・ここまでのドレスローザ編
前話までの現状整理。
SOP作戦成功によりオモチャの呪いが解け、ドレスローザの真実が暴かれたドフラミンゴは、"イトイトの実"の能力でドレスローザ全体に巨大な"鳥カゴ"を作り、国中にいる者全員が賞金稼ぎになる”殺しのゲーム”を開始する。ドレスローザの地形はピーカの能力により大きく変えられた。
<ゲーム終了の条件>
・ドフラミンゴの首を取ること、あるいは12名の「受刑者」たち全ての首を取ること。
※変更→「鳥カゴ」収縮による皆殺し
<ルール>
・「鳥カゴ」からは誰も逃げられない。外への通信も不能。
【ルフィ】
所在: 中心街
目的: ドフラミンゴの討伐
仲間たちの数々の援護によりついに王宮最上階に到着。ドフラミンゴ、トレーボルと戦闘開始。ドフラミンゴと戦うローはドフラミンゴに右腕を切り落とされ瀕死になるが、トレーボルに大打撃を与えることに成功。トレーボルは自爆し、戦闘不能のローは退場。ルフィとドフラミンゴの一騎討ちが始まり、ルフィは〝ギア4〟を発動する。ドフラミンゴがルフィに吹っ飛ばされ、戦場は中心街へ。ルフィはドフラミンゴをあと一歩のところまで追いつめるが、ギア4(バウンドマン)の時間切れになってしまう。バウンドマン使用後10分間は戦闘不能な上、覇気が使えなくなるため、ドフラミンゴの反撃を受けるわけにはいかない。その時、コロシアム実況のギャッツとルフィらに初め加勢しなかった側のコロシアム戦士達が現れ、ドフラミンゴからルフィを逃がすことに協力する。
ローが麦わらの一味と海賊同盟を組んだ目的は、カイドウを倒すためではなく、遠回りにドフラミンゴを討つことだった。ローにとってドフラミンゴは13年前殺されたコラソンの仇。(~787話)
【コアラ】
所在: 王宮
目的: 戦争を助長しているドレスローザからの武器の輸出を止めること
革命軍のサボ、ハック、コアラはドレスローザに武器「生産」の場所を突き止めるために潜入。コアラは地下交易港で他国の貿易船が海賊船を装って武器貿易をしていることを発見する。その後、王宮の下「外壁塔」内部に潜入していたが、何かトラブルが起きそうなことを予期してサボに応援に来るよう連絡する。コアラが「外壁塔」で発見したのはバージェスだった模様。バージェスがルフィの命と〝ゴムゴムの実〟を狙って、ルフィのもとへ向かったことをサボに連絡する。(~786話)
【キャベンディッシュ】【ロー】
所在: 4段目「ひまわり畑」
目的: ドフラミンゴの討伐
キュロスはディアマンテに撃ち殺されそうになっていた娘のレベッカを救出する。ディアマンテとの戦闘はレベッカを守りながらの戦闘に苦戦していたが、到着したロビンがサポートにつき形勢が変わり、最終的にキュロスが勝利する。ルフィの指示でキュロスらは下の段に避難するが、ローはルフィを戦いに巻き込んだ責任として居残り、キャベンディッシュはローに付き添う。(~786話)
【バルトロメオ】【サイ】【チンジャオ】【ブー】【ハイルディン】【エリザベロー】【ダガマ】【オオロンブス】【イデオ】【スレイマン】【ブルー・ギリー】
New
所在: 「王宮のある台地」麓
目的: 鳥カゴを止めること?
