市川猿之助が主演 マンガ『ONE PIECE』歌舞伎化決定! 尾田栄一郎からコメントも
2014年12月21日(日)に幕張メッセ行われた「ジャンプフェスタ2015」の「ジャンプスーパーステージ」にて『ONE PIECE』の歌舞伎化が発表された。集英社と松竹株式会社との共同上演で「スーパー歌舞伎II(セカンド)」として『ONE PIECE』の世界観を演出する。2015年10月、11月に新橋演舞場にて上演され、主演は四代目市川猿之助氏が務める。
詳細な体制発表は2015年春を予定しており、「週刊少年ジャンプ」本誌や作品ポータルサイト「ONE PIECE.com」などでも、随時最新情報を発信する予定だ。
<尾田栄一郎氏からのコメント>
去年あたりから動き始めている話なんですが、やっとみなさんにお知らせできます!!この企画が始まって、初めて歌舞伎を観にいきましたが、美しい!!日本人の美というものがつまったこんなに美しい舞台を、僕は見た事ありません。
話を引き受けてくれたのは、現在の歌舞伎界のトップスター四代目市川猿之助さん。お会いしましたがまさに天才でした。プロデュース能力もハンパじゃありません。この人に任せておけば安心だと思わせてくれる人物でした。『ONE PIECE』の歌舞伎に、超ご期待ください!!
<市川猿之助氏からのコメント>
空前絶後の大ヒットマンガ『ONE PIECE』を、スーパー歌舞伎II(セカンド)として歌舞伎化するという大きな仕事を任せていただくことになりました。
日本中、いや世界中の数え切れないほどのファンに支持されているこの作品を歌舞伎にしようというのは、難しいけれどやりがいのある挑戦です。僕にとっての大冒険と言っていいかもしれません。世代を問わずに楽しめる作品にしたいと思っています。劇場でお会いできるのを楽しみにしています!
■市川猿之助プロフィール
東京都出身。市川段四郎の長男。伯父は市川猿翁。1983年歌舞伎座「御目見得太閤記」の禿たよりで、二代目市川亀治郎を名乗り初舞台。2012年6月新橋演舞場「義経千本桜川連法眼館の場」「ヤマトタケル」で四代目市川猿之助を襲名。立役から女方、さらにはTV、映画、現代演劇と多方面で活躍。
(ダ・ヴィンチニュース)