・カリブーの新世界でケヒヒヒヒVol.19
「謎の軍隊、ババーが追い払う」
人魚の入り江で悪さをしようとした
カリブーは
ジンベエの御用になり、樽に詰められ小舟で海へ連行。
→
コリブーが海賊船に乗って登場するも、ジンベエが自ら泳いで小舟を引っ張り、あっという間に海の彼方へ。
→ ジンベエはカリブーを
海軍支部G-5の基地の前に置き去りに。
→ G-5
ヤリスギ准将がカリブーを逮捕。
→ ヤリスギ准将がカリブーを火炙りにかけているところに、兄を助けるため
コリブーが海賊船で再び登場。
→ ヤリスギ准将とコリブーが戦闘。
→ コリブーがカリブー救出。
→ カリブーを救出に来たコリブーらは皆、G-5に捕まり、カリブーのみ船に乗って逃走。
→ 嵐に見舞われ船が半壊。ボートで漂流(遭難)。
→ 命からがら雪が積もる
どこかの島に漂着。
※どこかの島
→ 村人(?)のお婆さんに救護される。
→ 婆さんが寝ている隙に金品を物色。
→ 婆さんに見送られ島の港へ向かう。ミートパイまで貰い、カリブーは婆さんの親切さに困惑。
→ 港をへ行く道で、カリブーのこと(?)を「
ガブル隊長」と呼ぶ謎の武装集団に遭遇。
→ 怒った婆さんが謎の軍隊に石を投げつけて追い払う。
もう、訳がわかりません(笑)
・最強生物
前話の考察では四皇の一人カイドウの通り名が「百獣のカイドウ」と判明し、「
百獣」という異名から予想される次の3つのことを示していました。
①
「百獣」→「百人の獣」
カイドウは「SMILE」を買い付け、
何百人ものゾオン系能力者軍団を組織している。(
確定)
②
「百獣」→「百獣の王」=ライオン
カイドウは
動物系”ネコネコの実”モデル・獅子(ライオン)の能力者。
百獣の王だからゾオン系最強種の設定!?
③
「百獣」→「百獣の王」=キング
ドフラミンゴの周りには、ドフラミンゴ自身を始め、トランプの札の名前で呼ばれる人物がいる。
カイドウは「キング」?
本話より(シーザーの話が正しければ)①は確定しています(後述)。
そして、本話回想のローの発言よりカイドウのもう一つの異名が「
最強生物」と判明し、②の可能性が少し高まったといったところです。
ロー 「(カイドウは)この世における最強生物といわれてる」
範馬勇次郎ですか?とw
随分と仰々しい呼び名で、ナミも「
人間でもないの!?」と反応していますが、
693話扉絵に登場した
カイドウらしき人物を見る限り人間ではあるようです。また、685話のモモの助の海賊のイメージがカイドウのことを指しているならば、「
目方百貫もある大男にてもっと凶ぼう」(※百貫=375kg)ということで、粗暴で荒くれ者のイメージができますが、ワンピースの世界にはもっと大きな人間がいるので、これだけ最強
”生物”と呼ばれるには物足りないでしょう。本当に勇次郎のように素の格闘能力がずば抜けているとも考えられますが、ワンピースという漫画で考えた時、それよりも
ゾオン系能力者であると考える方が妥当なラインです。
693話扉絵
私は百獣の王ライオンゆえに設定上、
ネコネコの実モデル・獅子(ライオン)(仮)がゾオン系最強種では?と予想しましたが、前回のコメントでは、
古代種(バーバリライオン)や
幻獣種では?といった斜め上の予想もいくつか寄せられていました。中には
100の獣に変身できる!?なんてものもありましたが、今回判明した”最強生物”というニュアンスと照らし合わせると、こちらは予想から外れそうです。
・グリーンビット
ローと麦わらの一味がパンクハザードから向かうらしい場所。
名前から「
緑の小島」みたいなイメージですが、詳細は不明。
ところが、ローが海軍であるスモーカーに”グリーンビット”へ向かうと話してしまっているので、本当に向かうかどうかは、今はまだあやしいところです。実際に向かうとしても、海軍の追手が来ることになるでしょうから、長居するような場所(次の物語の舞台)ではないかもしれません。
・空の道
ドレスローザの自室からパンクハザードへ”上空”を進んでいたドフラミンゴの発言より。
「