ウソップあるいはルフィへの恩返しのため、初めはそれぞれがドフラミンゴを討つため王宮を目指したが、手を組み王宮を目指すルフィ達を援護する。「王宮のある台地」にドンキホーテファミリーがいなくなった今、鳥カゴを止めるために動き出す?動けるはずがないような重傷を負っていた戦士たちも復活してるのは、マンシェリーの治癒の能力が関係しているらしい。(~787話)
【レオ】【カブ】【マンシェリー】
New
所在: 「王宮のある台地」麓
目的: マンシェリー姫の救出
治癒の能力者であるためにドフラミンゴに一人捕らえられていたトンタッタ族のマンシェリー姫を救出する。マンシェリーはレオに夢中。レオとマンシェリーはローの右腕の縫合手術に臨み、手術は成功した模様。コロシアムの戦士達の復活はマンシェリーが選んだ「ドレスローザの延命措置」によるものらしい。(~787話)
【キュロス】【ロビン】【レベッカ】
New
所在: 「王宮のある台地」麓
目的: ルフィの援護
バルトロメオが作ったバリアーの階段で、ひまわり畑から下の段へ避難する。レベッカは一人でどこかに向かっている。(~787話)
【サボ】
所在: 中心街
目的: ルフィの援護
密かに革命軍に入隊し革命軍No.2の「参謀総長」にまでなっていたサボはルフィと入れ替わり、ルーシーとしてコロシアム決勝戦に出場。優勝賞品である”メラメラの実”の能力を手に入れる。革命軍の目的はドレスローザの武器「生産」の場所を探し出すこと。サボは一人、兄としてルフィを援護するため、海軍をくい止めるが、大将藤虎(イッショウ)との勝負は引き分けに終わる。王宮に潜入しているコアラからバージェスがルフィの命を狙っていると連絡を受けてルフィのもとへ駆けつけ、バージェスの強襲を阻止する。(~787話)
【ウソップ】【ヴィオラ】【リク】
所在: 旧「王の台地」
目的: -
受刑者を捕らえようとして王の台地に集結したドレスローザの国民達に何をするべきか尋ねられたリク王はルフィ達がドフラミンゴを討ってくれることを期待して、少し待つことを提案し、戦況を見守る。その後、リク王は下に降りて被害者を減らす為に働く。鳥カゴが縮まる最中、旧「王の台地」も安全ではないとして、ヴィオラらも下に降りて避難する。(~787話)
【藤虎(イッショウ)】
所在: 旧「王の台地」の裏
目的: -
イッショウはローと麦わらの一味の海賊同盟の真相、グリーンビットへ向かった目的を調べるため、ドレスローザに派遣される。同盟が真実だったため、ローの七武海の称号剥奪を決定し、ローと麦わらの一味を追う。ドフラミンゴが”鳥カゴ”のゲームを始めてもなお、ドフラミンゴではなく海賊同盟の追跡を続けるが、それにはドレスローザ国民の想いを酌んだ高度な判断があった。追跡は本気ではなく、麦わらの一味らがドフラミンゴを討ち取ることを期待している。ゾロが宙で斬りエリザベローが吹き飛ばしたピーカの巨大な岩が街に落ちる前に能力で浮かせ、住民を避難させていた。また、〝王下七武海〟制度の完全撤廃を望んでいる。(~785話)
【ゾロ】【錦えもん】【カン十郎】
所在: 「SMILE工場」付近
目的: 鳥カゴを止めること
ピーカを討ち取る。鳥カゴが縮まる最中、ゾロは錦えもんとカン十郎を連れて、鳥カゴを止めに行き、武装色の覇気を纏った刀で鳥カゴを押す。(~787話)
【フランキー】【トンタッタ族】
New
所在: 「SMILE工場」
目的: スマイル工場の破壊、スマイル工場で働くトンタッタ族の解放
インヘルが率いるトンタッタ族は騙されて工場で働かされている仲間たちの救出に成功。フランキーは工場の破壊を阻止しようとするセニョールと戦闘。互いに満身創痍の中、漢の賭けに勝ったフランキーに軍配が上がる。トンタッタ族はスマイル工場内部を破壊する。鳥カゴを止めに行くゾロ達に遭遇したフランキーは鳥カゴで斬られないSMILE工場で鳥カゴを押す方法を思いつく。(~787話)
【サンジ】【ナミ】【チョッパー】【ブルック】【モモの助】【シーザー】
所在: ドレスローザの沖
目的: シーザーを連れて作戦の次の島「ゾウ」を目指す
シーザーを連れてサニー号で、ローの作戦の次の島「ゾウ」を目指す。途中、ドレスローザの沖にてドフラミンゴとは別の理由でシーザーを追うビッグマム海賊団の攻撃を受け、戦闘に?!(~730話)
