・カリブーの新世界でケヒヒヒヒ 最終回
「ありがとう 孫の様にかわいい海賊カリブー」
人魚の入り江で悪さをしようとしたカリブーはジンベエの御用になり、樽に詰められ小舟で海へ連行。
→ ジンベエがカリブーを海軍支部G-5の基地の前に置き去りにし、G-5ヤリスギ准将がカリブーを逮捕。
→ ヤリスギ准将がカリブーを火炙りにかけているところに、兄を助けるためコリブーが海賊船で再び登場。
→ カリブーを救出に来たコリブーらは皆、G-5に捕まり、カリブーのみ船に乗って逃走するも嵐で遭難。
→ 命からがら雪が積もるどこかの島に漂着。
※どこかの島
→ 島民のお婆さんに救護される。カリブーは婆さんの死んだはずの孫で、島の反体制派「維新軍」の隊長だったガブルにそっくり!?
→ 島の町民達は武器工場で強制労働させられていた。
→ 維新軍と町の者達が武装決起するも、 ”アイアンボーイ”スコッチらに武力鎮圧される。
→ 海軍(G-5)の軍艦に乗って島の港にやって来たコリブーとカリブーが再会。
→ カリブーがガブル隊長として振舞い、コリブーらを率いて軍艦で参上。
→ 労働者達の解放を求めて、カリブー海賊団が維新軍としてスコッチらと戦闘。
→ カリブー、”ヌマヌマ”の能力でスコッチと武器工場を飲み込み、維新軍(カリブー海賊団)の勝利!?
→ 突然現れた恐竜(正体はドレークの獣型)にカリブーが襲われる。
→ ドレークは維新軍(カリブー海賊団)を倒し、ガブル隊長(カリブー)を連行。婆さんは連行されるガブル隊長(カリブー)にミートパイを手渡す。
→ ガブル隊長(カリブー)一人、ドレークに連行され海へ。
→ ガブル(カリブー)が身を挺して自分をドレークから守ってくれたことを思い出して、涙を浮かべる婆さん。
→
ガブルの墓にカリブーの手配書と花を添える婆さん。
婆さんはカリブーのことを生き返った孫のガブルではなく、ちゃんと海賊カリブーだと知っていましたとさ。最終回となったため、カリブーの行方は不明のまま。おそらくはカイドウのところへ連れて行かれたはずで、扉絵連載の傾向から、
近いうちに本編で再登場すると思われます。
・ここまでのドレスローザ編
前話までの現状整理。
【ルフィ】【バルトロメオ】
NEW!
所在: コリーダコロシアム
目的: コロシアム賞品の”メラメラの実”を 獲得 ドフラミンゴを倒す
正体を隠し、「ルーシー」として予選バトルロイヤルCブロックに出場し予選通過。人気を奪った最悪の世代に恨みを持つキャベンディッシュ(Dブロック)とドフラミンゴに指令を受けたベラミーに命を狙われている(※一方、ドフラミンゴはデリンジャーにベラミーを殺すよう命じていた)。Aブロックはバージェス(黒ひげ海賊団)、Bブロックはバルトロメオが予選を勝ち抜き、現在Dブロック進行中。バルトロメオは麦わら一味の大ファン。Dブロック予選が行われている中、作戦状況は変化し、麦わらの一味はドンキホーテファミリーを討つことを決める。ルフィは封鎖されたコロシアムの出口を探すことになるが、窓は海楼石で作られているため、簡単には脱出できず・・・。
一方、コロシアムの敗者達は皆、ドンキホーテファミリーの罠にかかりオモチャが捨てられた巨大な地下空間に落とされていた。その目的は戦士たちをオモチャの姿に変え、工場の労働力にすること。チンジャオとリッキー(リク)以外、皆オモチャに変えられてしまった?!ハックはどこへ?(~730話)
【ゾロ】【ウィッカ】【錦えもん】
NEW!
