フジテレビ 「日本語探Qバラエティクイズ!それマジ!?ニッポン」 8月17日放送
番組ではアニメ「ワンピース」の製作現場を取材して、
海外と比べて日本のアニメ制作が独自な点が紹介されていました。特に真新しい情報はないですが…
書かなきゃ(ノルマ)。
①背景を絵の具で書いている
↑番組では特に紹介されていませんでしたが、「ワンピース」美術デザインの吉池隆司さん(東映アニメーション)
海外アニメで背景はCGで描かれることが多い中、ワンピースではまだ半分くらい絵の具で描いているとのことです。
吉池:デジタルではなかなかよれた感じが出来にくいんですよね。
吉池:パソコンは色々ソフトを覚えないといけないでしょ?それよりこうやって、お料理とか味とか見ないでちゃちゃっと作る人がいるでしょ、あ~いうのと同じで勘でやっていくことが多いですね。
②絵コンテの指示が細かい
絵コンテは監督が制作スタッフに指示するためのアニメの設計図のようなもの。シーンカットの詳細――シーン構図、キャラクターやカメラの動き、台詞・音の導入、コマ数(時間)が細かく指定されています。海外の場合は絵コンテの考え方が日本と異なっており、もっとザックリとした内容とのこと。
③効果音を一人で作っている
↑「ワンピース」音響効果の新井秀徳さん(フィズサウンドクリエイション)。毎週1本30分アニメの効果音を一人で作り続けています。
チョッパーの足音は左右で音を変えているのは気づいてましたよね?新井さん曰く、同じ音を連続させて使うと感情が無いように感じるとのこと。
↑生音を録音する地下の部屋
↑足音を録音しているところ
↑ゾロの刀の効果音に使われている刀
④アフレコは集団で同時に行う
4本のマイクの前に声優が立ち替わり録音を行っています(アフレコスタジオ タバック)。ワンピースの場合、一室に30人の声優が入ることも。映像は過去放送の
エピソードオブナミの収録風景が使われていました。
海外の場合はスケジュールの都合やアドリブに対応できる声優がいないため、個別での収録がほとんどとのこと。
番組では「日本の憧れのアニメヒーロー(主人公)」を(おそらく日本在住の)外国人に聞いた調査結果をランキングで発表。ルフィは36人が選び、第2位でした。悟空が第1位。ナルトは圏外(※2人以下)という意外な結果でした。
外国人に聞いた日本の憧れのアニメヒーロー
第1位 |
孫 悟空 |
ドラゴンボール |
52人 |
第2位 |
モンキー・D・ルフィ |
ワンピース |
36人 |
第3位 |
ルパン三世 |
ルパン三世 |
34人 |
第4位 |
江戸川コナン |
名探偵コナン |
33人 |
第5位 |
アトム |
鉄腕アトム |
17人 |
ケンシロウ |
北斗の拳 |
17人 |
第7位 |
碇シンジ |
新世紀エヴァンゲリオン |
15人 |
第8位 |
冴羽 獠 |
シティーハンター |
11人 |
第9位 |
矢吹 丈 |
あしたのジョー |
5人 |
第10位 |
古代 進 |
宇宙戦艦ヤマト |
3人 |
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