Episode of Characters 3 ペローナ
Episode of Characters 3 青雉(クザン) のレビューです。
■ ペローナ
高さ9センチ
新世界編のペローナ。”エピソード”を彷彿させるようなポージングがコンセプトの当シリーズのポージングは基本的にオリジナルです。ホロホロゴーストに座っているというよりは、浮いているペローナの補助パーツにホロホロゴーストをあしらったという感じでしょうか。”エピソード”のイメージは麦わらの一味をシャボンディ諸島で見送るシーン(602話)のようです(というか、それ以外該当するシーンがありません)。
重心は後ろにあり、髪の毛の下に置く透明な補助パーツもありますが、今のところは使っても補助パーツに全く負荷がかからないため、無くても自立します。
顔の大きさは1センチにも満たないですが、すっきりくっきり。ペローナということもあり、よく似ています。前髪の長さがピッタリです。
モグシー。
傘は組み立て別パーツで、手と左の前髪の窪みに填めて固定します。傘布の部分は
クリアパーツ。裏面に骨組みが彫ってあり、表は塗装が施され、表からは骨組みは見えないようになっています。
髪の毛は
クリアパーツ。女性キャラの髪の毛がクリアパーツというのは、多くのワンピフィギュアシリーズで定番になってきましたね。
左腕の蝙蝠のタトゥーは目玉が白になっています。ちなみに、実際はタトゥーが抜けて肌色なのが、おそらく正しい解釈です。
スタンドの部分にホロホロゴーストがとぐろを巻いています。というか、よく考えたら、この腕が無いウナギみたいなホロホロゴーストなんていなかったような?w まぁ、ホロホロゴースト風のスタンドデザインといったところです。素材は
クリアパーツ。体の中央にあるパーティションがかなり目立ちます。
この画像で見て欲しい部分は
太もも・・・ではなくて、ドレスの裾です。フリルの厚みが立体的に再現されています。膝部分の皺なども巧みに造形されています。
この画像で見て欲しい部分は
胸・・・・・・です。あと腋も。
アタックモーションズ ペローナと比較。エピソードオブキャラクターズの方がスケールはやや大きく、ドレスの黒の塗装が鮮やかです。
■ 青雉(クザン)
高さ6センチ
新世界編のクザン。ポージングは氷の塊に腰掛けているというもの。イメージしている”エピソード”はパンクハザードでスモーカーと会話したシーン(699話)のようです。実際は胡坐をかいています。
顔はペローナと違って流石に小さいフィギュアでクザンを再現するのは厳しいところです。
”ヒエヒエ”のエフェクトと氷は
クリアパーツで再現。氷の質感が良く出ています。
凍りついた衣服の表現もいい感じ。
重心は後ろにあり、後ろのコートの裾が接地して右足が少し浮いてしまいます。コートの裏地に吹きついた氷の造形と塗装がなかなか渋いです。
以上、エピソードオブキャラクターズ3のレビューでした。
本シリーズは、技に限っていないだけで同じ食玩の
「アタックモーションズ」シリーズのコンセプトに類するものです。クリアパーツを多用していることやサイズ等の商品仕様も似ており、一緒に飾っても相性は良さそうです。また、「アタックモーションズ」に比べ価格帯は少し高く、
塗装や造形もワンランク上のようです。しかも、”
中身を選べる”のが嬉しい仕様です。
今回は5種のうちペローナとクザンを買ってみたわけですけど、ペローナの出来が思った以上に良くてビックリしました。小さいフィギュアなのに塗装は綺麗、造形は緻密で、製品版の劣化を全く感じない出来です。ポージングはオリジナルなので、コレクションとしての価値も高いかと思います。
―― いやはや、エピソードオブキャラクターズなめてましたよ。
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