<その他のキーパーソン>
【リッキー】
鉄仮面、ドクロマントの老剣士。盾を持たない戦い方が特徴的。元剣闘士だが、コロシアムに彼を知る者はいない模様。正体はドレスローザの先代国王リク王。10年前、ドフラミンゴの計略により国を奪われる。
【キュロス】
20年前まで活躍していたコロシアムの歴史上、最強の剣闘士。片足の兵隊の正体。10年前、オモチャにされた時、シュガーが契約を交わし忘れたため、オモチャ達の中で唯一自由に行動することができた。レベッカの父親。
【レベッカ】
コリーダコロシアム専属の女剣闘士(”囚人剣闘士”)。国民に恨みを買ったドレスローザの元国王リク王の孫(”幻の王女”)。ドフラミンゴが新しい国王になった際、母親のスカーレットをドンキホーテファミリーに殺される。片足の兵隊の正体が実の父親だとは知らなかった。
【ヴァイオレット】
"ギロギロの実"の能力者。正体は元ドレスローザの王女ヴィオラ(レベッカの叔母)。10年前、リク王(父)を殺さないことを条件としてドンキホーテファミリーに入る。"千里眼"の能力を持つ彼女は昨夜からサニー号の接近に気づいていたはずだが、ファミリーには報告しなかった。一時はサンジを罠にかけたが、ファミリーを裏切りサンジに協力する。ヴァイオレットは能力で「リク王軍」の行動をずっと見ていた。
【コラソン】
コラさん。本名ロシナンテ。ドフラミンゴの実の弟。元ドンキホーテファミリー幹部。海軍のスパイとしてドンキホーテファミリーに潜入していたが、裏切りがばれ13年前にドフラミンゴに殺された。コラソンの目的は弟として兄ドフラミンゴの〝暴走〟を止めることであった。珀鉛病によって自暴自棄になりドンキホーテファミリーに加入したローに自分を取り戻させ、海軍も裏切って〝オペオペの実〟をローに食べさせ不治の病から命を救った。
【ベラミー】
”2年前”ドフラミンゴに見捨てられたベラミーは、かつてその存在を信じる者を笑っていた”空島”へ行き、海賊団の仲間を失ったが、スカイピアの黄金を持ち帰りそれをドフラミンゴに寄与することで再びドフラミンゴの部下になっていた。コリーダコロシアムで今回優勝すればドンキホーテファミリーの幹部になれることをドフラミンゴから約束されていたが、Bブロック予選で敗退。ベラミーに愛想を尽かしたドフラミンゴから指令を受けたデリンジャーに殺されかけるが、バルトロメオに助けられる。建前では殺されかけてもなおドフラミンゴへの忠誠を示すが、ルフィにも割と協力的である。
・マンシェリーの戦い
前回、動けない筈の重傷を負っているコロシアムの戦士達が動けるようになったのは、〝チユチユの実〟の能力者マンシェリーが飛ばしている〝
チユポポ〟というタンポポ(の綿毛)の効果だと判明。
〝チユポポ〟は
広範囲の人々に奇跡的な超回復をもたらしますが、
たった数分間しか効果が持続しないという欠点があります。復活したコロシアムの戦士達にレオが「安心はしないで」や「延命措置」(
787話)と言っていたのは、やはり期限付きの回復だったからでした。
一方、話タイトル「私の戦い」の「私」は
マンシェリーのことで、
前回の考察では同じくレオの台詞「マンシェリーの選んだ」という部分についてミスリードしていますが、この「選んだ」というのは「ドレスローザの延命措置」という〝戦い方〟を選んだという意味だったわけです。
※HASHI ✉️(手紙;Letter)→ はしれたー → 走れたー
〝チユポポ〟は能力者(マンシェリー)の涙の成分によって実るタンポポ。マンシェリーは今、ドレスローザを憂い涙を流し続けているため、〝チユポポ〟はしばらく飛び続ける模様です。鳥カゴが収縮しきるまで効果が保てばいいので、数分間の超回復でも効果は十分ですが、
ドフラミンゴまでも超回復してしまわないかハラハラしますw
ちなみに、
前回、藤虎が気づいた何かの正体は〝チユポポ〟だった模様です。
787話
・鳥カゴを止めろ
海楼石造りのSMILE工場で鳥カゴを押すフランキーとトンタッタ族。
787話
バルトロメオのバリアーで鳥カゴを押すコロシアム戦士軍団とロビン。
武装色の覇気を纏った刀(カン十郎は筆)で鳥カゴを押すゾロとワノ国の侍二人・・・
と、海軍大将。
さらにドレスローザ国民と海兵がカゴ押しに加勢した結果、鳥カゴの収縮が減速。そしてルフィ復活まで、あと1分。もう少し踏んばれ!