18年ぶりにセンバツに出場する県岐阜商(岐阜市)の2年生、後藤征人選手(17)の夢は漫画家になること。かばんから出したクリアファイルには、学校のプリントやチラシの裏に描かれたスケッチが何十枚も入っていた。勝利の瞬間を描きたい。そんな思いで練習に励んでいる。
お気に入りは海賊冒険漫画「ワンピース」。「いつかは(作者の)尾田栄一郎さんのようになりたい」と話す。小学5年の時に本格的に絵を描き始めた。ワンピースを読み始めたのもこの頃だ。初めは、漫画雑誌から選んだ一コマを模写していた。今では、オリジナルのキャラクターも描きためている。時間を見つけては、年間100枚近く描く。
「とにかく描くことが好きなので、ストーリーまでは考えられてないんです」。同じクラスのチームメート、大野健作選手(17)は「野球をしているか絵を描いているかのどっちか」と話す。
昨年12月の修学旅行では、クラス全員が着るTシャツのイラストを描いた。チームメートは「漫画への思いは真剣。見たことを時間がたっても絵に描ける記憶力がすごい」と口をそろえる。漫画家を輩出している名古屋芸術大への進学を目指している。
“本職”は三塁手。「持ち味ですか? 肩が人より少し強いくらいです」と謙遜するが、明るさが売りのチームの中心的存在。昨年の夏の甲子園は、アルプススタンドで先輩たちの姿を見守った。「センバツではまず1勝し、自分たちがアルプスに走っていく瞬間を目に焼き付けて描きたい」。グラブとバットをペンに持ち替えて机に向かう日を心待ちにしている。
(毎日新聞―中部夕刊)
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