所在: コリーダコロシアム前
目的: ドフラミンゴを倒す/カン十郎の救出
締め切られたコロシアムの前で立ち往生していたところ、ルフィとゾロの正体を知るバルトロメオと遭遇。ゾロはバルトロメオを遣ってルフィを呼び、コロシアムが海軍に囲まれていることを伝えるが、海軍に正体がばれる。作戦状況が一変し、ルフィと共にドフラミンゴを討つため王宮へ向かうことになるが、ルフィがコロシアムから出るまで、海軍から逃げ回って待つことになる。錦えもんはカン十郎が捕らわれているらしい「オモチャの家(=闇の工場)」の地図を持っている。(~730話)
【バスティーユ】
所在: コリーダコロシアム前
目的: 海賊の捕獲
イッショウの要請でドレスローザに派遣されたバスティーユはコリーダコロシアムに参加した無法者達を捕らえるためコロシアムを包囲していたが、捕らえようとしていた者達をなぜか忘れてしまう(※対象がオモチャになったため)。一方、ルーシーと会話するゾロを発見し、ルーシーの正体がルフィだと気づく。(~730話)
【ロー】【ドフラミンゴ】【イッショウ】
NEW!
所在: ドレスローザ王宮
目的: 13年前の因縁によりドフラミンゴを討つこと
ローと麦わらの海賊同盟は天竜人だったというドフラミンゴの大掛かりな罠にかかり、ローはドフラミンゴと海軍大将藤虎の攻撃を受け窮地に追い込まれるが、一瞬の隙を見て脱出。シーザーをサニー号に預け、ドフラミンゴとの一騎打ちに臨む。ローと麦わらの海賊同盟はカイドウを討つことを名目にしていたが、ローの真の目的はその過程である「SMILE」の製造を止めること、つまりはドフラミンゴを討つことだった。これには13年前のローとドフラミンゴの因縁が関係しているらしい。一騎打ちはドフラミンゴが制し、ローは銃に撃たれ倒れる。
ロー「『"D"はまた・・・必ず嵐を呼ぶ』」「コラさん・・・」
イッショウはローと麦わらの一味の同盟の真相、グリーンビットへ向かった目的を調べるため、ドレスローザに派遣される。同盟の事実が本当だったことから、ローの七武海の称号剥奪を決める。麦わらの一味の逮捕に協力すると言うドフラミンゴの話を聞くため、ドフラミンゴとともに王宮へ向かう。(~730話)
【ウソップ】【ロビン】【フランキー】【片足の兵隊】【トンタッタ族】
所在: ”お花畑”の地下「リク王軍 決起本部」
目的: スマイル工場の発見と破壊/スマイル工場で働くトンタッタ族の仲間達500人の救出/ドフラミンゴファミリーの討伐
フランキー、ウソップとロビンがそれぞれ出会った片足の兵隊とトンタッタ族は国王ドフラミンゴの体制を倒そうとしている者達だった。彼ら「リク王軍」の目的はドンキホーテファミリーを討ち、ドレスローザの自由と元国王リク王の名誉を取り戻すこと。ウソップのついた嘘がもとで、フランキーたちはトンタッタ族に伝えられる伝説のヒーローとして共に戦うことになる。フランキーは麦わら一味全員の電話会議で、ドレスローザを救うためローの作戦に構わずドフラミンゴを討つことを訴える。(~730話)
<決起本部の情報整理>
・ドレスローザでは固く遵守される2つの法(「0時以降出歩かない」「オモチャは人間の家に、人間はオモチャの家に入ってはいけない」)がある。
・オモチャは元人間。ドンキホーテファミリーのとある能力者によってオモチャの姿にされた人間については残された者達の記憶の中から忘れ去られてしまう。
・偵察部隊の情報によると、ドンキホーテファミリーと「シュガー」(詳細不明)の動きを確認済み。
・「闇の工場」はコロシアムの地下にある。
・「闇の工場」には「マンシェリー姫」を含め500人のトンタッタ族が捕らえられている。
・900年前までのドンキホーテ王の治世では、トンタッタ族はドレスローザの奴隷として人知れず地下深くで働かされていた。
・800年前から10年前まで続くリク一族の治世では、過去の償いとしてトンタッタ族はドレスローザから必要な物を好きに持ち出して構わないと厚遇され、それを"妖精の仕業"としたことから「妖精伝説」が定着した。
・片足の兵隊はレベッカの実の父親。
・10年前、リク王が国民から信頼を失った事件は、ドフラミンゴがドレスローザを正当に奪うための計略だった。
【ヴァイオレット】
所在: ドレスローザ
目的: ???
