LOGPIECE(ワンピースブログ)〜シャボンディ諸島より配信中〜 『ワンピース』の「電伝虫」を実際に作ろうとした男が1850年代にいたらしい
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『ワンピース』の「電伝虫」を実際に作ろうとした男が1850年代にいたらしい

1850年代、ジャック・ブノワという男性がカタツムリを使った電報を作ろうとしました。まるで漫画『ワンピース』の電伝虫のような発想! 当然のことながら、この漫画の世界としか思えないアイディアは失敗に終わりましたが、驚いた事に、一部の人々は彼のアイディアを信じ、資金を提供したのです。

そこで今回は、『ワンピース』の電伝虫を作ろうとした男の話をご紹介します。では、以下から詳細をどうぞ。

ブノワ氏は、所謂オカルト信者でした。1800年代は社会的に信頼されている人ですら、降霊術を開いては地の精や妖精を呼び出しているような時代だったため、科学と魔法を合体させた突拍子も無いアイディアでも、受け入れられたのです。
ブノワ氏は研究だけでなく、発明にも手を広げました。何らかの理由で、彼はカタツムリが忠実な生き物で、2匹のカタツムリが交尾するとその2匹は常にテレパシーでリンクされ、1匹が体を動かすと、たとえどんなに離れていても、瞬時にもう1匹も同じように体を動かすだろうと考えたのです。

そして、カタツムリのペアを24作り、交尾させた後に引き離し、そのカタツムリを突っつく事で人間が別の場所にいるカタツムリに信号を送れるようにしようとしました。ブノワ氏は、このシステムを「カタツムリ電報」と呼びました。

驚く事に、このアイディアはブノワ氏のオリジナルでは無かったのです。1500年代には、既に「肉電報」という考えがあり、動物や人間には共鳴する力があると書き残されています。肉電報は、ある患者が彼の腕から取り除かれた肉を触られると鼻が痒くなると主張したことから思いついたそうです。ブノワ氏は単にこのアイディアを洗練させ、移動可能な動物で実現させようとしただけなのです。

ブノワ氏は「カタツムリ電報」を開発する上での投資家は見つけましたが、結果は人々が望むほどの正確さは得られず失敗に終わりました。そして、懐疑論者たちが厳密な試験を行うことを要請した時に、ブノワ氏は失踪。残念なことに、カタツムリ電報は実現する事無く、終わってしまったということです。

(Kotaku JAPAN)


にわかには信じられない話なのですが、ソースはこちら↓

Snail Telegraphy [Kircher Society]
A history of electric telegraphy, to the year 1837 [Google play]

The Snail Telegraph of Jacques Benoit

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Science was so much cooler back when every random crazy could fashion themselves a scientist: consider the “pasialinic-sympathetic compass”, or snail telegraph, invented by 19th century French occultist Jacques Tousaint Benoit.

Benoit was convinced that any two snails that had once mated remained forever in telepathic contact, no matter the distance between them. Touch one, and its mate would move. Based on this principle, Benoit devised a pair of contraptions consisting of 24 snails glued to the bottom of a bowl, each representing a different letter of the alphabet. Each snail’s mate was affixed, with a corresponding label, to a receiving device that could be installed anywhere in the world. “Space was not considered by snails. Place one in Paris, the other at the antipodes, the transmission of thought along their sympathetic current as complete, instantaneous and effective as in his room on the troisieme,” writes Sabine Baring-George in the 1889 book Historic Oddities and Strange Events.

As you might expect, the device didn’t work very well: the device worked pretty lamely even considering the fact that the inventor felt compelled to “supervise” each antipode to make sure his assistants were touching or reading the snails correctly.

WIRED


「カタツムリ電報」の原文は「Snail Telegraphy」や「Sympathetic Snail Telegraph」となっているようです。「電伝虫」の元ネタだとしたらすごいですね。真相は間違いなく、ただのダジャレでしょうけどw


【フィギュア】 電伝虫メジャー 【レビュー】

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無題
コッパ
へー!
おもしろいなー
2013/03/26(Tue)00:36:27
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