ハァ・・・悪運は持ち合わせている様だな 小僧共・・・!!! ハァ・・・ まさか”空の道”が途切れるとは・・・!!!」
大分、息が上がっている様ですw
上空を飛んでいるかのようなドフラミンゴの様子については
694話最新話記事で考察しており、
ドレスローザとパンクハザードをつなぐ上空に何か道があり、それを伝って進んでいるということはとりあえず合っていたようです。
694話
「バサササササ」は服が風で靡いていると分かりますが、「ヒュン・・・ヒュン・・・」というオノマトペが不可解です。軌道と動作から、ひと「ヒュン」で跳び箱を越えるように前方へ上昇しているように見えます。
ところで、ドフラミンゴの能力は、他人をマリオネットの如く操る様子や頂上戦争でリトルオーズJr.の脚を糸きりのように切り落とす様子から見えない糸を操っていると考えられています(イトイトの実?マリマリの実?)。最近では、体のコントロールだけでなく、相手の能力もコントロールできることが示唆されました。
では、この空を飛んでいるのはどういうことでしょう。六式の月歩とは違うように見えます。「見えない糸」で説明しようとすれば、ドレスローザとパンクハザード間にドフラミンゴ専用の直通「糸」が張られていて、その糸を軽やかに跳んでたどっているということでしょうか。<694話最新話記事>
694話ではこれをドフラミンゴの能力で説明しようとしましたが、”空の道”があるとはっきり分かった今はドンキホーテ海賊団の誰の能力でもいいですし、
能力ではなく
技術ということでも説明がつきそうです。
ドフラミンゴの想定外なことだったのは
”空の道”が途切れてしまったことで、パンクハザードへの到着が遅れた、あるいは到着できない理由のようです。次のシーンではニヤリと笑う(?※素の表情が口角上がっているので分かりづらい)バッファローを見てローが何か気づいているようなので、”空の道”はバッファローがパンクハザードへ向かう際に引いて来たもので、それに気づいたローが”空の道”を切ってしまったということなのかもしれません。はたまたドンキホーテ海賊団の仲間がPHに向かっていることに気づき次項(・ローの取引)の作戦を思いついただけかもしれません。
バッファロー 「ニ・・・・ニ"ーン・・・」
ロー 「!(伊東四郎?!)」
・ローの取引
ドフラミンゴがパンクハザードへ向かう途中、目に入ってきたものは狼煙が上がったヨット。それはドフラミンゴのタンカーの救命ヨットで、ローの能力で斬られた
バッファローとベビー5の首、ローの
電伝虫が乗っており、電伝虫の通話でローはドフラミンゴに取引をつきつけます。ローがシーザーを解放する条件として提示したのは、なんと「
ドフラミンゴが王下七武海を辞める」ことでした。
【
ローの取引条件】 ※注)ローは名言していない
・誘拐したシーザーの解放
・バッファローとベビー5の体の解放
【
ドフラミンゴの取引条件】
・王下七武海を辞める
【取引を蹴った場合のドフラミンゴ側のデメリット】
・SMILEをもう作れないとなれば、一番の取引相手であるカイドウを怒らせ、戦争になる。
【取引をのんだ場合のドフラミンゴ側のデメリット】
・七武海の地位を失う(ドレスローザに居られなくなる?)
・海軍本部最高戦力から狙われる
取引の期限は明日の新聞「朝刊」まで。新聞に”七武海脱退”が報じられていなければ交渉決裂、報じられていればローからまた連絡があるという具合に、一方的にローに有利な取引内容となっています。ドフラミンゴが王下七武海を辞めることが、「
カイドウの首を取る」という海賊同盟の目的に直接つながるかは謎ですが、辞めたことで海軍から狙われ今まで通りカイドウと闇の取引を行うことが出来なくなることは同じようです。また、空いた王下七武海の席にローが推薦したい海賊がいるのかもしれません。
最後に、本話のG-5海兵の麦わら一味への泣きながらの発言「悪口でも言い続けねェと!? おれ達ァこの無法者共を・・・!!! 好きになっちまうよォオ~!!! か・・・海賊な"の"に"よォ~!!!」を聞いているスモーカーの表情が印象的でしたね。