"ギロギロの実"の能力者。正体は元ドレスローザの王女ヴィオラ。10年前、リク王(父)を殺さないことを条件としてドンキホーテファミリーに入る。"千里眼"の能力を持つ彼女は昨夜からサニー号の接近に気づいていたはずだが、ファミリーには報告しなかった。一時はサンジを罠にかけたが、ファミリーを裏切りサンジに協力する。1人王宮へ向かう。(~630話)
【ラオ・G】【セニョール・ピンク】【デリンジャー】【マッハバイス】
所在: SMILE工場入り口
目的: SMILE工場の守備
コリーダコロシアムの決勝出場予定だったドンキホーテファミリー幹部はディアマンテ以外、ドフラミンゴの指示でSMILE工場入り口に配備される。(~729話)
【サンジ】【ナミ】【チョッパー】【ブルック】【モモの助】【シーザー】
NEW!
所在: ドレスローザの沖
目的: シーザーを連れて作戦の次の島「ゾウ」を目指す →トンタッタ族と共にドンキホーテファミリーを討つ →シーザーを連れて作戦の次の島「ゾウ」を目指す
作戦変更。シーザーをグリーンビットで回収し、サニー号の"風来・バースト"でドフラミンゴとイッショウの強襲から脱する。ローの指示でルフィらをドレスローザに残し、先に次の作戦の島であり錦えもんらの目的地である「ゾウ」に向かっていたが、再び作戦変更。トンタッタ族と共に戦ってドンキホーテファミリーを討とうという電話会議でのフランキーの訴えに賛同し、ドレスローザに船を戻すが、ナミの提案でやはり「ゾウ」を目指すことになる。(~730話)
【タマゴ男爵】【ペコムズ】【ビッグマム海賊団】
NEW!
所在: ドレスローザの沖
目的: シーザーの捕獲
シーザーを狙い、巨大な海賊船でサニー号の前に現れ、砲撃を開始する。シーザーを狙う理由は”研究費”を騙し取られていたためらしい。(~730話)
<その他のキーパーソン>
【リッキー】
鉄仮面、ドクロマントの老剣士。盾を持たない戦い方が特徴的。元剣闘士だが、コロシアムに彼を知る者はいない模様。正体はドレスローザの先代国王リク王だった。10年前、ドフラミンゴの計略により国を奪われる。
【キュロス】
コロシアムの歴史上、最強の剣闘士。20年前まで活躍していたらしいが、国中の誰も彼を知らない。コロシアムの選手控え室にはなぜかキュロスの銅像があり、知られている情報はそのプレート書かれたことのみ。
【レベッカ】
コリーダコロシアム専属の女剣闘士(”囚人剣闘士”)。予選Dブロック出場。国民に恨みを買ったドレスローザの元国王リク王の孫(”幻の王女”)。ドフラミンゴが新しい国王になった際、母親のスカーレットをドンキホーテファミリー(?)に殺される。親代わりに育ててくれた片足の兵隊を守るため、”メラメラの実”を手に入れてドフラミンゴを討とうとしている。片足の兵隊の正体が実の父親だとは知らない。
【コラさん】
ローとドフラミンゴの13年前の因縁に関係しているらしい。
・オモチャの能力者
ドンキホーテファミリーの
オモチャの能力者はこれまで名前が不明だった片メガネの少女だと判明。キャラ名と能力名も明らかになりました。
トレーボル軍特別幹部 ”シュガー”
”ホビホビの実”の能力者
①
触れた者をオモチャに変える。
②
オモチャになった者は能力者の命令に逆らえない。(補足)
→「人間に危害を加えないこと」「ファミリーの命令には従う事」(
726話)
③
オモチャになった者についての記憶は周囲の者達の記憶の中から消え去る。(補足)
④
能力者が気を失うとオモチャに変えられていた者達は一斉に元の姿に戻り、周囲の者達は記憶を取り戻す。
⑤
実を食べた瞬間から能力者は年を取らない。
「シュガー」は
718話で「リク王軍」偵察部隊が動きを確認済みと報告していたものですね。
偵察部隊: 隊長!!! 偵察部隊の情報はまとめ終わっているれす!!
