著作権法違反:「自炊」代行の被告に有罪判決 長崎地裁
作者の許可なく漫画などを複製して電子データを販売したなどとして著作権法違反(譲渡権侵害など)の罪に問われた神奈川県座間市相模が丘2、無職、藤野真被告(25)に、長崎地裁(荒木未佳裁判官)は9日、
懲役2年、執行猶予3年、罰金50万円(求刑・懲役2年、罰金50万円)の判決を言い渡した。
判決によると、藤野被告は2012年9〜10月、自宅で漫画「銀魂」46冊を作者の許可なく複製してDVDに記録し、今年1月に自身のサイトを通じて1万円で販売。昨年12月と今年2月には、漫画「ワンピース」などの電子データを「キャンペーン」として不特定多数がダウンロードできる状態にした。
藤野被告は書籍をスキャナーで電子化する「自炊」の代行業者だった。サイトは閉鎖し、廃業した。
(
毎日新聞)
確か、キャンペーンと謳って人気漫画を定価の半額で販売しており、電子書籍といってもPDFファイルを売っていた明らかに怪しいサイトでした。「自炊」代行そのものについては罪に問うのは難しいようです。
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