宮崎)手作り帆船やボトルシップを展示 国富町の堤さん
国富町本庄の堤章さん(67)が制作した船の模型やボトルシップ約40点が、綾町南俣の綾ふれあい館に展示されている。コロンブスのサンタマリア号から人気漫画「ワンピース」の船など、さまざまな力作が楽しめる。19日まで。
堤さんが帆船模型を始めたのは約40年前。図書館でサンタマリア号の図面を目にしたのがきっかけだ。質感にこだわり、パーツから全て手作り。たこ糸をライターであぶったり、銅板を打ち付けたり。船を飾る台や装飾まで手を抜かない。
展示の中で一番大きなものは、19世紀に活躍した英国の「カティーサーク」。制作に約1年をかけた大作だ。時間がかかる帆船作りの息抜きに、ボトルシップを作るようになった。
堤さんは「夢中になれるのがいい。毎日作っているけど2~3時間で目が痛くなる」と笑う。入場無料。午前9時~午後5時半。問い合わせは綾ふれあい館(0985・30・7270)へ。
(朝日新聞デジタル)