偵察部隊: 敵の動き そして「シュガー」の動きも確認済み
718話の考察では「シュガー」を”敵”と分けていることから、ドンキホーテファミリーとは別の何かと考えていましたが、なるほど、この分けられていた意味は
「シュガー」が非戦闘員だったというわけです。そして「シュガー」には
トレーボルが常に護衛についているとのこと。常に護衛してましたっけ?という疑問はさておき、サイがオモチャに変えられたシーン(
726話)で描かれてはいないがトレーボルの傍にオモチャの能力者がいるはずという予想は合っていたようです。
10年前(
728話)と容姿が変わっていないシュガーについては、私はいわゆるロリババアキャラだと思っていたのですが、
⑤の能力の副作用みたいなものについて、729話時点で「
能力名不明キャラまとめ+α」記事についたコメントでほぼ予想的中している人がいてちょっと驚きました。
いま出てる名無しのやついますよね?ドフラの仲間の子ども
回想シーンでも子供だったので…
トイトイの実?
理由はスベスベの実のように副作用的なのがありオモチャは子供っぽいから一生子供とか?
すごいかわいそうですよね。もし そうなら <魔界の匠さん>
”スベスベの実”の美容効果は能力の延長上の作用ですが、この”ホビホビの実”(Hobby=(英)趣味)の能力者が年を取らないというのは能力の延長というわけではなく、相手に触っただけで服従するオモチャに変えて、しかも能力が周囲の人間の記憶にまで作用するという破格の能力の見返りと考えられます。しかし、”
年を取らない”とはつまり”
不老不死”を意味するので果たしてこれが見返りと言えるのかと。寧ろメリットの方が多い気がして、この能力どこまで強いんじゃ!?と。
逆に考えると、実を食べた時点で能力者の年齢を止めることができるので、ドフラミンゴが”ホビホビの実”をシュガーに与えたのか、”ホビホビの実”の能力者のシュガーがドンキホーテファミリーに入ったのかというのは、ドフラミンゴの人格を左右する重大な問題だったりします。
ペドフラミンゴとは呼ばないでw
”余談”ですが、今週号のジャンプ(2014年3号)には児童ポルノ禁止法改正案に反対する集英社の声明が載っていました。
これは結構珍しいことで、ふりがながついていないことから分かる通りジャンプを読む大人に向けてのものです。反対する内容についてはかなり有名な話で、著名な漫画家達も徒党を組んで反対しています。改悪の内容は読めばすぐ分かるので(※画像クリックで拡大)ここでは特に説明しませんが、今回の児ポ法の改正案に限らず、定義が曖昧な法律は悪法に化ける可能性があるため危険視されるのは当然のことです。
水着で歩いて問題ない場所で下着で歩いたらダメという理由を明確に説明できる人はいないでしょう?― <布の面積が同じで、ただ素材が違うだけなのに> ―
ここで言及されている論点と違いますけど、漫画やアニメの中の非実在の児童に対しても性的虐待を規制するということは、年齢は成人だけど見た目はどう見ても子供はOKなのに、見た目はどう見ても成人なのに年齢は子供はOUTというそもそも不条理な現状の基準=「18歳未満」という線引きで説明がつかなくなってくるので、もうわけがわかりません(要するにシュガーがただのロリばばあだった場合は児ポ法の保護対象になるのかという話)。
・ドレスローザSOP作戦
「リク王軍」によるドレスローザ奪還作戦に片足の兵隊は「
ドレスローザSOP作戦」と命名。
”SOP”といえば普通、標準作業手順(
Standard
Operation
Procedure)のことを思い浮かべるのですが、このSOPは一般的なそれと違い・・・
