社の雑誌から正式に出ているのが、すごいことです。しかも第1回に関してはGregさんのコーナーの裏側に栄ちゃんのインタビューが掲載しています。インタビュー内容は全て既出なわけですが、
文字通り栄ちゃんと肩を並べたGregさんなのでした。すんげぇ~w
ちなみに、Gregさんのオススメはマニアメーター「5」のネタのようです。映画ポスター(今回の映画では結構レア)が当たるクイズもあるので、気になる方は手にとって読んでみてください。
『FILM Z』 ~マニアたちの宴~
【やる夫AA】 とあるやる夫の休日 【Z観賞編】
ほこ×たて第2回ワンピース知識対決アフター