コミックス3億冊突破記念キャンペーン「新聞ジャック!」アメリカと台湾の有力紙にルフィが登場!!
『ONE PIECE』コミックス累計発行部数3億冊突破を記念したキャンペーン企画として、2013年の11月1日(金)よりスタートした「新聞ジャック!」。この企画は、日本全国47都道府県の新聞広告に『ONE PIECE』のキャラクターが出没するというもので、ルフィだけが未だどの地域にも出現しておらず、一体どこに現れるのかファンのあいだで様々な憶測を呼んでいました――が、遂に! 現地時間11月21日(木)朝、アメリカ合衆国の著名な日刊紙の1つ"ニューヨーク・タイムズ"のフルカラー全面広告に満を持してルフィが登場!
さらに、その翌朝には、台湾でも"中国時報"の全面広告にルフィが登場! 台湾では2014年に「ONE PIECE展」の開催が決定していますが、中国時報で日本のマンガ作品の全面広告が掲載されるのは今回が初めてなんです。
ちなみに、ニューヨーク・タイムズと中国時報を飾った
ルフィは、この両紙に掲載するためにフルカラーで尾田栄一郎先生が描き下ろしたもので、2紙の全面広告で初の公開です! 各スペシャルコラボの新聞広告は、
特設サイトでも公開中ですよ!
(
ONEPIECE.com)
この企画は当初から「ルフィはどこに登場する?!」という触れ込みがあったため、どの都道府県に登場するのかという予想は様々ありましたが、とうとう大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県の新聞広告を翌日に残した11月19日に公式ツイッターアカウントが「
…!? ルフィのいる場所から、波の音が聴こえるぞ…??」とツイート。
これによって、同じくまだ登場していなかったジンベエと一緒に
沖縄県に登場するのだろうと熱心なファンの間では確定していました。しかし、
20日にはルフィは登場せず、
ジンベエ単体と美ら海水族館(ジンベエザメ)とのコラボ広告が琉球新報(沖縄県)に掲載。結局、このツイートはサプライズの為に布石で、ルフィは日本を飛び出しアメリカ合衆国(New York)と台湾に登場となりました。ニューヨークも台湾も海に囲われてるのでツイートはフェイクではというのがミソです。
私も11月5日時点でこんな↑ツイートしていて、いい線いってたんですが少々狙いすぎましたねw すでに台湾でONE PIECE展が開催されることは告知されていたので、正直、台湾は予想の範疇でしたが、USAは完全に想定外でした。超絶カッコいいルフィの描き下ろしイラストが新聞に掲載されたことに対して一番悔しがっているのは、日本のファンよりも台湾のお隣の
中国のファンと欧米諸国の中で最も漫画文化とONE PIECEが盛り上がっている
フランスのファンなのではないでしょうかね。
(画像:Twitter@OnePiecePodcast)
「USA」「台湾」と聞くと、いきなり県から海外の一国になって規模がもの凄く大きくなった気がしますが、『ニューヨークタイムズ』と『中国時報』は確かに有力紙ですけど、どちらも
発行部数は100万部程度なので、実は国内の全国紙に全面広告を出すより規模はず~っと小さいものだったりします(10分の1程度)。とは言うもののやはり、国内で前人未到の3億冊も発行している『ONE PIECE』が「
HEY 世界(WORLD)、THIS IS THE MANGA!!」というメッセージを引っ提げて海外の新聞紙の全面広告に登場していると想像すると、グッと来るものがありますね(
でもUSAでONE PIECEはウケがイマイチなんだよな~w)。
特設サイトには今回の企画にあたってのジャンプ編集部からのメッセージも公開されました。
お宝があるのは、マンガの中だけじゃない。
こうして見れば自分たちの身の周りにだって驚くほどたくさんのお宝があふれている。
この「OPJ47クルーズ」がそのことに気づくきっかけになって
みんなの住む場所ぜんぶが少しでも盛り上がってくれたんだとしたら、嬉しいです。
もうひとつ、今回ほんとうに嬉しかったのは
「ONE PIECE」にはニッポンじゅうにどれだけ熱い仲間たちがいるのかが伝わってきたことでした。
みんながいなかったら、3億冊突破という大記録はぜったい達成できなかったんだって、改めて思います。
みんな、ありがとう。
ルフィたちの冒険は新たな海を越え、新たな挑戦を繰り返して、この先もまだまだ続いて行きます。
ひきつづき応援よろしくお願いします!
次は4億冊突破が先か連載20周年が先か。
コミックス累計発行部数3億冊突破記念キャンペーン「ニッポン縦断!OPJ 47クルーズ」