・昼の王と夜の王
モコモ公国に昼の王と夜の王の二人の王がいることについて、詳細が明らかになっています。
昼の王と夜の王の存在が明らかになった
807話ですでに考察していましたが、やはり、
昼行性と
夜行性が関連していました。ただし、昼行性と夜行性のミンクがそれぞれ昼の王と夜の王のもとについているわけではなく、モコモ公国のミンク達さらに二人の王が
昼行性と夜行性に分かれたのは、現王の代に始まったことだというのです。
モコモ公国の正式な王はイヌアラシ公爵ですが(王なんだか公爵なんだか)、代々神聖な”くじらの森”を守るネコマムシの旦那にも同等の権力があるそうで、モコモ公国には元より二人の王がいます。しかし、現代のイヌアラシ公爵とネコマムシの旦那は
顔を合わせると殺し合いをし兼ねない程に仲が悪く、互いに顔を合わせないために、昼夜で分割した生活を送るようになり、それぞれ昼の王、夜の王と呼ばれるようになったようです。それに伴って、それぞれの王につくミンク達も王の生活に合わせたために昼行性と夜行性に分かれています。ここで言う昼行性と夜行性は本来の意味でそれぞれ昼と夜に活動が活発になるというだけでなく、そうでない時間は眠ってしまいます。つまり12時間睡眠です。
イヌアラシ公爵とネコマムシの旦那の仲が悪くなった理由は不明ですが、二人は昔は親友だったらしく、共に海に出ていた時期もあるとのこと。イヌアラシ公爵は
シャンクスにも会ったことがあるようです(イヌアラシ公爵が寝てしまったため詳細不明)。
・犬嵐三銃士とネコマムシの旦那
再びモコモ公国とジャックの戦争の場面回想。
● 三銃士
全力のシシリアンと犬嵐三銃士の他二人(名前不明)。本話ではワンダとキャロットも銃士隊の一員と判明しています。
● ネコマムシの旦那
夕方6時起床のネコマムシの旦那。夕方6時になりイヌアラシ公爵ら昼のミンク族とバトンタッチとはいきませんが、交替する形でクラウト都にやって来たネコマムシの旦那と侠客団。起きてすぐ全力疾走で戦地に向うとは非常に目覚めがいいですw
実力は国一番の戦士のイヌアラシ公爵と互角。巨大なマンモス姿のジャックを軽々と一本背負いしてみせます。ダボシャツに腹巻き、首からぶら下げているのはお守りでしょうか。
フーテンの寅さんスタイルです。早速、お守りが描き忘れられている気がしますが気にせずいきましょう(画像右:Before、画像左:After)。
『男はつらいよ』の寅さんこと故・渥美清さん
・黒いツノ
「
”黒い角”の者達にに気をつけろ」。SMILEを食べたゾオン系能力者集団と思われる百獣海賊団の
ギフターズについて、銃士隊が示唆的な発言をしています。頭の二本の黒い角はシープスヘッド登場時からすでに確認されており、百獣海賊団のデザインのアイコン的なものかと思っていたのですが、どうやらこの黒い角はギフターズ、すなわち
SMILE能力者を見分ける目印になっているようです。確かにプレジャーズには角は付けていますが、黒くはありません。
808話
前回名前が判明した
ジンラミーにも同じ黒い角が生えており、彼女もギフターズの一人だと分かります。この角がSMILEを食べた者に生えてくるものなのか、ギフターズに付けさせているものなのかは不明ですが、プレジャーズの角と比較すると頭から角が直接生えているように見えます。シープスヘッド登場以前にパンクハザード編で確認されている百獣海賊団幹部と思われる両角海賊(※アニメ版表記)もギフターズなのでしょうか。
675話
この海賊(画像中央)が百獣海賊団幹部と考えられる理由は、ジャックに”様”付けしていないだけなのですが、ジャックと同等、百獣海賊団で言うところの「大看板」ではなかろうかと。となると、ジャックを含め3人いるという”災害”の一人なのでしょうか。
ちなみに、SMILEを買い集めているというカイドウ本人には黒い角は見当たらず、SMILEを食べると黒い角が生えてくるのであれば、カイドウがSMILE能力者である線は消えます。
・ジャックの懸賞金
本話でジャックの部下が、ジャックの首にかけられた懸賞金額が
10億ベリーだと発言。
これが本当だとすると、これまで明らかになっていた懸賞金額で最高額だったエースの5億5000万ベリーを遥かに凌ぎます。災害と称される程に悪業を積んでいますから、実力よりも民間人への危険度が懸賞金額を釣り上げていると考えられます。
【懸賞金ランク】 賞金首手配書リスト