先月、TOC有明(東京)を皮切りに全国4都市で関係者向けに開催された「第38回プライズフェア」。アミューズメントプライズメーカー6社によるこの合同内覧会では2015年4月〜6月登場予定の商品が展示されました。ワンピースは全アイテム撮影禁止だったそうですが、バンプレスト公式ブログ掲載画像より遅ればせながらチェックです。(画像:
BANPLANET)
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CREATOR×CREATOR -KUZAN-(ノーマル/レアカラー、全2種)
2015年5月登場予定
原型制作:山下マナブ
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CREATOR×CREATOR -RORONOA.ZORO-(ノーマル/レアカラー、全2種)
2015年6月登場予定
原型制作:福家悠太
彩色:(ノーマルカラー版)三浦雄一、(レアモノクロ版)中田大介(Plastic Arts)
今回のワンピース商品の中で目玉となっていた新アイテム「
CREATOR×CREATOR」。写真家と造形師(原型師)がタッグを組んで最高に格好いい一枚を撮るために造られたフィギュアとのこと。
上に飾られているのが撮影された写真ですね。撮影はクザンが写真家の米花裕一郎さん、ゾロが写真家のERIC BOSSICKさん、企画プロデュースは前回の造形王にも出場したNAOKIとのことで第3弾も企画進行中とのこと。 撮影された写真を再現したレアカラー版はどういったアソートになるのか気になるところです。また、撮影された写真はパッケージに使われるのはもちろん、クレーンプライズや一番くじの賞品(クリアポスター?)になったりするのかもしれません。
レアカラー
造形はどちらも良く、クザンは分かりやすい格好良さですけど、日本の侍をイメージしたというゾロは私はフィギュアとして欲しいとは思いませんが、一般にはどう受け入れられるんでしょうね。もしかすると、モチーフにしたのは『バガボンド』の佐々木小次郎のイメージなんでしょうか。知らない人は分かりづらい例えですけど、宮本武蔵の方がゾロにはあっているような気がします。というか、柄の一番下を握っている刀の持ち方が
変! ※ではなく正しいらしい。ちなみに軽く握っているのも正しい持ち方のようです。
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DXF~THE GRANDLINE LADY~vol.4(コアラ、全1種)
画像を見る限りあまり似ていません。今のところ
ZEROも
P.O.P(原型)もあまり似ていない気がしていまして、コアラは立体物で似せるのは難しいキャラなのかもしれません。ちなみに、グラメンのサボは来年の3月に投入予定で
前回のプライズフェアで展示されていたようですが、撮影禁止+サボ規制(アニメ準拠のサボ関連商品の画像規制→ジャンフェス2015(12/20)で完全解禁)のコンボで多分今のところ画像はどこにも出ていないのではないでしょうか。ジャンフェスで展示があれば今頃出ているかもしれません。
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DXF ~THE GRANDLINE MEN~SPECIAL (白ひげ、全2種)
2015年4月登場予定
キャラクターのサイズが違いすぎるので、グラメンからは白ひげは出ないと思っていましたが、「グラメンスペシャル」として登場。この規格はVジャンプ編集のグラメン公式本に付属した
グラメン ゼットの限定フィギュアに初めて使われたものですが、流通限定というわけではないようです。サイズがスペシャルなのかというと別の写真を見る限り、白ひげ自体は手前のコアラの一回り大きい程度で、でかいのは墓とコートですw 墓に同梱されるコートはおそらく白ひげ本体に装着できるのでしょう。
スケール的にはP.O.Pや一番くじの白ひげと飾っている人が多いと思われる中、このサイズのグラメン白ひげはあまり需要がない気がします。寧ろジオラマとしての白ひげの墓の方に価値がありますね。この白ひげは首がやや長いような?
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Cry Heart 愛してくれてありがとう Vol.1(写真左、全3種?)
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Cry Heart 愛してくれてありがとう Vol.2(写真右、全3種?)
2015年5月登場予定
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Cry Heart 愛してくれてありがとう Vol.3(写真中央、全3種?)
2015年6月登場予定
心情的に欲しいと思いませんが、例のストップモーションアニメの公式PVはまた良いものができそうです。いやいや、PV作るためにフィギュア開発しているわけでもあるまいし。可動と豊富な表情パーツの性質上、方向性さえ違えばもっと楽しめるフィギュアシリーズになったはずなのですが、「Cry Heart」と銘打ってしまったがゆえにもったいないです。
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DRAMATIC SHOWCASE ~4th season~vol.1(全2種)
2015年6月登場予定
原作第1話のシーン再現。このシーンはすでに
一番くじで立体化されていますが、一番くじはルフィのシャツがアニメ準拠になっているのに対してこちらは原作準拠になっており、造形も塗装もグレードアップしているように見えます。なお、このフィギュアだけでシーン再現は完結しているはずなのですが「Vol.1」となっているのが気になるところです。これまでの「DRAMATIC SHOWCASE」のコンセプト通りなら、Vol.2以降はこの時ルフィとシャンクスの周りにいる人物、例えばベン・ベックマンやラッキー・ルーたち赤髪海賊団、そしてマキノやウープ・スラップらフーシャ村の人たちになるはずですが、ラインナップとしてその可能性は低いでしょう。だとすれば、4th seasonはそれぞれ単発で完結するシーン再現になると思われます。
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ワールドコレクタブルフィギュア vol.35(写真奥、全8種)
2015年6月登場予定
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ワールドコレクタブルフィギュア -HISTORY OF SHIROHIGE-(写真前、全6種)
2015年4月登場予定
1年3ヶ月ぶりの登場となるワーコレ通常ナンバリングシリーズはパンクハザード編からのラインナップ。次あたりがシャンブルズが来るのでしょうか。
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MASTER STARS PIECE THE SHANKS(全1種)
2015年4月登場予定
MSPにシャンクスが登場。現在、開発進行度85%とのこと。果たして、ここから「
彫りの深さ」は修正されるのか。
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KING OF ARTIST THE MONKEY.D.LUFFY -彩色王頂上決戦 ver.-(全1種)
2015年5月登場予定
造形王4に先駆けて11月に投票が行われていた
彩色王頂上決戦の優勝作品が商品化。まだ正式発表されていませんが(12/22発表)、左奥で異質を放っているハイコントラストなルフィが優勝した模様です。投票序盤は左手前のレッドホーク仕様のルフィが投票1位だったのですが、この画像が公開された以降、票が逆転しました。
【やる夫AA】 やる夫と一緒に斜め読みトピックス 【75巻・クイズ本2・プライズフェア】(第37回)
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