年末年始視聴率 大みそかはフジが苦戦、元日はテレ朝「格付け」首位
年末年始の主な番組視聴率が1日、ビデオリサーチから発表された。(視聴率はビデオリサーチ調べで、関東地方の世帯平均視聴率)
【12月30日 「レコ大」がトップ。「さんま御殿」、「アメトーク」も堅調】
TBS系「第56回輝く!日本レコード大賞」が同時間帯でトップだった。午後6時30分から同7時が13.8%、同7時から同10時が15.6%だった。
「超踊る!さんま御殿!2871人の名場面大放出4時間30分第忘年会SP」(日本テレビ系)は第1部(午後6時30分から同7時)が11.2%、第2部(同7時から同11時)が14.8%で続いた。雨上がり決死隊が司会の人気トーク番組「アメトーーーーーーーーーーク!年末5時間SP」も午後6時30分からの30分間が7.9%、午後7時から同11時30分が13.3%と健闘した。
【12月31日 「紅白」微減、「ガキ使」が裏番組トップ】
「NHK紅白歌合戦」は第1部(午後7時15分~同8時55分)は昨年から1.8ポイント減少の35.1%。後半の第2部(午後9時~同11時45分)は昨年から2.3ポイント減少の42.2%だった。
“紅白の裏番組”では「ガキ使」の「笑ってはいけないシリーズ」がトップを守った。「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!大晦日年越しSP」(日本テレビ系)が第1部(午後6時30分~同9時)が18.7%、第2部(午後9時~15年1月1日午前0時30分)が16.0%で共に、「NHK紅白歌合戦」を除いた同時間帯で1位だった。 「ガキ使」は2010年から5年連続で“紅白の裏番組”としての視聴率トップを守った。
ちなみに、他局の番組視聴率は以下の通り。
● テレビ朝日
「くりぃむVS林修!年越しクイズサバイバー」
午後6時~同7時 8.8%
午後7時~同11時45 5.9%
午後11時45~翌午前1時30分 5.4%
● TBS
「KYOKUGEN2014」
午後6時~同6時30分 9.9%
午後6時30分~同8時30分 8.3%
午後8時30分~同10時10分 9.0%
午後10時10分~同11時35分 3.4%
● テレビ東京
「第47回年忘れにっぽんの歌」
午後5時~同9時30分 5.8%
「ボクシング3大世界戦」
午後9時30分~11時30分 5.6%
● フジテレビ
「フェイス・オブ・2014世界が選ぶ今年の顔!」
午後6時~同9時 4.0%
「ワンピース エピソードオブチョッパー+ 冬に咲く、奇跡の桜」
午後9時~同11時 3.3%
【1月1日 「格付け」、「相棒」テレ朝好調】
定番企画が人気を集めた。テレビ朝日系が放送した「芸能人格付けチェック!これぞ真の一流品だ!2015お正月SP」(午後6時から同9時)が17.0%でトップだった。同番組は有名芸能人がワインや音感、牛肉といった様々な分野で一流品とそうではない品との目利きを行う。
「芸能人格付け-」の直後に放送された「相棒season13元日SP」も16.9%と同時間帯トップ。元日夜はテレビ朝日が好調だった。
(デイリースポーツ)
一度テレビ放送した映画を大晦日に放送してれば、まぁそうなっても仕方ないでしょうよ。同時間帯で比較すると、
1.NHK 42.2%(紅白)、2.日本テレビ 16.0%(笑ってはいけない)、3.テレビ朝日 5.9%(クイズ)、4.テレビ東京 5.6%(ボクシング)、5.TBS 3.4%(スポーツバラエティ)、6.フジテレビ 3.3%(アニメ)という具合で、民放では日本テレビの一人勝ちで最下位といってもそこまで悲惨なものではないようです。前年が視聴率2%ですから、手を抜いた割には狙い通り他局と差別化できて視聴率は”マシ”だったという意味で費用対効果は評価できるでしょう。編成のクビが飛ぶことになるかは知りませんがw
今回放送された「
エピソードオブチョッパープラス冬に咲く、奇跡の桜 2014年特別版」は2008年に公開された 同映画の最初と最後に後日談にあたる新作映像を数分追加したものになります。最初のパートは原作の扉絵連載シリーズ「世界の甲板から」でも描かれている”2年後”のドラム島の様子を初めて映像化しています。
<オープニング前>
くれは: ヒッヒッヒッヒ 珍しいじゃないか お前が城に来るなんて
ドルトン: ご無沙汰しております Dr. くれは お元気そうで
くれは: あぁ ツヤツヤぴちぴちだよ
ヒッヒッヒッヒ やっとここに住む気になったのかい?
ドルトン: いえ 今日はこれを・・・(麦わら一味復活の新聞記事)
くれは: ん?・・・フッ・・・「麦わらの一味完全復活」
(生きていたか チョッパー)
ドルトン: 気づいていましたか?今夜はあの日と同じ満月です
ドラム王国がサクラ王国に変わり
イッシー20がイッシー100に増えていったのも全てあの夜から・・・
私は決して忘れることが出来ない
くれは: ヒッヒッヒッヒッヒ
言ったはずだよ あたしゃ湿っぽいのが嫌いでね
・・・生きてりゃなんだっていいさ 今夜はめでたい日だァ
中で一杯付き合いな
ドルトン: えぇ 喜んで
↑イッシー100
<映画エンドロール後>
ルフィ: おーいチョッパーどこだー?チョッパー
チョッパー: んんん〜・・・あ、満月・・・
ルフィ: チョッパーがいねェと始まんねーぞ
ナミ: どこ行っちゃったのかしら
ゾロ: 居眠りでもしてるんじゃねーか?
ウソップ: おーいチョッパー!
ナミ: チョッパー!
チョッパー: ・・・あ!・・・雪だ
今行くー!
ルフィ: うおおお うまそー!
ウソップ: チョッパー早くしろよー!
チョッパー: ごめーん
ルフィ: よーし!全員揃ったな!
野郎共!年越しの宴だーー!!!
一同: 乾杯ー!
ドラム島にヒルルクの桜が咲いた日は満月でしたので、満月の日にくれはとドルトンが麦わら一味復活の新聞記事を肴にお酒を飲むというストーリーです。映像からはっきりしたことは
王となったドルトンはかつてのドラム城にやはり住んでいないということぐらいです。あとはフランキーの髪型が今年の干支にちなんで羊型になっているのも新しいですね。まぁ、新作部分はオマケ程度の内容だと始めから分かりきっているので、普段アニメワンピースを観る人でも録画して新作映像部分だけを観るのが大半だったんじゃないでしょうか。私も含めて。
ワンピース映画のどん底低迷期に公開され、
下手くそなトレースみたいなクソ作画で御馴染み(?)の「エピソードオブチョッパー+」をまだマシなTVシリーズレベルのアニメでサンドイッチするという今回の企画は、年越し特番にアニメを再放送すること自体よりファンの見方によってはある意味斬新というか黒歴史を晒しているというか。あのクソ作画を大晦日のゴールデンタイムに垂れ流すぐらいなら、視聴率はどうあれ、TVシリーズのドラム島編を再編集した2時間スペシャルを放送した方が良かったとは思います。
テレビ局が自ら顔に糞もとい泥を塗っていくスタイル・・・いや、敢えてクソ作画の映画を放送することでTVシリーズの作画が悪いという感覚を麻痺させるという意図が微粒子レベルで存在する!
松本人志、大晦日は「僕はフジテレビの『ワンピース』を見ますけどね、斬新ですから」
フジテレビの大晦日特番は「ワンピース」劇場