(S)シュガー
(O)おったまげ
(P)パニック
の略ですw
ドレスローザ奪還作戦の肝はまず第一にオモチャの能力者である
シュガーを死ぬほど驚かせて気絶させ、オモチャ達を一斉に人間に戻し、国民全員に記憶を取り戻させること。その後、一体どういうことになるかは分からないが、とにかく国が一時大パニックになることに乗じて、工場で働くトンタッタ族とオモチャにされ労働させられていた者達を救い出し、次に工場設備を破壊し、ドンキホーテファミリーを打ち滅ぼすというのが作戦の全容です。そして片足の兵隊がトンタッタ族と共に着々と作戦の準備を進めていたと言っていたのは(
709話)、”オモチャの家”につながる秘密の
「地下通路」を一年かけて掘っていたことを指していたみたいです。
これまで”闇の工場”はコロシアムの地下にあり(
717話)、「交易港」もあることが分かっていましたが(
726話)、今回、秘密の地下空間はそれよりもずっと広大なものであるが判明。上のコマのコロシアムの隣にあるでっかいのは王宮がある高台です。
高台の下部にはトンネル?が通っており、地下空間と
王宮の地下3階に繋がっているようです。これが王宮へ行くための正規のルートなのかは不明ですが、王宮の地下3階は以前にも模式図で描写されており(
722話)、今後ストーリーの舞台になることがあるのでしょうか。
722話
また、地下空間を拡大した模式図にはコロシアムの真下に位置して”
謎の「工場」”として区画された場所に働くトンタッタ族の姿が描かれており、その外の
「交易港」でオモチャ達が働いています。おそらく”謎の「工場」”は「SMILE工場」のことでしょうから、「SMILE工場」で働いているのはオモチャではなくトンタッタ族であるという、これまでの予想(
726話)は正しかったようです。
八宝水軍が探していた「武器工場」を指して謎とは言わないでしょうから、それは「交易港」に含まれるのか、あるいはドレスローザには無いのか。
726話で考察した”オモチャの家”の包含関係を、今回の図から改めて整理すると、おそらく次の通りです。
オモチャの家=謎の「工場」(トンタッタ族が労働)+「交易港」(オモチャ達が労働)
謎の「工場」=闇の工場=秘密の工場=SMILE工場
ドレスローザの法では”オモチャの家”に人間は入ってはいけないとか、表向きは”オモチャの家”(
713話)とヴァイオレットが言っていたように
国民に存在と場所が認知されているはずなのに、”オモチャの家”は国民が知らない地下空間にあるという、なんだか腑に落ちない結果になってしまいました。う~ん。。ラオ・G達が守衛についている”オモチャの家”の入り口は地上にあるのでしょうか。あるとすれば、模式図的にはやっぱり王宮のある高台の下?
話をSOP(シュガーおったまげパニック)作戦の肝に戻すと、ウソップは敵が少女だと分かると強気になりやる気満々のようです。果たしてスリラーバークでペローナを気絶させた時のように、シュガーも気絶させることができるのでしょうかね。
・ルフィを昔から知る男
コロシアムの出口を探していたルフィはバルトロメオに再び遭遇。やむを得ずコロシアムから去るルフィにバルトロメオは優勝して必ず”メラメラの実”を渡すと約束しますが、その会話に割って入る男が登場。
???:”メラメラの実”はお前には渡さねェぞ ”麦わらのルフィ”
バルトロメオ:何モンだァ!!? ルフィ先輩に気安く声ェかけやがって!!!
あのお方はかの伝説の海賊”火拳のエース”様の弟にして
未来の「海賊王」であらせられんだっぺ このバカ!!!
???:――
そんな事 昔から知ってる
サボきましたわ~!!!
