世界を席巻する日本の漫画・アニメの魅力―中国メディア
中国紙・新華毎日電訊は18日、日本の漫画・アニメの魅力を紹介した。 「一休さん」「花の子ルンルン」「美少女戦士セーラームーン」「ドラえもん」―。日本の漫画・アニメの強大な影響力、強大な創造力はどこから来るのだろうか?複数の在日中国人に聞いてみると、異口同音に「クリエイティブ人材の育成」と「知的財産権の保護」がカギになっていると答えた。
日本では「漫画やアニメは小さな子どもだけが見るものではない」という考えが定着している。日本の漫画・アニメ作品の特徴といえば、「成長」「青春」「恋愛」「熱血」。こうした少年少女の心理がキーワードになっている。漫画本の主な購買層は中学生。小遣いのほとんどを漫画本に費やすという。
知的財産に対する保護も重視されている。出版社と作者は印税に関する契約を作品ごとに結び、売り上げの4~5%が作者の懐に入るようになっている。テレビアニメ化されれば、1000万円は下らない。海賊版を制作した者には罰金や懲役などの厳しい罰が与えられる。
そのため、日本の有名漫画家の年収は10億円以上になることもある。「ONE PIECE(ワンピース)」の尾田栄一郎氏の2010年の年収は250億円といわれている。原作者の権利がここまで保障されれば、創作意欲もどんどん沸いてくるだろう。
(毎日中国経済)
日本动漫“漫”向全球的奥秘
在东京著名的新宿车站附近,坐落着一幢造型奇特、高耸入云的椭圆形建筑,外面包裹着很多白色钢筋条纹。这里就是“Mode学园虫茧大厦”,堪称日本时尚界和动漫界人才的“黄埔军校”。
其实,这只是日本众多培养漫画原创人才的“专门学校”中比较有名的一所。所谓“专门学校”,类似于中国的大专,但在日本社会获得的认同度,远比大专在中国高得多。
《聪明的一休》《花仙子》《美少女战士》《哆啦A梦》……日本动漫强大的影响力,来自于强大的原创力。那么,原创力又来自哪里呢?询问几名在日留学生,他们异口同声的回答是:重视创造性人才的培育和保护知识产权非常关键。
日本发展动漫产业,首先明确了一个思路,即“动漫不只是给小孩子看的东西”。早在上世纪70年代,日本政府就意识到,漫画书和动画片的主要市场并非低幼儿童,而是更为广阔的青少年甚至中年阶层。从那时起,日本动漫产业就从儿童文化领域中被剥离出来,和电影、商业音乐一样独立发展。
正因如此,创作者的思路被完全解放。在上世纪八九十年代,日本动漫产业出现了大量以中学校园、职场、虚拟世界等为题材的优秀作品,诞生了宫崎骏这样的动画大师以及秋叶原等新文化名胜。“成长”“青春”“恋爱”“热血”等代表青春期少男少女心理的关键词,造就了日本动漫的独特风格。
与此同时,高度重视知识产权的保护,成为日本维持漫画原创力的根本保证。据说,在日本,中学生是漫画的“最大赞助商”,他们把零花钱主要用来在书摊、便利店等购买漫画,因为网上绝对没有免费漫画可以看。又比如,日本的出版社在谈版权合作时,经常把一本书翻开,一张插图一张插图地谈,只因为每张图片的著作权所有人可能不一样!
此外,日本出版商和作者所签订的版税合同,通常范围仅限当前出版物,倘若衍生出新的产品,就要和作者签订新合约。比如,对衍生自漫画作品的周边商品,企业需要支付销售额的4%-5%给作者;而改编一集电视剧的版税可高达千万日元,手机下载漫画也会给作者分成。如果有盗版出现,制作者不仅会遭遇罚金,还有牢狱之灾。
这样一来,日本著名漫画家的年收入往往可以达到10亿日元以上,如创下漫画销售神话的《海贼王》作者尾田荣一郎,仅2010年年收入就高达250亿日元。漫画原创的经济收益获得保障,作者自然有心情和精力投入更多更好的作品创作中。
日本动漫风靡世界,很大程度上还得益于发掘传统文化元素。事实上,所有风靡全球的文化产品,无论是日本的《哆啦A梦》还是美国的《魔兽世界》,没有一个真的是为了迎合外国人口味而创作的。“只有民族的,才是世界的”,这句话在今天依然具有现实意义。
(新華毎日電訊)