ついに登場というか予想外に早い登場にルフィ程ではないですが、結構驚きでした。ルフィやエースはサボが死んだと思っていましたが、読者にとっては、サボの船が沈められた日の夜にとある重傷人がドラゴンの船に拾われるシーンが描写されており(589話)、サボは
革命軍に入って今でも生きているという鉄板の伏線になっていました。さらに新世界編でこれまでのルフィの航路をたどる扉絵シリーズ「世界の甲板から」の最終回(
668話)で、エースの墓に3つの盃がお供えされていることが判明し、より一層固いものとなっていました。
ストーリー上はルフィと
12年ぶりに再会したサボ(※本話ではまだ顔と名前が出ていませんが面倒くさいので確定したことにして進めます)はやはり
革命軍に所属しており、服の趣味は12年前と変わっていない模様。さすがに素肌にコートを着てはいませんがw
上のコマでは
トレードマークのトップハット(シルクハット)を脱いでルフィに顔を見せている様子が確認できます。
バルトロメオを軽々と突き飛ばした様子から何かの能力者と思った人もいるかと思いますが、これは
覇気です。なぜ断定できるかというと、
前のコマのサボの右手は素手なので、このシーンのサボは黒い手袋をつけているのではなく、武装色の覇気で黒いのだと分かるからです。
そして、サボがここに現れた
目的はエースの”メラメラの実”を手に入れることであり、おそらくは
非能力者だと考えられます。
ルフィにとっては兄エースが死に、死んだと思っていたもう一人の兄サボがエースの能力である”メラメラの実”を食べるという、なんと胸アツな展開!!サボはルーシーに扮してコロシアムに参戦するようですが、非能力者と思われるその実力はいかに?
私は最終章の巨大な戦争で革命軍として参戦するサボを予想していたのですが、上記の展開予想から、”メラメラの実”登場によってドレスローザ編でサボの登場を予想できた人っているんでしょうか。
また、革命軍に”2年間”身を置いていた
ロビンとはやはり面識があるようで、ルフィがそのことをロビンに聞いたら「ウフフ」って言って笑いそうですねw
・コアラ登場
12年前のタイヨウの海賊団の回想で登場した元奴隷の少女
コアラが
革命軍として登場。
もちろん巨乳です。たまには貧乳がいても・・・
コアラに関しては伏線はなく、具体的にどういった経緯で革命軍に入ったかは不明ですが、革命軍に入って再登場するのでは?という期待している人はいましたね。コアラの年齢は現在
23歳、サボは
22歳です。→
時代別 キャラクター年齢 早見表
また、
魚人空手師範代であり、ドンキホーテファミリーの大男を軽く倒すほどの実力はあるようです。
サボとは別の目的でドレスローザに侵入したらしく、地下に落とされた
ハックが子電伝虫で通話していた声の主(
726話)はコアラだったというわけです。つまり、ハックも革命軍だということ。
726話
魚人空手師範であるハックがコアラに魚人空手を教えたのでしょうか。コアラは魚人族とは縁があるので気になるところです。
・蛙猫鯉
海軍の追跡から逃れるため、ゾロたちは
錦えもんの能力で動物の着ぐるみを着る。
蛙→錦えもん
猫→ゾロ
鯉→ルフィ
錦えもん:海軍もすっかり拙者達を町のオモチャと勘違いしてござる!
ゾロ:ギリギリだぞ お前・・・!!この着ぐるみの動物チョイスおかしいからな!!
錦えもん:ん?”ポピラー”でござろう 特にコイなど
まぁ、ワノ国も日本と同じく鯉がペットして親しまれているということでしょうかねw
動物のチョイス的に浮世絵とかに元ネタがありそうですけど、ちょっとよく分かりません。
さて、前回はビッグマム海賊団が登場し、今回は革命軍が登場と少なくとも
五つの組織がそれぞれの目的で動くというカオス状況になってきたドレスローザ編です。伏線回収率は大体90%ぐらいで大詰めですが、実際はストーリーはまだまだこれから、これからが本番ですね。
ワンピース超おもしれーおwwww